「社会で自己実現vs好きを大事に」男性性と女性性のバランス

お客様の声(体験談)
写真AC

東京都
O様からの
体験談

Lindenbaum Nozomi 様

先日は男性性と女性性のヒーリング、パワーストーン選びをありがとうございました!
長くなって恐縮ですが感想を送らせていただきます。

ヒーリングを受けたきっかけはいくつかあり、自分で瞑想をした時に男性性と女性性のキャラクターはなんとなくわかったものの私がどちらかに肩入れしてしまい踏み込めなかったこととや、以前ホロスコープ鑑定で今の太陽期は「社会で自己実現」と「好きを大事に」の対極的なエネルギーを扱うとあり、実際に相反する感覚があって混乱することがあったので、これは男性性と女性性のバランスを取れるといいのではと思ったことなどです。

今回Nozomiさんに客観的な視点から助け舟を出して頂いたことで、女性性は「言語化(具体化)」、男性性は「信頼(黙って見守る)」という取り組むべき課題がとても明確になりました。
具体的には(これも具体化ですね)、例えば料理や楽器の練習など女性性の感性を活かす時間は男性性に邪魔させないこと。
女性性から男性性に「準備や段取りで抜けているところがあれば教えてほしいけど、集中し始めたら手を出さないでほしい」と伝えました。
男性性は自分が管理したい一方で、女性性の役に立ちたい気持ちも強いので一応納得したようでした。
この際、女性性が自信を少し回復したことや、男性性は不安と期待の混じった状態であることも感じ取れました。

男性性は頭の回転が速く有能なビジネスパーソンですが、常にコスパ・タイパ重視なので息苦しさがあり、屈斜路湖畔で札幌行きの飛行機を待ちながらのんびりしている時ですら
「早く車に乗って網走のカフェに行こう!いやコンビニでコーヒーを買って車で飲めば湖も見えるし良いかも!」という調子で気が休まりませんでした…。
女性性はインスピレーションに優れた芸術家肌ですが、感覚を言葉にするのが苦手かつ時間がかかるので男性性に圧倒されがちでした。

その後、仕事でもビジョンを示す時などは言語化するように意識したことで伝わりやすくなったと思います。またあえて主張を抑えて譲歩する場面も作ることで余裕が出てきたと感じます。
他の方の感想でも管理職で部下の方への接し方が変わったとあって、私もまだ若手リーダー的な立場ですが、そういう境地を目指して人格を磨いていきたいです。
今の職場は伝統的な日系メーカーで男性性優位ですが、時代はアートのような女性性の感性も重視されているので、両方の極性を併せて使えるようになりたいですね。

パワーストーンは、上述の課題に対して、普通は女性性の石だというムーンストーンを男性性に、それと組成がよく似ているというラブラドライトを女性性に、トルマリンは男性性をより鎮めるために選んでいただきました。
誕生月の石でもあり、白い石系のアクセサリーが好きなのでムーンストーンがあって嬉しかったですね。ラブラドライトは滋味深い(地味?)石で、光にかざすと奥のキラキラが見えます。女性性の強さと深みを感じます…。トルマリンは「もう寝よ!続きは明日!」という時に最高です。

最後になりますがアーティストウェイの同窓会もとっても楽しかったです!
ブログで紹介いただいたPENTAXの一眼レフ、実はルースのマジックでさらっと思いついてモーニングページに書いたらその日たまたまランチした昔馴染みの友人にタダで貰ったものです(笑)。偶然写真の話が出て、カメラ欲しいな~って言ったら、古いけどあげるよ、むしろ勿体ないからもらってと。

今回の旅行中にカメラかっこいいですねと声をかけてもらえたり(mazeさん以外でもありました)、友人も写真を見て喜んでくれたり、素人ながら趣味があると交流が広がるのが嬉しいです。
同志の皆さんからもさらに勇気をいただき感謝しています。

それでは、長々と失礼しました。
この度はいろいろと気づきを得る機会を与えてくださり本当にありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。

Nozomiより

そうなんですよ。
おっしゃる通り男性性と女性性を客観的に深く眺める作業は、自分一人ではなかなか難しいんですよね。どうしてもなじみ深い(使いやすい)ほうに肩入れしたくなります。

ですから、私も友達に手伝ってもらってチェックすることがあります。第三者から質問を受ける形式にすることで、男性性もしくは女性性どちらかに集中し、深く入っていけるんですよね。

あなたの内の男と女  - 愛と自由を手に入れる魔法

ちなみに、サガプリヤの本では、この質問してくれる第三者はある程度自分と距離のある人が望ましいとしています。

一緒に暮らしている家族や恋人、パートナーなどだと、距離が近すぎて心理的投影が起こりやすく、質問者に対して感情が沸き起こりやすくなる。結果、内側(男性性や女性性)ではなく外側の他者(質問者)にフォーカスしてしまい上手くいかないからだそうです。

男性性の有能さって、頼もしいしありがたいですよね。
でも、それも時と加減によりまして。

「早く車に乗って網走のカフェに行こう!いやコンビニでコーヒーを買って車で飲めば湖も見えるし良いかも!」

これ、熟年夫婦の旅行にあるある風景だと思うんです。
夫は「あれしてこれして次はこれ」とスケジュールを効率的にこなしたがり、妻が「せっかく旅行に来たのだから、もっとゆっくりすればいいじゃないの」とたしなめるという。笑

昭和の時代には、この男性性のせっかちさや合理性が輝いていたんですよね。24時間戦えますか、ジャパニーズ・ビジネスマン。

あとは、ファイト一発。

いいんですよ、これはこれで。
特に高度経済成長期には必要な資質でした。

しかし、これだけ動きの大きな時期には女性的な柔軟性、変化への対応力がより重要になってくるんですよね。
肉体の性に関係なく、女性的資質のプライオリティが以前より上がってくる。

ここ十年、コミュニケーション能力の重要性が段違いで上がっている現象もそういう理由です。

でも、それを男性性にストレートにぶつけてしまうと、しおれていじけてしまう。
女性サイドとしては「あなたの力も大切だよ」と伝えると同時に自分の感性をつぶさないようにする(相手を無理に納得させようとせず、穏やかに自分のペースを乱さない)というバランスを要求されるわけで。

まさに、「社会で自己実現」と「好きを大事に」の対極的なエネルギー。
どっちか一本なら楽なのに……。
この二つの間で上手くバランスを取らねばならない。

でも、こういう思考錯誤の上に、美しい調和は生まれるのだと思います。
トライアンドエラーが大事。
自分の内側でやることなので、失敗したって何度でも再挑戦はききます。

男性性と女性性の関係性も、魂の成長と同じく螺旋形を描くものだと私は感じています。
O様の内なる男性と女性のダンスも、これから様々な表情を見せてくれることでしょう。楽しみですね。

カメラの件、私もO様がさっと構えたとき、目が釘付けになりました。
Oさんの柔らかい女性的な雰囲気(服装)と、黒いカメラの無機質な対比が鮮やかだったからです。

陰陽や甘辛コーデではないですけれども、対比があるとこの世界では目を引きます。
フェミニンであると同時にマニッシュ。この対比が色々な方から注目されるのは自然なことなのでしょうね。両極がそろっているのは美しいです。

このたびは、O様の豊かな内面世界を垣間見せていただき、ありがとうございました。
また近況報告お待ちしております。

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