経営者や人事担当の方から、こんなお話を聞くことがあります。

本当に採用って難しい
何人採っても、正解が見えないんですよ
このように、悩まれている方がたいへん多いですね。
たくさんの人を面接し採用してきた飲食店経営の藤村さん。飲食業界は常時人手不足ですから、採用面接経験はおのずと多くなります。
そんな藤村さんは、「コミュニケーション能力がある人間がいないかが組織の力の差になる」と動画内でおっしゃっています。
(この動画内の「嘘を見抜く技術」は、人材採用に関係なく使える知識です。すごい)
さて、2024年度卒の就活から採用直結型のインターンシップ(就業体験)が解禁されることになりました。中途はもちろん、新卒採用はますます人(伸びしろ・可能性)を見ぬく目が要求されそうですね。

そんな中で、「組織に合わない」程度ならまだしも「組織にとって害になる」人間を事前に見抜くにはどうしたらよいのでしょう?

人を選ぶ技術(Amazon)
経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術の著者、小野壮彦さんはこう言います。
動画7:00~
ーーどうやったら悪が見えてくるんですか?
「どうやったらというより、シグナルがあるんですよね。(中略)ザワザワするとか気持ち悪さが残るとか、そういうものが最後の深いところに降りた時に出てくるケースがあるんですよね。ここはノイズなのかシグナルなのか良く考えなきゃならなくて、自分の身体的な反応に注意を向けることが大事だと思っています。(中略)
実は頭よりも身体で感じる波動やエネルギーなど、本当にちょっとしたところが大事」
なるほど。
やはり、頭でっかちはNGなのですね!
相手の「本質」を見抜かねばならないときは理論ではなく、感覚でとらえる。
そのためには、自分の内にある「動物的嗅覚」を磨く必要があります。「この人は、ちょっとなんか」とモヤモヤを感じとる力が大切だということです。
そう、「モヤモヤする」って悪い意味で使われがちですけれども、「ちゃんとモヤモヤできる」って非常に大切。だって、それは本能が発しているシグナルなのだから!
でも、悲しいかな、頭で理路整然とロジカルシンキングばかりしていると、こういった本能的な嗅覚は鈍ってしまいます……。涙

頭でグルグルグルグルグルグルグルグル考えて、考えるけれども答えは出なくて、時間を浪費するばかり……。涙
これは、スピリチュアルな言い方をするならば、「頭にエネルギーがたまってしまっている状態」です。
つまり「頭でっかち」になっている。
実は、運の悪い人、開運できない人はこの「頭でっかち」だったりします。
頭でグルグルグルグル考えて(悩んで)いると視野が狭くなって、ラッキーなチャンスを見落としてしまうのです!
動画7:00~
これらの実験では物理的な視野狭窄によって、落ちているお金に気づかなくなるという、言ってみれば当たり前の話をしたんですけれども、道端のお金を拾いやすかったり、次々にチャンスをつかむような運の良い人とそうではない運の悪い人には、統計的な差があるということが実は調べられています。
(中略)
神経症的傾向の点数が高い人(≓メンタルの弱い人)つまり運の悪い人は、例えば上司に怒られないように常に緊張したり不安な状態でいると、狭い範囲に注意力が集中してしまって、身の回りにあふれているチャンスを見逃しやすいということでした。
これ。
これまさに、スピリチュアルでよく言うことでしょう。
「高次の愛は誰にでも注がれている。ただ、それを受け取れる人と受け取れない人がいるだけだ」と。
なぜ受け取れないのか。
それは、「与えられていることに気づけない」から。
もしくは「与えられても自分は受けとってはいけない」と思い込んでいるから。
身の周りにはチャンスだらけなのに、スマホ画面に流れて来る(自分にパーソナライズされた)狭い世界の情報だけに集中してしまうと、気づけないのです……。
頭でっかちだと、自分の感覚をキャッチできないと、損をしてしまいます。
愛は、あふれているのに。
光は、あふれているのに。
それに気づけず、「自分が愛されている実感」なんて、持てないのです。
悲しい……。
宇宙は惜しみなく手を貸してくれる。
にもかかわらず、私たちはなかなか受け入れようとせず、その手をはねのけてしまう。もう一度言おう。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 p89
人はみな「失敗するのが怖い」と言うが、本当に恐れているのは「成功するかもしれない」ということである。

そんな頭でっかちを解消してくれるのが、運動。
体をうごかせば、頭にたまってしまっていたエネルギーを下に降ろす(グラウンディングする)ことができます。
やはり体育会系脳筋が最適解。
今日も運動して爽やかな汗をかきたいものですね♪
汗は裏切らない!
単純に、運動するとデジタルデトックスになる――スマホ(ネット)から離れられる、ということもあります。
視野狭窄にならず、むしろ視野を広げられる。だから、運動がいいのです。
例えば、スマホを家においてジョギングしたりウォーキングしていると、物理的に視野が広くなります。
「ああ、山の上には雪が積もっている」とか「あそこで光っているのはシリウスかな、それとも金星かな」とか「ここ、新しい店入ったんだ」とか、普段意識していなかったことを意識できるのです。

リラックスして運動していると、インスピレーションが降りてきます。
色んなアイデアが泉のように、自分の内側からあふれてきます。
悩んでいたことの「シンプルな解決法」を思いつくこともあります。
私はたまに、こんな質問を頂くことがあります。

どうやったらそんなにブログ記事を書けるのですか
書くことが思い浮かぶのですか?
それは、運動するからです。
ウォーキングすれば、ブログのネタはどんどん湧いてきます。
つまり、「視野を広げる」と、内側から解決策はいくらでもわいてくるのです。
私たちは内側に「すでに答えを持っている」のだから。

「好きなことが大事!楽しいことしかしない!」という人は、視野の狭い頭でっかちな状態になってしまいやすいです……。
もちろん、好きなことをするのは悪いことではありません。しかし、好きじゃないこと、苦手なことに挑戦すると、視野を広げるためにプラスになります。
実は私も来週、超絶苦手なことに挑戦します……。
友達にアシスト頼んでいるので、逃げられません。
が、がんばります!

はじめの話に戻りますが、「人を見る目」をやしなうことで良い採用ができる、良いグループを組織できる。そのためにも「自分の感覚」とつながることが大切といえましょう。
その自分の感覚を磨くには、スマホを置いて視野を広げて、肉体感覚を使っていく(例:運動する)と良いということです。
やはり体育会系脳筋が最適解!
今日も元気に運動していきましょう♥
私も頑張ります!