天命とは善悪では測れないもの 衰国へ導く習近平の使命

四柱推命/算命学

私は「習近平、わからない」と思っております。
良くわからなくて、下の記事を書きました。

飛ぶ鳥を落とす勢いだった中国経済。
そこに冷や水を浴びせさせるゼロコロナ政策。
かと思ったら、「毛沢東思想をもう一度。若者は農村で苦労しなさい」。

意味不明ではありませんか。
少なくとも、私は理解に苦しみました。
しかし、習近平という人の歩みを見ると、その理由が少し紐解けたのです。

あの素晴らしい 文革を もう一度

上の謎のヒントをくれた一冊、それがシン・中国人 ――激変する社会と悩める若者たち
この本の中には、現代中国人の深刻なジェネレーションギャップを説明したくだりがあります。

そこで、習近平氏についても語られているのです。

今のトップ(1953年生まれ、2023年6月で70歳)も下放の経験があり、この世代に入る。60年代の政治思想教育は旧社会の「苦」の経験の意義が強調され、彼らは旧社会の「苦」に代わる「試練」として農村への下放を受け入れたという。

現在の北朝鮮のような密室状態の中で青春を過ごした独特のメンタリティーを持った世代といえるだろう。

建国前の半植民地状態からの独立を目指して、自国の近代化を模索し苦悩した彼らの上の世代とも、改革開放後に貪欲に欧米・日本の技術や制度、文化を吸収しながら果敢に新しい社会に飛び出した下の世代とも違う。

この世代の違いは、政治経済文化のあらゆる面でさまざまな影響を生んでおり、中国の現代を理解する上で非常に重要だ。

シン・中国人 ――激変する社会と悩める若者たち p29

なるほど。
習近平氏にとって毛沢東は「青春時代の憧れのスター」だったわけですね!
だから今になっての毛沢東推し。若者を再び農村へと下放しようとしていると。

そこに共感できるかどうかはおいておいて、なぜ習氏が毛沢東的な生き方を提唱するのかという理由は納得がいきました。

そこで、気になってくるのが習近平氏の命式。
出してみました。

素晴らしく丁酉。習近平の命式

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これは、なかなかのロマンティストですね。
日干丁からの南の調舒星。
ロマンから始まって孤独な戦いに終わる。

習近平氏の日干支は丁酉です。

丁酉の方は、冒険心が強く、見方によれば無鉄砲な人ですが、神経質な面を持っています。
度胸がありますが、実力が伴わないので、争うと負けることが多いです。
頭の回転が早く、物事の本質を見抜く力があり、的確な答えを出してきます。ただ、自分の力量を見抜く力がありません。
一途な思考形態をもつため、聡明なのに思い込みが激しく、それによって行動してしまいがちで、相手を自分のペースで動かそうとします。

思い通りになってくれる人には、誠心誠意をもって出来るだけのことをします。
しかし、思い通りにならない人からは、嫌われたりします。
ですから、良い友人を得ることと、そのために自分の教養を高め、知性を身につける生き方が運を上げるのには大切です。

干支番号と干支 34.丁酉(ていかのとり) | 創喜塾
太字強調は記事作成者による

これ。
ちょっと当たりすぎでは?
特に太字にしたところ、本当にそうですよね。すごい!

自分の教養を高め、知性を身につける生き方が運を上げるのには大切

これ。
下放と真逆の生き方ですよね……。
若干心配になってしまいます。

そして、知性をサポートしてくれる印星、龍高星や玉堂星のサポートはありません。

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東西半会。
プライベートと公的な場面で異質な人を結びつけることができる人です。悪く出ると公私混同しがちとも見れるかもしれません。

そして、生年中殺。年支が天中殺です。
辰巳天中殺の人が辰・巳年生まれだと、もれなく生年中殺となります。
天中殺が巡ってくる、ではなくそもそも自分の内に天中殺があるのですね。

辰巳天中殺はもとは超現実主義者。独立独歩で苦労を重ねて、波乱の多い人生を送ったほうが見事に成功するタイプと言われます。

しかし、その辰巳天中殺が東で中殺。
本来は現実的な人のはずなのに「毛沢東思想最高」なんて言い出してしまうのは、この中殺が効いているようにも見えますね。

そして守護神の癸が年干に出ていますので、上格の人。

上格の人は表舞台に立ったほうが良い人。
ですが、悪いことも明るみに出やすくなります。
品行方正に清く正しく美しく生きてこその上格といえましょう。上格には品格が大切。

下格は「ダイナミックに人生遊んで冒険しようぜ!」人生なわけですね。
破天荒上等。多少はヤンチャしても隠せます。笑

そのためか、戦国武将や幕末の志士などは下格の人が多いと言われますね。
新しい時代を力強く作り上げていくのは、下格の人。
社会を安定させて維持できるのは、上格の人。

――となると、習近平氏はまさに「新しい中国」を作り上げようとしているのかもしれません。
経済大国中国から、別の中国……。
毛沢東がなしえなかった、シン・文化大革命を。

ハイパー天中殺 ひたすら天中殺

さて、習近平氏の後天運、大運はいかがでしょう。

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特殊な出方をしているので、40年ほど実質天中殺と読めます。
そして天中殺明けの43歳から東の大半会。大きくジャンプアップしたことが想像されます。

そして現在は東の対冲。
異常干支が巡ってきています。
なるほど、ゼロコロナ…‥。

衰運の国には衰運の指導者が据えられる それが天命

算命学では組織(国・企業・集団)のトップがその組織の命運を左右すると考えます。ですから、国の運勢を見るときはその国の王や大統領、首相といった権力者の命式を鑑定します。

こういう視点から見ると、まさに習近平氏は「必要があってトップに据えられている人」という見方もできるかもしれません。天命として、中国という国は習近平を選んでいるのだ、と。

中国は大きな経済成長を遂げてきました。
2010年代の中国はまさに華やかに咲き誇っていたと言えましょう。

しかし、易経が示す通り「平らかなるものにして傾かざるはなし(地天泰)」。
最も華やかなりし時にこそ、衰退の種は芽吹きます。
その衰退の種こそ、習近平――なのかも、しれません。

そう考えると、ゼロコロナ政策を行い、ゾンビ企業を倒産させず、若者の失業率を改善させるところか農村で働かせようとする――そんな紂王を彷彿とさせる、昏君しぐさも納得がいくのです。

個人的な好みでいうと、私は鄧小平氏の価値観のほうが好きだなあと思ってしまいます。
特に、この言葉が好きです。

「黒い猫でも白い猫でも鼠を捕るのが良い猫だ」
中国語: 不管黑猫白猫,能捉到老鼠就是好猫

すばらしきリアリスト。
鄧小平の合理性は、個人的にしっくりきます。
私は効率性最重視、マキャベリストな体癖5種なので。笑

しかし、今の中国という国は習近平こそが必要な指導者なのかもしれません。
どんなことにも意味がある。どんな流れにも意味がある。
天命とは、善悪では測れないのですね。

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