「好きなことが見つからない人」の共通点
リンデンバウムのスピリチュアルカウンセリングで
「何をやってもつまらない」
「自分が何をしたいのかわからない」
「熱中できるものが見つからない」
と相談する方がいらっしゃいます。
そこで、「自分の生まれてきた意味、使命を知れば、人生は変わるのではないか…」と思われるのですね。
ですが、このような方にガイドが素直に人生の使命をメッセージで伝えることは、あまりありません。
このような方は大抵、生命力が弱い、スピリチュアルにいうと「グラウンディングが弱い」からです。
そういう方に使命をお伝えしても
「はぁ…、そうですか……」
で終わってしまって、ちっとも現実を変えようとしないケースが多いのも、ちゃんとお見通しなのです。
それじゃあ何を言っても意味がない。彼らは伝えても無駄なメッセージは、伝えません。
なぜ「夢中になれない」「好きなことが見つからない」と思いますか?
環境のせいですか?
性格のせいですか?
能力のせいですか?
「好きなことが見つからない」という人を見ていると、とある共通点に気づきました。
「好きなことが見つからない人」というのは「怒るのが下手な人」です。
「怒り」の感情をうまくマネジメントできない人は「情熱」も上手く使えません。
なぜなら、情熱と怒りは表裏一体。コインの表と裏だからです。
怒りのエネルギーを上手く使おう!
スピリチュアルな用語で専門的に言うと、この問題は第一チャクラの管轄になります。
第一チャクラのエネルギーが滞っていると、現実的な問題にガツガツと対応する力が弱くなってしまいます。情熱がわかず、何をやっても中途半端で投げ出してしまいます。
肉体の力強さをつかさどるチャクラなので、ここが弱いと体も弱くなって病気がちになります。
スピリチュアルなことに興味のある人は、この第一チャクラが弱い人が多いです。
言い換えるとグラウンディングが弱いのです。
なんて、そんな専門的なことばかり言ってもわかりにくいですよね。
要するに「怒るべきところで怒れずに、常に穏やかでニコニコしていると情熱は枯れてしまう」ということです。
(このあたりをもっと詳しく掘り下げたい方は、チャクラヒーリングをご覧ください)
怒りのパワーというのはものすごいものです。
実際私も、「怒っている時が一番エネルギッシュになれるな」と感じています。
私などは典型的体育会系人間で、「ほめられて伸びるタイプ」ではなく「叩かれて伸びるタイプ」です。
褒められるとすぐ飽きて何でも投げ出します。逆に「なんだお前、大したことないな」とかダメ出しされると、
「何ですって!?今の言葉、聞き捨てならない!
いい!?あんたのこと絶対見返してやるから、今の言葉覚えてなさいよ!
『自分が間違ってましたすいません』って絶対言わせてやるから今に見てろ!!!」
ともうメチャクチャ燃えます。
ホントこういう時の私は絶対負けません。
石にかじりついてでもやり通してやる!というエネルギーに満ち満ちます。
実は私にとっては批判的な人が、自分を最も育ててくれる人です。
「Was mich nicht umbringt, macht mich stärker.――私を殺さないものは、私をいっそう強くする」と言ったニーチェじゃありませんが(笑)私のエネルギーに火をつけてくれる、ありがたい方です。
スピリチュアルなことに興味のある人は、怒りの感情を恐れすぎている人が多いと思います。
もしくは「怒っちゃいけない!」と怒りを抑圧してしまう人も多く見られます。
確かに、怒りにとらわれていつまでも怒っていると、もちろん悪い影響ばかり出ます。
だけど、怒りだって必要なのです。
この世に意味も無く存在するものなんて、ひとつもないのです。怒りだって、大切な感情なのです。
怒りだって、ポジティブに利用すれば逆境を力強く乗り越えるエネルギー源になります。
今のような時代には、それこそが何より大切な要素ではないでしょうか。
「なにくそ負けるもんか!」って気持ちなしに、今の時代を乗り越えていくのは厳しいでしょう。
人生に情熱が感じられない、好きなものをみつけられない人は、まず自分の怒りを解放すること、素直に怒りを表現することを自分に許しましょう。(具体的にどうしたらいいかわからない方はスピリチュアルカウンセリングできいてください)
怒りのエネルギーを情熱として昇華させることができれば、楽しいことをみつける、すなわち生きることの充実感を得るのは簡単です。