ロマンティストな男性性 クールな女性性

お客様の声(体験談)
写真AC

東京都
E様からの
体験談

こちらは、男性性/女性性ヒーリング(リピーター限定メニュー 10月末まで)の体験談となります。

こんばんは。Eです。
メール相談の枠を使って、下記のことを報告させて頂きたくてメールしました。

その後、仕事の仕方に変化が起こってきました。人を受容する器が大きくなってきたように思います。

前までは、部下の仕事の相談に乗っていて「こいつ大変なことやりたくないだけだな」と思ったら、厳し目の言葉、そして逃げずに仕事をやるように仕向けていたのですが、最近は、「まぁ、やりたくない理由とか背景とか人それぞれだよね。やれるとこからやってもらえればいいかな」と受けいれるようになってきました。

それによって、自分が仕事を被るという事もしないですし、やってもらうべき所はやってもらう。
境界線がうまい形で引けるようになってきたように思います。

<Nozomiより>
部下に対しての対応、女性性がいい形で使えている感じがありますね。
今まではそうやって女性性が上手くまとめると男性性が「俺は必要ないのかどうせ」っていじけちゃってたと思うんですよ。
自分の力を示さないと自信が持てないから、仕事をかぶることもしてたのでは。

まさにそうです。
今までは、私ならできる!だったり、大変な部分をこなす事で、周りからできる奴と認められたい!という気持ちが強かったです。ちょっとできる部下がいると張り合う事も。

でも今は、とりあえず自分の思う通りでなくても、部下にやらせてみる。そっと距離を置いて見守ってみる。という事ができるようになったんです。あとは、部下同士が刺激し合いながら成長していってくれているのが、本当に嬉しい。

男性性もいじける事はなくなってきていますね。次のステップに向けた勉強を頑張ろうとしている感じです。

あとは、眠りにつくときに涙が出ることが多いです。悲しくもなく、疲れ目か?と疑う感じでしたが、毎日です。流れるのはいつも右から。その後、左からも流れるのですが、左の涙はわりと冷た目です。右が熱く、左は冷静という感じです。

私的な考察は、男性性が女性性に感動している?!女性性は、別に当然のことですけど。みたいな感じなのかなと思っています。

私の男性性は、割と熱い人間なのかしら・・・。

Nozomiより

私、ある年上の男性にこう言われたことがあります。

男はね
誰かのために死にたい生き物なんだよ

この一言に対しての感想は、様々でしょう。
「ちょっと意味がわからない」と戸惑われた女性も多いかもしれません。

しかし、自分の男性性とワークしている私は、上の言葉に非常に共感します。
そうです。
私の男性面も誰かのために死にたいです。笑

死にたいというと不穏かもしれないので、もう少しマイルドな表現にすると「誰かのために生きられるなら死んでも悔いはない」という感じでしょうか。

ああ。まさに「GET WILD」。笑

私の男性性は、割と熱い人間なのかしら・・・。

Eさんが感じてらっしゃる内なる男性性の熱量。
それもこのロマンティックな感動があるのかもしれません。

昭和の時代、「愛する男性と身も心も結ばれて結婚する」というロマンティック・ラブ・イデオロギーが、女性の間ではやりました。

しかし、元々ヨーロッパでのロマンティック・ラブ・イデオロギーとは騎士道的な恋愛の形であって、それは「騎士が、身分の高い既婚の貴婦人に愛を捧げるが、決して報われることはない恋のこと」でした。

つまり、肉体的に結ばれることはありません。相手は既婚者なので、心も結ばれません。
それでもその貴婦人をお守りすることで、自分の命を捧げることで愛を表現する。それが騎士道的な恋愛。

つまり、「誰かのために生きられるなら死んでも悔いはない」。

「騎士号授与」エドモンド・レイトン 1901年

……私は肉体的には女性ですから、この世界観に割とついていけないところがあります。
しかし、自分の内なる男性性にこういった世界観を問いかけると、彼は非常にエキサイトします。

好きなんです。
誰かのために生きるの。

男性って、本当にロマンティストですよね。
Eさんも経験があると思うのですが、女性視点から見ると「えぇ……」と引くようなことを真剣に考えていたりします。

ある本にこう書かれていました。
「真剣な恋に落ちた男はもれなくキモイ」
(だから女性が夢中になる男性は一人の女に入れ込まないプレイボーイなのだ、とも)

確かに、文学作品でも恋してる男性って、女性視点で見る限りあんまり魅力的ではないですよね。女性に夢を見すぎているというか。

しかしながら、自分の内側にいる男性サイドにアクセスすると、やっぱりロマンティスト。そして女性サイドはリアリスト(超クール)。

温かい涙と冷たい涙。わかります。
私の内側もそんな感じです。
猫や犬すらそうです。メスはクールだけどオスは甘えん坊。

純粋な女性視点からすると、男性のロマンティストな部分は理解しがたい面もあると思います。しかし、内なる男性性にフォーカスするとそれは実は自分自身にもあるものだったりします。

恋人の中に見える性質は、実は自分自身の内側にあるものなのだということを認識しなくてはならない。そうすれば女性は、自らの女性性とのつながりを失うことなく、内なる神性に秘められた成熟した男らしい強さの価値も認められるようになる。

反対の原理を統合することによって、成熟した女性は自分の内なるエネルギーがより豊かになっていくという経験をする。

聖娼―永遠なる女性の姿 p93

私も若い頃はこういう男性の側面を「うわキモッ」なんて思っておりました。しかし、自分の内側にもその「夢見る(キモイ)男性性」は存在するわけで。笑

多分Eさんもそうだと思うのですが、男性性は相当に女性性が好きですよね。
その熱量の高さは驚くべきというか、キモいと思ってしまうくらいです。

しかし、上の引用で書いてあるように自らの女性性とつながってその女神的な素晴らしさを自分の中で納得できていたら、男性からの崇拝も受け入れられるようになるのではないでしょうか。

自分を好きな男はキモいのではなく、見る目がある男性なのです。
No more 蛙化現象。

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