企業や組織に変容が必要な時~季節は巡るように生き方も変わる

ビジネス:スピリチュアルブログ
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この記事は、40代以上の人生経験豊かな方向けへの内容です。
20代~30代でも、会社を経営していたり若いうちから重要ポストに出世されている方は読む価値があるかもしれません。

一方で10代以下の方には、あまり意味がない(あてはまらない)記事となっております。

経営者の頭を悩ませる後継者問題

私は最近のNHK(政治家女子48)党のお家騒動に注目しておりました。
占い的にも「主要メンバーに腐れ縁がある」ということを以下の記事で書きました。

組織論として、今回の騒動は非常に学ぶべきことが多いと思うのです。

ざっくりいうと、「ナンバーワンとナンバーツーの権力闘争」。
経営者の後継者選び失敗パターンとも言えます。
(ものすごく単純化していますので、この表現に違和感がある方もいらっしゃるかもしれません。正確に詳しく知りたい方は各自調べられることをおすすめします)

今回、NHK党は立花孝志さんから大津綾香さんに代表を譲って政治家女子48党として生まれ変わりました。しかし党運営や選挙について行き違いが起こり、大津さんに代表をやめてくれという話に。党代表を変えるべきか問題は法廷へ持ち込まれていた、という経緯になります。

私が今回の「カリスマ経営者立花孝志」が代表を交代する際に起こったことを見て思い出したのは、ファーストリテイリング(ユニクロやGUの会社)の柳井正さんの後継者問題です。

ファストリ柳井氏、後継者探しの覚悟 - 日本経済新聞
ユニクロを運営するファーストリテイリングは今や世界2位をうかがう衣料品会社だ。山口県の炭鉱の町で約70年前に誕生した小さな紳士服店は、実質的な創業者、柳井正会長兼社長(71)の強烈な個性やリーダーシップのもとで成長してきた。世界一に突き進む...
一勝九敗(Amazon)

「ファストリといえば柳井」というイメージですが、実は柳井さんって2002年に一度50代半ばで社長から退いています。今でいうFIRE、アーリーリタイアメント状態だったんですね。

ですが、2005年には社長業に復帰されています。

立花さんもカリスマ性でNHK党を引っ張ってこられました。
そして代表を退いて大津さんを後継者にすえた。けれども、もめてしまって今復帰しようとしている。(細かくいうと自分の意志を尊重してくれる齊藤健一郎さんを代表に据えようとしている)

ヒッ

この一連の騒動を見ると、メドベージェフに禅譲した後に無事大統領の座へ返り咲いたプーチンの手腕のすごさが際立ちますね……。しかもメドベージェフは今だにプーチンのバックアップメンバーです。つい先日(2023/5/31)も元気に英国批判ツイートをしています。

こじれがちな右腕との関係を決裂せずに継続しつづけるってすごいこと。
傀儡としてのトップを置きたいのならば、立花さんが参考にすべきはプーチンの姿なのかも?しれません。

後継者の選び方はかくも難しい。
特に力のある経営者ほど人材育成がなぜか上手くいかなかったりします。
えっ、豊臣秀吉の悪口はやめてください?

組織の拡大時期に起こること

この一連の騒動、私は「”個人商店立花孝志”のNHK党が”企業”NHK党に脱皮する際に起きた失敗」だと思っています。

つまり、普遍的にビジネスや会社が拡大していくとき起こりがちなことではないかと。

個人商店(自営業やフリーランスも含む)って、気楽です。
トップダウンでどんぶり勘定でなんとなくまわしててもなんとかなります。特に勢いに乗ってる時は細かいことなど気にしなくても、どんどんビジネスが伸びます。

しかし、そこに落とし穴がある。

今回の騒動を解説している動画で「ああ、個人商店あるある……!」と刺さった点がありました。私を含めてみんな、やりがち!と。

動画13:00ころ~
以前の党規約に、党首の変更とか役員の変更とか、その変え方をちゃんと書いてなかったからこうなっちゃうんです。

これ。
これ、痛くないですか。
私はメチャメチャ痛いです。

だって、小さなスケールの組織(会社)って、割と適当で回るんです。
細かいルールとか決める方が面倒くさいし作業が滞ったりするんです。
「その都度聞いて~」って社員に言ってその都度答えてたほうが楽なんです。

でも、これが許されるのって小さな組織なんですよね。
「新しい血」を入れるような規模の組織になってきたら、この「適当」、通用しないんです。

「大規模組織ほどルールを細かく設定してガチガチにする必要がある」この極端な例は中華人民共和国です。

動画3:45頃~
中国にも非常に厳しい環境基準が一応あるんですよ。ところが実際に規制している実務の世界では融通が利く

中国ほどの大規模集団だと、ルールが厳密ではないと空中分解してしまします。ゆるめるところはゆるめますが、いつでも締められるように表向きには法的に厳しい基準を設けておくわけです。

ビジネスや企業が成長していくとき、「自由でいいよ~」とゆるーくやっていると、思わぬ落とし穴にはまります。ついつい経営者やリーダーは「自分なんてまだまだ」と思ってしまうものですが、規模を客観的に判断して「変化せねばならないフェーズ」に来た場合には今までのやり方を改めねばなりません。

大組織には細かい規則が必要となる場合もあります。普段はそれほど意識しなくてもよいのだけれど、いざとなったときに「規約に定められています」と言えるように、制定しておく必要があるのです。転ばぬ先の杖。

私もこの仕事歴約20年、つまりベテランになってまいりました。
自分としてはまだまだ未熟で学ばねばならないことだらけだと思っています。しかし、そういう姿勢でいると周りとずれてしまうのです。

ベテランの言葉って、重いですよね。
自分では「軽い冗談よ」「そんな深く考えないで」「私がそう思うだけよ」と思ってかけた言葉で、若手が深刻に悩んでしまうなんて事態も出てきます。

重みがあるんです。
歴があるから。経験があるから。
そこに気づかずいつまでも20代の頃のようにふるまってしまうと、悪気はなくても周りをつぶしてしまうことだって出てきてしまいます。

認めるところは認めて、アップデート。
謙虚な気持ちは持ち続けるけれども、威厳が備わっていることも自覚する。
組織も自分も、変わっていかねばならない時期が必ずやってきます。

この「変容が必要とされる時期」。
なかなか難しい問題ですよね。
しかし、縁あって今この記事を読んでいるということは、あなたはその変革の時期にさしかかっているのかもしれません……。

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