酷暑で怠けていたら、アメジストに怒られました

パワーストーン

今、パワーストーンお届け企画をやっております。
あなたに今一番必要な石を、石の声を聞いて選んでお届けするというものです。

これが、本当に面白いんです。
普段からセッションで石は使うので、石と意思疎通しながら作業すること自体はよくあることです。しかし、今回は自分の石ではなく人様の石と話すから、やはり勝手が違います。

対面セッションでパワーストーン鑑定(オプション)をやっています。
こちらは普段慣れ親しんでいる石をお客様にお持ちいただいて、私がエネルギー鑑定をするというものです。

今回の企画は、このパワーストーン鑑定に似たものを感じます。
私が縁のある石ではなく、人様に縁のある石なので、ものすごく率直にいうと私自身と相性がいいとは限りません。

パワーストーン鑑定では石に直接触れないよう水晶さざれをしいたお皿に石を乗せていたたいて、その状態で鑑定します。もし触る場合は、石自身と持ち主のお客様自身に「さわってもいいですか」とおたずねして許可が出たらふれます。

でも、今回のお渡し企画では梱包をしなければなりませんから、どうしても触れなければなりません。触れた後に浄化はもちろんしっかり行いますが、それでも一度は触れなければなりません。

今回の場合は、それほどクセの強い石は扱っていないので、「わらわにふれるでないぞ!」と怒りだすような高貴な石様はほとんどいません。しかし、リピーターの方向けに行ったレアストーンお選び企画では、もう波動がすごくて必要最低限しか触らないで「すいませんすいません10秒で済ませますので」と謝りながら扱った石様もいらっしゃいました。

やはり、そういう気高い石は自分が選んだ主以外から触れられるのは許せないのですね。
(逆にレトリーバーのように人懐こい石もいます。今回の企画で扱うのはそちらのタイプの石のほうが多い印象です)

自分と縁があるわけではない石を扱うのはなかなか大変です。逆に普段自分が扱っている石は、自分に対して本当に心を許してくれているなと気づく瞬間でもあります。ありがたいことです。

今回の企画でご縁を結ばせていただいた一の一例

今回の企画、実は私自身はあまりやる気はありませんでした。
天中殺なので大人しくしていようかな、と思っていたのです。
しかし、あるお客様からリクエストを頂いたのでやることにしました。

そういった経緯なので、私自身はのんびりと構えておりました。
酷暑が続くので、だらだらしてしまうということもあります。
しかし、石たちは、やる気。

私がボケーッとして
「ちょっと休憩してYoutubeでも見ようかな」
などサボろうとしたら、石たちから怒られます。

「私!次は私の出番なの!早くペンをとって私のメッセージを記してちょうだい!!」
今日はこんな感じでアメジストさんに怒られました……。怠け者ですいません。

やる気満々のアメジストさんをアメジストの山の中から発掘します。アメジストと言っても30個くらいあります。30個の中から「その人のためのもの」1個だけを探し当てなければなりません。

アメジストとひとくくりにいっても、一つ一つ個性があって性格は違いますから。
日本人とひとくくりにいっても、一人一人個性があって性格が違うのと同じですね。

こんなふうに「誰かな」と探していきます。
一つ一つ、ちゃんと見ます。
まず石の種類を見て、その次は「どの石か」を探していきます。

地味で、地道な作業です。
でも、大切なプロセスだと思います。
こうやって丁寧に一つ一つリーディングして、ようやく「あなたが私の呼びかけに応えていたのね」という石を見つけ出すことができるのです。

今回ご縁を結ばせていただいたユーキ様の石

ですから、コメントいただいたりお写真を見せていただいて、石のオーラが落ち着いてると私もホッとします。ちゃんと行くべきところに行ってくれたのだな、と。

そうやって「石主導」で動いていますので、私からすると意味が分からなかったり違和感があったりする事態にもなります。

例えば、ある方に縁のある石を探していた時。
3つオーダーいただいていたのですが、反応が返ってきた石は全部黒。

「えっ。そうなの?」
自分だったら、そういうセレクトはしません。3個選ぶなら、色のバランスを取りたいと思ってしまいます。あなたもそうではないでしょうか?

でも、石に「どうしてこの人の元に行きたいの?」と聞くと、一つ一つ返答が違うのです。ちゃんと、別の目的を持っているのですね。

そして、受け取った方から頂いたコメントはこちら。

私の受け取り力が未熟だけど確かに石さんはお手紙に書いてくださったすごいメッセージを持ってきてくれたと感じました。
みんな黒なのに纏う雰囲気が違っていて。

そうなんですよ。
本当に石って、意思があります。
私の先入観など遥か軽く超えるような意思が。

パワーストーンをお申込みいただくときに、どんなニーズがあるか(どんなサポートがあったらいいか)ということをお伺いします。

しかし、いかんせんニーズを確認する前に石のほうから呼び出されるんです。
「さあ、次は山田さんのリーディングだな」と思った瞬間、石の置いてあるスペースからパーンと「はい、自分!!!!」って圧が来ることが多いのですね。(石はやる気……)

でも、一般に言う「パワーストーンの意味」とその「自分!」と名乗りを上げる石と、その方が望むサポートとがかみ合わなくて、「???」となることも多くて。

例えば、「リラックスして生活していくサポートを石にお願いします」というニーズ。
石に詳しい方なら、「これがいいだろうな」と思い浮かぶ癒し系の石があるのではないでしょうか。

例えば、アベンチュリン。緑の森の色。癒されますよね~♥
例えば、ローズクォーツ。自分は自分でいいんだよっていうことで、心がほっと一息つけますよね。
例えば、ブルーレースアゲート。自分のモヤモヤを言語化してスッキリすることで心も癒されてリラックスできます。

ああ、世の中には癒し系の石がたくさんありますね!
ほんわり優しい色の石、優しいオーラをまとうソフトな石はたくさんあります。

――なのに。
その方に来た石はモリオン。

強力邪気払いレインボー モリオン タンブル(Amazon)

つよつよやん!
「リラックスして過ごす」というリクエストを頂いた場合、私なら絶対選ばないセレクトです。

「なぜ?なぜそうなるの?」と石に聞いてみると――
「この人は人からエネルギーを受けすぎることで消耗している。まずバリアを張ること。バリアをはって余計な気をよけることができれば、肩の力を抜いてホッと安心できる」

なるほどな、と思いました。
リラックス癒しだからハートを開けばいいと私は安直に考えてしまいますが、人によってはハートを開いているがゆえに傷つきやすくなって癒されないという場合もありますものね。

やっぱり、石の声を聞くって大切です。
石のほうがわかってる。
さぼってすいません。

これからもちゃんと一つ一つ選ばせていただこうと思います。
お申込みいただいた方は、お時間いただいておりますが丁寧に探しますのでお待ちいただけたら幸いです。
(札幌は夜涼しくなってきたので、私のやる気も出てきてます!)

タイトルとURLをコピーしました