AIに仕事を奪われる!?AI時代に生き残るには
最近、テキスト生成AIであるChatGPTが話題ですね。
下手な人間よりもAIのほうがすでに有能。
私たちはAIに仕事を奪われつつある。
そんな論調も見受けられます。
事実、5年前の時点で、AIはMARCHや関関同立合格レベルに達していました。
何を申し上げたいのかというと、AIがMARCHや関関同立の合格圏内に入ったという事実につきます。その事実が何を意味するか考えてみてください。(中略)
グーグルやヤフーやその他さまざまなグローバル企業や研究者が血眼になって開発を進めているAIは、ものすごい勢いで私たちの日常生活に浸透し始めています。
すでに、人間に代わってAIに仕事をさせている企業も出現しました。今後はその傾向に拍車がかかります。つまり、AIは労働者として今後、私たちのライバルになる可能性が高いのです。
そのライバルがMARCHや関関同立に合格できるとしたらいかがですか?
AI vs. 教科書が読めない子どもたち p23~24
そのとき私たちの社会はどのように変容するのでしょうか?
いや~、どう思いますか。
私はかなわないなと思いましたね。
AIの得意分野はもうAI(コンピュータ)に任せて、「AIが苦手な分野」に特化したほうが得策だと。
ですから、私は最近「コミュニケーション能力が大事である」ということを繰り返し繰り返しお伝えしています。コミュニケーション能力を磨いて社交力をつける。これこそが2020年代を生きのびる基本スキルであると。基礎、大前提であると。

AIは基本的に四則計算でできていると、この本AI vs. 教科書が読めない子どもたちの著者である新井紀子さんはおっしゃいます。ですから「計算不可能なこと(数式で組めないこと)」は苦手分野であると。
だから、感情・コミュニケーションといった、ある意味理不尽で「人間くさいこと」がこれからの時代には求められるスキルとなってくるわけですね。
ですから、コミュニケーション能力が大切。
これからの時代の生命線です。
社交性のある人、大勝利。

「AIに使われる」のではなく「AIを使いこなす人」になる

さて、私は上の本、AI vs. 教科書が読めない子どもたちを読んでいて「(データ分析などコンピュータに得意な分野は)AIにかなわない」と思いました。敗北宣言です。
しかし、同時にこうも思いました。
「自分より優秀なAIを使いこなすことが大切なのではないか」と。
なぜなら「自分より優秀な人材(部下)を使いこなせてこそ有能な経営者」であるからです。世の中ふつうに、自分より高学歴で自分より優秀な人材を部下として率いている上司は、数え切れないほどいます。
歴史上でだってそうです。
黒田官兵衛より豊臣秀吉のほうが賢いですか?
実際に秀吉は官兵衛が優秀過ぎるからって恐れていたほどですよ?
諸葛孔明より劉備玄徳のほうが優秀ですか?
劉備なんて孔明がいなかったら、関羽と張飛みたいな優秀な部下がいてすら出世できない世渡り下手ですよ?
岡田斗司夫さんは、こうのたまいました。
動画25:15頃~
上司というのは部下より立場が上なだけではなくて、立場が上な以上、能力的にも人格的にも部下より上であるべきであるという、いつの間にかそういう思い込みが発生している
この思い込みは、当然ファクトではありませんね。
上司だからって人間として完璧なわけではありません。
上司だからって部下より優秀とは限りません。人間的に優れているとも限りません。
上司とは、ただ単にマネジメント、リーダーとしての役割を負っているだけです。部下とはただ単に実務の役割を負っているだけです。「人として上だから上司、下だから部下」というわけではありません。
ですから、上司には「自分より有能な部下に適切な指示を与えて動いてもらう能力」も必要となります。
この能力を応用すれば「自分よりはるかに有能なAIに指示を与えて動いてもらうこと」もできるようになる。つまり、AI時代の賢い生き方が可能となります。
AIやロボットは「人間社会で」役立つように作られる必要があります。
「役立つとは何か」を知っているのは、人間だけです。ですから、人間がなんらかの方法で正解をAIに教えなければなりません。(中略)最近、社会学者の中にも現実の政治に幻滅してか、「AIに任せたほうがましな政治をするのではないか」と言い放つ人がいます。けれども、AIに「いい感じに政治をしてくれ」と頼むなら、最低限、何が「いい感じ」なのかを数理モデルにして伝える必要があります。
AI vs. 教科書が読めない子どもたち p36~37
AIにも部下にも「正解(最適解)」を教えなければ、望む結果は得られません。ただ待ってて「自分の願う通りになってほしい」なんてフワッと望むのは現実的ではありません。
Youtubeだって、同じような動画を見ていたら同じような動画ばかりが「おすすめ」表示されるようになります。そして、飽きます。
「つまんない動画ばっかりだな~。なんか面白い動画ないの」
そういう時にはYoutubeのAIに「教える」必要があります。
今自分がどんな動画を観たいのか、もしくは観たくないのかを、教えるのです。具体的なキーワードで検索したり「この動画には興味がない」とチェックするのですね。
だまって待ってるだけでは、「自分の望む状態」はやってこない。
ちゃんと自分の意志を表明して伝える必要がある。
それではじめて自分より優秀な力を持った存在を使いこなすことができる。
ここで私は、思いました。
「これって、『宇宙の使いこなし方』と同じではないか」と。
宇宙だって「使いこなす」必要がある

部下だって教えなければわからない。
AIだって教えなければわからない。
そして、宇宙だって教えなければわからない。
世界は鏡のように世界へのあなたの対応を反射させる。
あなたが世界に不満を抱くと、世界は顔を背ける。
世界はあなたと闘う。自分と闘うのをやめると、世界はあなたを迎えてくれる。(p239~240)
もしあなたが、何があっても人生をお祭りとして受け入れるのであれば、それはそのようになるだろう。(p246)
超スピリチュアルな夢実現/幸福獲得法―振り子の法則トランサーフィン (超★スピ)
「まんじゅう怖い」では、美味しいまんじゅうはやってこない。
素直さを失いこじらせてしまうと、「どうせ上手くいかないよ」という結果ばかり「創造」してしまうようになる。
そんな例を、最近体験しました。
あるヒーラー志望の女性から、相談を受けたのです。スピリチュアルセッションで生計を立てていきたいと。

志望女子
私、ヒーラーやりたいとは思います
でも、思うんだけど、同時に
「私がやる必要なんかないでしょ」
「どうして私がやらなきゃならないの」
とも思っています

あ~
それじゃ
セッション希望者は来てないのでは?

えっ……
ま、まあ
だってはじめたばかりですし

「どうして自分が」
という気持ち、すごくわかります
私もそうでした

そうなんです
だって、別に私がやる必要なんかないじゃないですか
本当にそれが私の使命なんでしょうか

うんうん、そう思いますよね
そして、私もそう思っているうちは
お客さんは来ませんでした

えっ……

「やっぱり、私がやらなきゃ」
自分の内側からそう思ってコミットしないうちは
お客様には恵まれなかったですね
「私がやらなきゃ」
そう腹がくくれると、宣伝もしていないのに不思議とお客様がやってくるようになりました
この女性の例が示すように、自分がストレートに思えていないこと、心から選択していないことは宇宙に届いていないと言えましょう。
逆に、ストレートに素直に「本当にそうである」と(思い込むのではなくて感じて)選択していると、宇宙はその通りの道を示してくれます。
ですから、スピリチュアルな願望実現を望む人には「こじらせ厳禁」。
ひねくれていると、いつまでも宇宙はあなたの望まない現実を作りだします。自分の心(魂)に対して素直になることが大切です。


この「願うではなく選ぶ」という言葉が的確でありながらなかなか難しいな、と思います。
「○○したい!」と強く願ってはいけないのです。なぜなら「○○したい」と願うと、「○○したいと願っている状態(すなわち、願っているわけだから叶っていない状態)」を宇宙は作り上げるからです。
「執着してはいけない」というのも、そういう意味です。
「絶対こうしたい!」と思うと叶わない。なぜなら執着しているから。
あなたはコンビニに行って、おにぎりを買うことができます。
できるでしょう? ふつうに。「できる」と思うでしょう?
これが執着なく「うまくいくのは(望む現実が)真実であるとすでに知っている」状態です。
コンビニにおにぎりを買いに行くような「うんうんできる、できる」と思う状態を、作ればよいのです。
執着するのではなく、当たり前に手に入るものであると。
そして、重要なのが「人は当たり前に手に入るものに対して強く憧れたり願ったりはしない」ということ。
ですから、強く願う(≓執着する)と、叶いません。
スピリチュアルズ 「わたし」の謎 (Amazon) 楽観的な見通しがつねに好ましい結果をもたらすわけではない。
ニューヨーク大学の心理学者ガブリエル・エッティンゲンは、欲しいものを夢に思い描くだけで実現の可能性が高まるかどうかを確かめるために、成績でAをもらうことをイメージした学生(実験群)と、試験とは無関係なことを思い浮かべた学生(対照群)を比較してみた。すると、良い成績を「強く願った」学生は、常識とは逆に、何も願わなかった対照群の学生より成績が悪かった。
エッティンゲンは、それ以外にも「予言が自己成就しない」実例をたくさん見つけている。
理想の就活に成功することを夢見ていると出願書類の数が減り、その結果、自然と内定をもらえる数も少なくなる。
ダイエット後のほっそりした姿を「強く願った」女性たちは、ネガティブなイメージを思い浮かべた女性たちに比べて体重の減り方が10キロ(!)も少なかった。
なぜこんなことになるかというと、ヒトの脳はフィクションと現実を見分けることが不得意で、夢の実現を強く願うと、脳はすでに望みのものを手に入れたと勘違いして、努力するかわりにリラックスしてしまうからのようだ。
スピリチュアルズ 「わたし」の謎 p127~128
上の記事でご紹介した方法を実践してもなかなか結果が出ない人も、この「強く願った人」と似たような状態にあることが多いようです。
基本的に、こういう潜在意識に刷り込む系のワークをやると、行動や思考が変わってきます。変わってきませんか? 私は変わってきます。ちゃんとそちらの方向に向かって「流れている」感じができてきます。
「人事を尽くして天命を待つ」といいますが、まさに「やるべきことをやるように」自然とプログラムされていくのです。
上のヒーラー志望の女性に、私はこう提案しました。

ブログでもSNSでもいいから
人に役立つスピリチュアルな情報をチャネルして
1000個投稿してみましょうよ

えっ?
1000?
それは、ちょっと……

……ええと
本気でこの仕事で食べてく気、ありますか?

え……
う、うぅ
本当に流れができていたら、ここで「1000投稿してみましょう」の提案に「面白そうですね、やってみます!ワクワクします!」と返せるはずなんですよね。だって、自分の内側のエネルギーの泉とつながって、どんどんどんどん、言葉がわいてくるはずだから。やりたくてウズウズして、たまらなくなるはずだから。
「そこ」とつながっていると、頑張らなくても努力しなくても、どんどんどんどん湧いてくる。私だって、このブログはまったく努力して書いていません。ただ「出力」しているだけです。
わいてくるから。
出してるだけ。
考えて書いてるわけじゃないです。
この内なる無尽蔵なエネルギーとつながるには、自分(内側にある神性)とつながる必要があります。ですから「インフルエンサーの○○さんがこうしたらうまくいくと言っていた」みたいな、外側の情報を取り入れているだけでは、「1000発信しよう」と言われた時に「そんな大変なことできないよ」と困ってしまうことでしょう。
誰かに憧れるのは自然なことです。
「こうなりたい」というロールモデルがあることもよくあることです。
入り口はそれでも良いのです。
しかし、ある時点でそれが「自分の内から湧いてきたもの」になる必要があります。
人から与えられた概念ではエネルギーはわいてきません。やる気は起きません。
あくまでも「内側」から湧いてくることが必要です。あなたの内側に、一番大切なものがあるということです。

うまくいくのは
(望む現実が)真実であると
すでに知っていることを
宣言する場合だけだ
トランサーフィンではこうです。
通常、人は次のように判断する。
私は欲するが、何も起こらないことを恐れる、あるいは、本当に起こるのだろうかと危惧する。勝利または敗北に対する自分自身への責任感から、人はやむを得ず自分や世界に厳しい条件を突きつける。
世界には期待し、自分には要求する。その結果、(現実を映し出すフィルターとなる)鏡は、欲する、恐れる、手放さない、ということにより三重に歪んでしまう。歪んだ三面鏡である。
もしあなたが、意図を、世界から受け取るべきものを要求する固い意志だと思うなら、何も叶うことはないだろう。
また、あなたが欲するものを世界に乞い願うのであれば、やはり何も叶うことはないだろう。
あなたがすべきことは、注文を行い、世界がそれを実現するのを認める(容認する)ことだと理解してもらいたい。
あなたが要求したり、乞い願ったり、恐れたり、疑ったりすることで、せっかく世界があなたに与えてあげようとしているのに、自らリセットしてしまうことになる。なぜなら、何かを要求し、乞い願い、恐れ、疑う、すなわちあなたの態度をそっくりそのままはねかえしてくる。なにしろ世界は鏡にすぎないのだから。
世界を自由の身にしてやり、あなたにとって世界が今すぐ快適なものになることを容認してやるのだ。ネガティブではなくポジティブな世界になることを認めてあげるのだ。あなたがそう決意するだけのことだ。
トランサーフィン鏡の「超」法則 リンゴが空へと落下する――奇跡の願望実現法 (超★スピ) p214~215
言葉で伝えるのはなかなか難しいですね。
個人個人にカスタマイズしたらもっとわかりやすくなるのですが、それは個人セッションでしか不可能です。ブログではやはり、フワッとしか書けませんね。残念です……。