【干支】2024年 甲辰の年に起こること

四柱推命/算命学
イラストAC

あのー
2024年がどんな年になるのかって
もう1月も半分過ぎましたよ?

本当にそうですね!
ただ、四柱推命とか算命学とか、東洋の占いでは実はまだ年は明けていません。
東洋の占い的に一年のはじめは春分からでカウントします。今年は2/4です。

この記事では2024/02/04から始まる甲辰(きのえたつ)年がどんな年になるのか書いていこうと思います。

2024年~陽木の龍の年

さて、私は先日「干支の午って本当に馬だ」という記事を書きました。

この記事を書くために、安岡正篤先生の「干支の活学」を再読しました。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話) (Amazon)

そこには昭和41年の丙午ひのえうまの年がどうなるか、ということが書かれておりまして。
で、ぱらぱらとめくったら、当たり前ですが丙午の2年前は甲辰。

Nozomi
Nozomi

あっ
甲辰
2024年の干支ではないか!

60年前の甲辰(昭和39年)は、こんな風に書かれていました。

いついかなる場合にも喜びの心を

先哲の教えに、「人間はいかなる場合にも喜神を含まなければならない」ということがございます。「喜神」とは「喜ぶ心」であります。

言うまでもなく我々の心の働きにはいろいろあって、その最も奥深い本質的なしん、これは神に通ずるがゆえに「しん」と申すのであります。

人間はいかなる境地にあっても、心の奥底に喜びの心を持たねばならぬ。
これを展開しますと、感謝、あるいは報恩という気持ちになるでありましょう。

新しい年を迎えて世界の国々を見渡した時、しみじみとこの日本の平和な新年に喜びを感ぜざるを得ないのであります。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話)  甲辰――昭和三十九年

これは、60年前の昭和39年の新年について語られた文です。
しかし、まるで2024年のことを書いているようにも見えます。

ロシアだけでなく中東でも、紛争はやみません。
元旦に悲惨な震災こそありましたが、日本に中東やロシアのような兵器の雨は降ってきておりません。

「新しい年を迎えて世界の国々を見渡した時、しみじみとこの日本の平和な新年に喜びを感ぜざるを得ない」
60年後の2024年も、安岡先生のこの言葉が心にしみます。

昭和だろうと令和だろうと、甲辰の年は甲辰。
同じような巡りになっているのです。
不思議ですね……。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話) (Amazon)

旧体制を破り創造を伸ばすべし

今年の干支えと甲辰こうしん(きのえ・たつ)であります。

  • 甲の意味
    甲はよろいで、鱗――よろいをつけた草木の芽が、そのからを破って頭を少し出したという象形文字で、これを人事に適用いたしますと、旧体制が破れて革新の動きが始まるということを意味しておる。そこでこれを実践的に考えると、この自然の機運に応じて、よろしく旧来のしきたりや陋習ろうしゅうを破って、革新の歩を進めねばならぬということになるわけであります。
  • 辰の意味
    と同時に「辰」という字は、これは説文せつもん学上から言うと会意文字で、理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろの抵抗や妨害と闘いながら歩を進めてゆくという意味であります。辰の厂の次に書いてある二は、上・天・神・理想をあらわす指示文字で、振・伸・震と相通ずる意味を持っている。
  • 甲辰の意義
    だから甲辰の意味するところは、ちょうど春になって、新芽が古い殻から頭を出すのであるが、まだ余震が厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないと同じように、旧体制の殻を破って、革新の歩を進めなければならぬのであるが、そこにはいろいろの抵抗や妨害があるために、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びてゆかなければならぬということであります。
    つまり革新的歩みを進めるにあたっての外界の妨害や抵抗、それとの交渉、動揺を表しておる。したがってこれは、自然の機運と共に、人間の使命・実践の問題であります。
干支の活学 (安岡正篤人間学講話)  甲辰――昭和三十九年

なるほど、甲辰とはもういらなくなった古いパターンを手放す準備の時といえそうですね。
でも、すっきり手放して次に行くというよりは、古いものを捨てていくためにその抵抗となるブロックを外していくという前段階が必要となる。

その準備をしていくのが甲辰。だから焦らず粘り強く変えていく姿勢を保つということですね。

じゃあ、現在の癸卯(2023/02/04~2024/02/03)の年はどんな流れの年だったのでしょう?

干支の活学 (安岡正篤人間学講話) (Amazon)

昨年の干支は癸卯みずのとうであります。
この干支の意味するところは、筋道を通さなければ、物事が紛糾して始末がつかなくなり、場合によっては、ご破算に持ってゆかなければならぬようなことになるということでありました。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話)  甲辰――昭和三十九年
太字強調は記事作成者による

ええーっ!
これは松本さんのこと!?

さらに安岡先生はこう続けます。

だから昨年において筋道を通すことを怠り、収集すべからざるゆきづまりに到達しておるとすれば、あるいは到達すればするほど、今年の甲辰は、どうしてもその殻を破って、またその殻が破れて、それだけになお難しくなる。

去年の成績が悪ければ悪いほど、今年は妨害のほうが強いから、芽の伸び方が苦しい。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話)  甲辰――昭和三十九年

安岡先生の解説から見ると、松本さんの状況はより厳しいものになりそうですね……。
干支の意味って、すごい。

古い体制をうち破り、新しいステップに進む準備をせねばならない。2024年、甲辰はそのようなエネルギーの年なのですね。

実は、ここを読み返して「メルマガに書いたこととシンクロしている」と驚きました。
以下に、2024/01/13のメルマガを一部抜粋してご紹介します。

今回、セッションで頂いたお金の中から義援金を寄付することができました。セッションでご縁をくださった方々に、心より感謝申し上げます。

意味のないことは起こらない。
スピリチュアルな真理です。

ならば、どうしてこんな無残な地震が起きるのか?
人間としての視点からは、どうしてもそう考えてしまいます。

しかし、私はやはりスピリチュアルな視点で見ると、今回の地震にも意味があると考えます。

今回の地震から私たちが学ばねばならないこと。
それは「変化の必要性」ではないでしょうか。
言い換えると、「変わらない保守・伝統は滅びていく」ということ。

今回地震が起きた地域は、大変保守的な地域です。伝統を守り生きている人たちが、残ってきた地域です。

それが崩れた。
つまり、古くなったものが一掃された。

誤解しないでいただきたいのですが、伝統が悪いわけではありません。昔ながらのやり方を守ることが悪いわけではありません。

しかし、宇宙の法則として考えると「変易」というものがあります。
わかりやすくいうと時代の流れというものがあります。
そういうものを無視して、ずっと同じことを繰り返そうとすると、そこにはゆがみが生まれてしまうのではないでしょうか。

伝統を守ってもいい。
昔ながらのやり方を守ってもいい。
しかし、根幹は守ったとしても、表面は時代に合わせて変化していかねばならない。

そこを変化せずにいると、エネルギーのゆがみがたまって、ある日一気に崩れ落ちてしまうことがあります。

これは地震だけの話ではありません。
最近のダウンタウン・松本人志さんのスキャンダルもそうです。

これ、30歳以下の方はぴんと来ないかもしれません。
「性加害なんてダメでしょう。活動休止は当然の結果」としか思わないかもしれません。

しかし、私は松本さんの全盛期を知っています。40代以上の方は、共感してくださることでしょう。

まっちゃんはすごかったんです。
本当に天下をとっていたんです。
そんな人が、今女性の告発一つで活動休止に追い込まれています。

20年前だったら
「ホテル行く女が悪い」
「芸人なんだから女遊びも芸の肥やし」
「女だってまっちゃんとヤれて嬉しかったくせに」
こんな感じの反応で終わったことでしょう。

多分、20代以下の方は「そんな世界は信じられない!」と驚かれることでしょうね。

当然ですがその違和感のほうが今の時代的には正しくて、上のような言葉は2024年には通用しません。
時代は移り変わっているのです。

善が正しいから悪が成敗されるわけではありません。
まっちゃんだって20年前だったら全く問題にならなかったでしょうし、今回地震があった能登の方々が「悪いカルマを持っていたから地震が起きた」なんてこともあり得ません。

そうではなく、流れがあるのです。
根幹を変える必要はないけれども、表面は時代に合わせて変えていく必要があるのです。(中略)

私も、5年前に「推し活をやめろ」だの「コミュニケーションが大事」だの「転職してどうすんの」だの、そんなことは言いませんでした。でも2024年の今は言います。

なぜなら、流れが変わったからです。(本当に変化が速い)

10年前なら「内向的な自分も大切にしたい」という言葉に「そうですね、それも大切ですね」と同意しました。

しかし2024年の今同じことを言われたら「それはいけません。2020年代に陰キャ・コミュ障で人見知りしてたら、人生詰みます。お願いだから目を覚まして!涙」と必死で説得します。

10年前と同じことを同じ風に続けてはいけないのです。
根本は変えなくてもいいけれども、パッケージ(表面)は時代に合わせて変えていく必要があるのです。

今回、能登という非常に保守的な地域で多くの家が崩壊したのは、示唆に富んでいると思います。

もちろん私個人としては復興を望みます。
しかし同時に、まったく同じ形で同じ家を建てて同じ生活をしようとするのは、天の意には沿わないとも思います。

変えなければいけないのです。今の時に合った形に。
歌舞伎なんかもそうですが、ルパン三世など今の時代に合った形に根幹を残したままどんどん変化させていっています。

繰り返します。
10年前と同じでいてはいけないのです。

アップデートが必要。
今回の地震や松本さんのスキャンダルは、そう私たちに告げているのではないでしょうか。

リンデンバウム メールマガジン 2024/01/13号

やはり、2024年、甲辰の年には革新――アップデートが必要。
安岡先生は甲辰の年を生きるに、こうすると良いとおっしゃいます。

とにかく今年は、そういう意味で因循姑息・事なかれ主義でやってまいりました今までの旧体制が否が応でも破れて、新しい動きが出てくる。

この機運に乗じて、進んで積極的に旧体制を破り、そうして新しい革新の行動を起こさなければならない、ということを明確に考えることであります。

したがって、来年へかけてのこの一、二年は、日本にとってすこぶる多事多難であります。

しかるに、この間行われた自民党大会などを見ておっても、その点は社会党なども同じことでありますが、そういう自覚がはなはだ足りぬようであります。

干支の活学 (安岡正篤人間学講話)  甲辰――昭和三十九年

うーん、これは、本当に60年前のことを書いているのでしょうか?
2024年の今も、自民党は裏金問題で揺れています。

「進んで積極的に旧体制を破り、そうして新しい革新の行動を起こさなければならない」
岸田総理はこの課題にどう取り組むのでしょうか。

いや、岸田さん以上に、日銀の植田総裁のほうがこの「新しい革新の行動」が難しそうに見えます。はたして植田さんはこの甲辰の年に金融緩和の出口戦略を積極的に打ち出していく……のでしょうか?

甲辰と日居天中殺

旧体制を破り新しい革新を起こす。
甲辰という干支は、面白いです。
命式で甲辰が日干支に来ると、日居天中殺になります。

日居天中殺は「精神の貴人で現実の野人」と言われます。
これ、まさにてんちむちゃんだなと。
てんちむは日干支・甲辰の日居天中殺の人なのです。

安岡先生の甲辰考を読んだ後に日干支甲辰なてんちむを見ると、確かに「進んで積極的に旧体制を破り、そうして新しい革新の行動を起こ」しているなと思います。

中学生失格(Amazon)

私は中学生失格でてんちむを知った人間なので、余計にそう感じるのかもしれません。
黒髪優等生から金髪ギャルへ。私もそういうタイプだったので、非常に共感したのを覚えています。
人生にはギャルが必要です。間違いない。

実は、リピータールームでてんちむちゃんと甲辰について考察した「過去も未来もない。今を生きる日居中殺」という記事を書いております。リピータールームご利用の方は、よろしければお読みくださいませ。

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