みなさんは、2ちゃんねるの元管理人、西村博之(通称ひろゆき)氏をご存知でしょうか。
2ちゃんねるは言うまでもなく悪名高いサイトですし、ひろゆき氏自身も色々と評判の悪い人です。
でも、私はひろゆき氏に対して一つリスペクトしているところがあるのです。
それはあっけらかんと「自分は人から嫌われるものだと思っている」と言えちゃうところ。
私、思うんです。
「別に嫌われたっていいや」って思うことができたら、世の中のかなりの人数は幸せになれると。
ぶっちゃけ、別にスピリチュアルな本なんて読まなくったって、「嫌われても生きていけます」って思えれば、幸せになれますよ。そう思いませんか?
だって「全てに感謝です」って言ってたって、幸せになれないでしょ?
全てに感謝する前に「嫌われたって生きていける」っていう開き直りを持てば、それが実は幸せへの一番の近道って人は大勢いるはずです。
実際ひろゆき氏だっていろんなところで嫌われまくっていますが、普通に生きています。むしろ人生楽しそうです。
私も、昔から何をやっても叩かれるし嫌われてきました。
何をやっても「普通」の枠からはみ出るので、どう動こうと何を言おうと必ず叩かれるのです。
でも、それが私を一番育ててくれました。
私はほめられて伸びる人間じゃなくて、叩かれて伸びる人間なので。
(詳しくは「好きなこと」が見つからないなら、怒れで)
あえて嫌われようと、露悪的に振る舞う必要はもちろんないです。
でも「ありのまま」でいて嫌われるなら、別に嫌われていいじゃないですか。
そこに一番の学びがあるからこそ嫌われているのです。
嫌われたからって、死にません。
嫌われたら生きていけないなら「憎まれっ子世にはばかる」って言葉は生まれなかったでしょう。
時には嫌われることを楽しんでみてはいかがでしょう。
人生、新しく開かれますよ。
Was mich nicht umbringt, macht mich stärker.
私を殺さないものは、私をいっそう強くする
――フリードリヒ・ニーチェ
集英社
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