
北海道
S様からの
体験談
お茶会(算命学)、男性性と女性性のワークに参加された方からのメールです

先日のお茶会ありがとうございました。
昔から興味があった算命学がテーマだったので嬉しかったです。
私の他に牽牛星の方はいなかったのですが、私は命式に2つ牽牛がある為、二連変化で車騎星っぽいところがあります。
そのせいか、車騎星の方の話を聞くと身に覚えがあるなぁと思ったり、わかる!と言いたくなる場面が何回もありました。
命式に同じ星が入ってる方の話ってすごくしっくり来るんですよね。
逆に同じ星が入ってない方の話を聞くと、自分にない性質に羨ましくなったり、そんなこともあるんだと驚いたりしました。
一番強烈だったのが、Nozomiさんの調舒星でした。
というのも私の周りには調舒星を中心、もしくは命式に複数持ってる人が多く、とても苦労したのです。
しかも陰転してたのか癖が強くてだいぶ酷い目にあってきたので調舒星に良いイメージを持っていなかったのです。
偏見を無くしてくれたNozomiさん、ありがとうございます。
偏見が無くなったせいか、調舒星の魅力を上手に生かしている方とも出会えるようになりました。
これこそ「調舒星をとことん味わう」だったのかなと思っています。
実は今回のお茶会に参加したのには、算命学が好き以外にも理由がありまして、それは「自分と他人の認識のズレ」を埋めたかったからです。
どうやら私は「自分が認識してる自分」と「他人が認識してる自分」に大きな隔たりがあるようで、それが原因で戸惑うことがしばしばありました。
これを埋めるには人との関わりが必要だと思ったのです。
実際、自分では気づかなかった私の牽牛星らしさを教えてもらいました。
お茶会後に、他の参加者の方とカフェでお話したのですが、前回の男性性と女性性のワーク会の時、私の話し方が違っていたと言われて驚きました!
全く自覚がなかったんです。
その日は、女性性の声を聞こう!と乙女チックなコーデだったのでその影響だと思います。
今回は全身黒で男性性が出てたのには自覚がありました(笑)
言われないと気づかなかったことなのでありがたかったです。
会話することの大切さを改めて実感しました。
コミュニケーション大事。
またお茶会楽しみにしてます!
Nozomiより
Sさん、体験談をありがとうございます。
「自分が認識してる自分」と「他人が認識してる自分」に大きな隔たりがある
これは、私も本当にそうです。
イメコン(パーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断)を受けて「だから周りの人って私にこう言ってたんだ!私って『そう』見えるタイプなんだ!」って、ようやく理解したりするくらいの体たらくで。
例えば、私は「顔が怖い」です。

怖い。
やばい。
怒ってるようにしか見えません。
本人的には「ふつう」にしているだけなのですよ。
だけど、メチャメチャ怖い。怖い。
ですから、私、普段サイト用の写真を撮るとき、「ニッコォーーーーーーリ!!!」くらいの気持ちで写真を撮っています。

「ニッコォーーーーーーリ!!!」でこれ。
ようやくアルカイックスマイル。
もう私、自分のこと、女版エンジェル伝説だと思っています……。
「顔が怖すぎる」という意味で。


昔から「見た目と中身が違う」と言われてきました。
高校で同じクラスの女子は「あの人、しゃべったら普通だし面白い人だよ」と言っていたそうです。つまり、「見た目だけだと近寄りがたい」ということ。
ですから、私は集団の中で黙っていたら、超絶孤立します。
「誰か、話しかけてくれないかな……」なんて期待して待ってたら、100%ぼっち確定。周りの人は初対面同士でも仲良くなって話が盛り上がってるなか、一人だけポツーンとするはめになります。
なぜなら、顔が怖くて話しかけにくいからです!

だから、私は初対面の人に対しては「自分から話しかける、フレンドリーに接すること」を徹底しています。今までの人生経験から、「人から話しかけてもらおう」と待っていては人間関係は構築できないと学習してきたからです。
自分から心を開く。
オープンハート。
これが鉄則。
でも、それでなんとかなってきたからこそ「認知の歪み」を正す機会が無かったことも事実です。
10代の頃の私は、「自分はダメな人間だから人から話しかけてもらえないんだ」と思っていました。「自分はつまらない人間だから、人から話しかけてもらえないんだ、仲良くなれないんだ」と。
そうじゃない。
見た目が近寄りがたいだけ。
シンプルにそういう話なんですけれども、それがわからなかったのです。
中身までつまらなくてダメな人間なら、そもそも話しかけたってダメです。でも、私の場合は、自分から話しかければ仲良くなれました。基本的に、私は中身がIQ4のギャグなアホ人間なので、「話してみるとオモロイ」わけです。
なのに、認知が歪んでいた(客観的事実をとらえていなかった)のは、ひとえに「親からのフィードバック」の貧しさでしょう。
「自分が認識してる自分」と「他人が認識してる自分」に大きな隔たりがある
この認識をすり合わせる能力、「ファクト」を冷静に認識する能力を培うのは、親とのコミュニケーションの質がものをいうのではないでしょうか。
例えば、顔が怖いにしても親から
「お前は顔が怖い、こっち見るな」
「ちょっと顔がきつく見えるから、できれば笑いなさい。あなたは笑うととても素敵なのよ」
上と下の声掛けだと、子ども側からすると印象が変わりますよね。
私は男性心理を学ぶのにずいぶんと遠回りをしたと思います。その原因は父とのコミュニケーションの貧しさです。父はコミュニケーション能力が低く、感情表現が大変乏しかったので、私は男性の気持ちについてわかっていませんでした。
平たくいうと「男は弱い生き物だ」ということが全くわかっていなかったのです。
巨人の星でもハリウッドのヒーロー映画でもギリシア神話でも、なぜあんなに男が雄々しくたくましく描かれるのかを理解していませんでした。
それどころか愚かにも、そんな風に描かれる架空の男性像を「こういうのが男性なのだ」と思い込んでいました。
ですから、リアルで男性と関わると、勝手が違い過ぎて困惑しました。
父から愛情表現をされたことがほぼ無かったので、私のことを好きだという男性の気持ちも全然理解できませんでした。
男性にとって「私が離れていくことが苦痛になる」ということも、わからなかったのですね。父は「お前なんていらない!」「うるさい!」「気に入らないなら出て行け!」と、こんな感じの三語くらいしか話さない人でしたから。
でも、当たり前なんですけれども、男性にも心があります。
女性と同じく、傷つきやすい柔らかい心があります。
ただ、その表現方法が女性とは違ったり、人によっては表現力が低かったりします。
それを理解したうえで男性の言動を受けとらないと、「自分が認識してる自分」と「他人が認識してる自分」に大きな隔たりができてしまいます。
つまり、「自分の内なる男性性」の「ホンネ」も認識しづらくなります。
私からすると、男性はびっくりするくらい本音を言いません。
自分はアホみたいに本音を垂れ流してしまう人間なので、その「本音の言わなさ加減」は驚くべきレベルです。
特に、若い女性に対して男性は見栄を張って格好つけたことを言います。ですから、20代のころの私は余計に「言ってること」と「やってること」がちぐはぐな男性に対して理解ができませんでした。
「自分が女性として魅力的だから、男性は見栄を張って格好をつけている」だなんて当たり前の認識も持てないわけです。父との関わりがあまりにも貧しかったので。
外側にあるリアル男性への理解ももちろんですが、内側にある男性性を理解するにも、「認知の歪み」から解放されることが大切だと思います。親から得られなかったフィードバックを、健全なコミュニケーションをとることでとりもどすのです。
そして、その歪みが取り払われてはじめて私たちは気づきます。
「なんだ、私って、ふつうに魅力的だったんだ」。
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