990円の神スカートが素晴らしい
ユニクロのナローフレアマキシスカート。
2023年11月時点で990円で売られています。

これが非常に良いのです。
スカート丈が90センチ以上あって高身長の私でも短く感じない。
加えて、素材は綿97%+ポリウレタン3%。履き心地がスウェットみたいにらくちんで洗濯機で洗えます。
綿なので、ハイソックスやタイツと合わせても静電気が起こらず、まとわりつかない。
インナーでしっかり防寒すれば、これからの寒い季節にも使える点も素晴らしい。
ウエスト部分は総ゴムでらくちんなのに、スカート部分にギャザーが寄っていないので、キレイ目に着られる。黒だと綿っぽく見えないので余計にキレイ目度アップ。部屋着にできるレベルで楽なのに、部屋着っぽくない。
ウエスト部分はリボンで調整可能。
特に骨格ウェーブの人はお尻のサイズに合わせて選んでウエストは自分で絞ればいいので、着やすいと思います。
すばらしい。
本当に素晴らしい。
日常使いのスカートとしてヘビロテしております。

これがユニクロ。990円。
ちなみに上の画像はアウター以外、全部ユニクロです。トップスとインナーに着ているものは前AWシーズンに買ったユニクロ。もちろん今シーズンも着ております。
イージーケアかつエフォートレスかつスタイルアップを叶えてくれる、神スカート。なのですが、一つだけ不満点があります。それは――
ポケットがついていない。
既成服にポケットを増設しよう
いえ、わかっております。
プチプラ服に「ポケットがない」と不満を言うなんて、贅沢だと。
ポケットがあるほうがお腹周りもたついてスタイルがきれいに見えなくなることもあると。
わたぬき社長もおっしゃっている。
「僕たち縫製屋はポケットが一番きつい」と。
ポケットを省くことによってコストや時間効率を上げることができるのですね。
実際、お出かけ用のボトムスなら、ポケットなしでも全く問題ありません。
しかし、日常着(それこそユニクロの提唱する”ライフウェア”)――スーパーにお買い物に行ったり近所のカフェにぷらっと本を読みに行くような場面で着る「気楽な服」には、やはりポケットがないと不便。
ポケット、欲しい。
無いなら自分で付ければいい。
――というわけで、ユニクロスカートにポケットを増設することにしました。
過程

今回、こちらの記事を参考にしてポケットを増設しました。

ポケット用の布は、カナリヤ(手芸店)のパッチワーク用ハギレを買いました。確か200円くらい。
これ、シルバーのラメで水玉が入ってるんですよ。
基本外からは見えないので自分にしかわからないけれども、洗濯時に裏返したりすると気分がちょっとアガります。かわいい。
型紙は上にご紹介したページにあったものです。Lサイズ使用。

ポケットの端に、伸び止めテープをつけました。

リッパーでポケットを付ける分だけサイド部分をほどいていきます。
ついでにタグも外してしまいました。洗濯機でガンガン洗える系だとわかっているので。

ちくちく縫っていきます。

できました!
お気に入りの服を、もっと着やすくカスタマイズ。
ちょっとちくちくするだけで、毎日が少し楽しくなりますね。
骨格ナチュラルによるナチュラルのためのナチュラル自然派ホッコリ癒し100%記事
希少種・骨格ナチュラルのみなさん、お元気ですかー!
今日も元気にレッドデータブックに載ってますかー!(それじゃ絶滅するやつ)

3つの骨格タイプのうち、ナチュラルって少ないという話を聞きます。
ある診断士さんから聞いた話だと、企業研修で25人の骨格診断をしたとき、ナチュラルはなんと3人しかいなかったそうです。希少種……。
この前イメコンオフ会に行ってきたのですが、20人ちょっとの参加者のうち骨格ナチュラルはなんと2人+1人しかいませんでした。※2人はプロ診断済、1人は自己診断
確かに、私の周りも骨格ストレートだらけです。
ナチュラルの人は、ほぼほぼいません。
骨格ナチュラルは情報が少なすぎると言われるので、私ごときの情報でも価値があるかもしれないのでここにメモしておきます。
コーディネートの重心バランスのテスト結果です。

左が重心を下げての着こなし。
右は重心を上げての着こなし。
左のほうがスラッとして見えますね。右はなんかもっさり感があります。スカートがもさもさしている。
でも、今期のトレンド的には上をコンパクトに下をワイドにするシルエットが来てるんです。
着こなし的には右のほうが今年っぽいんですね。
なので、トップスをタックインしたコーデで重心バランスを調整してみます。

ブレザーをオンすることで、重心を下げました。
ブレザーを上に着て布を重ねているのに、左のほうが華奢に見えませんか。
うーん、典型的な「骨格ナチュラルはレイヤードが得意」現象ですね。
ちなみに、このトップスはマメ・クロゴウチのユニクロとのラストコラボ。

今年の秋冬は、クラシカルな着こなしがしたい。
なので、これをインナーではなくアウターにして着ております。
サイズはXL。
「これぞ骨格ナチュラル」なサイズ感です。
MやLを試着した時点では「うーん」だったのに、XLを試着した瞬間「これはいい!」に180度変わりました。笑
私、パーソナルカラーはライトサマーで黒はじめ濃色が苦手。具合が悪そうになります……。涙
しかし、これくらいえりぐりの開きが大きければ顔周りに布が来ないので、苦手な色を持ってきても大丈夫です。
顔周りに来るインナーにはパーソナルカラーに合うパステルカラーや白を持ってきております。

これ、これがやりたかったの。
ドイツ上流階級の家庭教師風。
ロッテンマイヤーとお呼びください。アーデルハイド!
(Z世代に通じないネタですね……)
ちなみにスカートとネクタイは自作です。
マメクロのスクエアネックT、何がいいってコートやジャケットやカーディガンなどのアウターを合わせれば「ビスチェ風」に着られることです。

ね、ビスチェっぽいでしょう。
でも、スクエアネックの長袖なんです。
胸の開きがかなり大きいですが、中に薄めのインナーやシャツを入れれば気になりません。ラメ入りシアートップスをもってきてもいいですよね。
むしろこの開きの大きさだからこそ、ビスチェ感が出せるわけで。
ビスチェって今のトレンドの中でも、なかなか難易度の高いアイテムという印象。
私はゆりえちゃんがビスチェを着ているのを見て「素敵~!」と思いつつ、自分では手が出せずにおりました。
動画内でゆりえちゃんも言っている通り、肩ひも太めのビスチェって難易度高い。
大人顔(ソフトエレガント)の私はまず事故る。
ですが、だからといって肩ひも細目やチューブトップタイプのビスチェって、着心地悪くないですか。
「着心地なんて気にしない、おしゃれは我慢です!」
と割り切れる根性のある方は気にならないことでしょう。
しかし、私は気になっちゃいます。「ずり落ちる…」とか「肩ひもずれる……」とか「食い込んで痛い……」とか。
着心地もよくかつビスチェを着ているような雰囲気を出したい。
それを考えた時に、上のマメクロのスクエアネック、本当に神アイテムです。今シーズン着倒します。
絶滅危惧種・骨格ナチュラル民が生息していることを願いつつ。
私たち多分、3年後ぐらいには確実に国から特別天然記念物に指定されてますね、間違いないね。
同士の少なさにめげず、もりもり布を重ねて生きてまいりましょう!