シンクロが運んできた習い事
2月から、本格的に和裁を習っています。
今まで自分でも独学で10枚ほど着物を縫ってきました。
この本を参考に♪
ある日、共八掛の色無地の反物を手に入れて「これを袷(裏地のついた着物)に縫いたい」と思ったんです。
でも、袷は独学じゃちょっと難しい。
どうしようかな~と思っていた頃、「キモノで日本酒の会」があったんです。
そこで出会った女医さんと意気投合し、その方行きつけの着物屋さんへ連れてってもらったところ「和裁教室をはじめる」という話が!
渡りに船で、「アラフォーの手習い」を始めることにしました。
基礎の運針から始まって、今はゆかたを縫っています。
ひと針ひと針縫うごとに、心がゆったり、落ち着いてくるのがわかります。
お針は、セラピーです。
お針をした後は、とっても心が満たされて、人に優しくなれるのがわかります。
縫い物をすると、女性としてふかーくグラウンディングされるのです。
針仕事には、「女性としての自分をいつくしむことの大切さ」を気づかせてくれる何かがあります。
すべての家事は、セラピーである
「う~ん、でも、私不器用だから手芸は苦手」
という方なら、他の家事はいかがでしょう。
どんな方でも、ひとつくらいは好きな家事があるでしょう。
一つ一つのこまごまとした家事をいとおしむのは、本当に幸せな時間です。
料理を作るのは、錬金術です。
だって、野菜や穀物を、形を変えて美味しくしてしまうんだもの。
それって、魔法でしょう?
料理がうまくできたら「こんな美味しい料理が作れる私って、なんて素敵な人間なんだろう」って自分をほめてくださいね。
当たり前のことなんかじゃない。すごいこと。
自分でそう認めることが、何より大事。
人がどう言うか、どう思ってるかなんて、関係ないんです。
一番大切なのは、家事をしているときに「ああ、私ってすごいな。幸せだな」って思えることなんだから。
オウチ外仕事だって楽しい♪
「でも、やっぱり家事は全部ダメ!」
という方は、庭仕事や日曜大工はいかが?
私もこの間、リンデンバウムサロンの壁を自分で塗り替えました。
漆喰です♪
出来上がりは「カフェのよう!」ってお客様からも好評^^*
素人でも結構できちゃうモンですよ~~♪
それもそのはず、漆喰を壁に塗るのって、ヨーロッパではもっぱら主婦の仕事らしいです。
キレイにぬれなくったって、それが逆に味になるし!
なんてことない日常でも楽しいことは、いくらでも転がっています。
ちょっと探せば、いくらでもあるのです。
幸せへの一番の近道
ここで最後に一番大切なことを。
何をやっていても楽しめない人がいます。
何をやっても夢中になれない人がいます。
そういう人は、一度自分の胸に手を置いて聞いてみてください。
「これは、誰のためにやってるの?」
この答えが「自分のため」と返ってきたら、それはあなたの真の喜びにつながる行為になります。
逆に、
「夫のため」
「子供のため」
「誰かのため」
こう答えが返ってきたなら、やめましょう。(どうしてもやらなきゃならないことなら、必要な分だけやりましょう)
人のためにやっていても、続きません。
人間は、自分のためにならなきゃ、できないのです。
もちろん、それが「自分のためになるけど自動的に人のためにもなる」ということなら結構です。(たとえば「自分含む家族の晩御飯を作る」なんてことですね)
でも、「自分0%」のことって、必ず破綻します。
何をやるにしても「人に認められるためにやっちゃダメ」なんです。
人からほめられるために何かやったって、心からは満たされない。
そういうことは、どんなことでも最後は行き詰ります。失敗します。
自分がやってて楽しい!
人から認められなくったって楽しい!
ただひたすらやることが楽しい!
これでこそ、魂からの喜びを得られます。
それが、たとえなんてことのない茶碗洗いだって。
ゴハン作ってて幸せになれたら、もうそれは最強です。
だってそうでしょ、毎日幸せになれるでしょ。
幸せへの一番の近道は、今の生活を愛すること。
できるだけ、小さなことに愛を向けて、味わうこと。
幸せ上手は、愛し上手。
自分の生活、愛してくださいね。
ほっこり穏やか生きたい、「いつかカワイイおばあちゃんになりたい」と思っている方はターシャ・テューダーの本を手にとってみては?