
札幌市
M様からの
体験談
Nozomi様
お世話になっております。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
鮮度が高いうちに残したかったので、早速ですが体験談をシェアさせていただきます。

2021年3月。
対人援助の仕事が続けられず、コロナ禍で就活→同棲していた彼氏と破局。というメンタル激落ち状態で関東から地元札幌に帰ってきました。
5月にカウンセリング、8月にヒーリングを受け、それ以降はセッションを受けていない状態でした。それは「しんどいけど、、当時ほどメンタルが落ちてるわけじゃないな〜」と自己判断していたためです;
2022年に入り、何度かお茶会に参加。
その中でプレゼント企画を知り笑、わぁぁああ!✨と湧き立つ感情を感じたことがきっかけとなり、年末だし来年の指針を練るのに良い機会だな…!と思い今回カウンセリングの申し込みに至りました。
結論、あれこれ考えず受けといてよかったです!!!
理由は「なんで自分はこういう行動をしてしまうんだろう…?」と長年疑問に思っていた事への、答え合わせのような時間だったからです。
下記、一部をシェアさせていただきます。

はじめに選ばれたパワーストーンは、タイガーアイ。
前回はセラフィナイト(とにかく癒そう!)だったので、なんだか自身のフェーズが変化していることを感じました。
ブレス企画やお茶会、今回のセッションでも度々パワーストーンからのメッセージに登場する『自分軸をもちなさい』という言葉。
私は持っているつもりなのに…?
これは、上が言う自分軸と私が思う自分軸の認識に相違があるんじゃないか…!?と思ったので、質問させていただきました。
すると案の定「相違がある」と。
私の中では、思っていることを伝えたり、食べたいものを食べたり、行きたいところに行く=自分軸で行動していること、でした。
ですが、上いわく
「もう一段階深いところ。」とのこと。
深掘りしていくうちに、色々ポロポロ出てきました。
- 私に好意を持っている人(家族や恋人)が「私のことを気にかけている」空気や目線が苦手で、イライラした態度をとってしまう
- 上記のような、近しい間柄の人に「ありがとう」が言えない
- →このような行動を無意識にとることで、私は自分の境界線を守ろうとしていた。(喜び、感謝をすると相手はますますコレやってあげる!となる)
- 私が私の希望を叶えるより先に、母親がいつも動くので「自分の声」がわからなくなっていた。(親離れできていない)
- 「与えられること」が当たり前になり、いつしか「多少わがままを言っても受け入れられる私」に優越感を感じるようになっていた。相手は「Mのことをこれだけ理解しているのは俺。だからもっと返してよ!」という状況になっていた。(共依存)
※今までの男性関係、ほぼこのパターンで喧嘩別れしてます
…などなど。
自身の課題が浮き彫りに。
約10年前、母親が買ってきてくれたケーキに対して「ダイエットしてるって言ったのになんで!?食べないんだけど!」と言った時の、傷ついた母親の顔。
今でも強烈な罪悪感として残っています。
傷ついた人の顔を見ることって、こんなに自分が悲しくなるんだ…と。
相手は悪意なく(むしろ善意)でやっていること。それに対して拒否を示すことは、私にとって相手をすごく傷つけること。
彼氏が「アイス買ってきたよ!☺️」と差し出したら、別に全然食べたくなくても食べる。
「ありがとう!でもごめん今はいらない!」と言えない自分。
こういう小さなモヤモヤをそのままにしないことが大事なんですね…。
理由を毎回言語化しなくていい。
『違和感を理由に、断っていい』
(そこで相手が受けた感情は相手の問題)
点と点が線に繋がったような感覚でした。
違和感こそが自分の声であり、
高次の言う自分軸なのだと知りました。
人を傷つけてしまったとしても(そこは謝るけれども)自分の姿勢は変えない。
これはセッションを受けていなければ出てこない言葉です。
(前職:カウンセラーの影響ですかね。。寄り添うのが仕事、患者を傷つけるのは御法度)
今までの人生、たくさん人に与えられてきました。でも、満たされなかった。
私が本当に求めてるのは「自分で自分を満たすこと」だから。
(元彼に『空のバケツに水注いでるみたい』と言われたのを思い出します)
そのためには、まず自分の声を聴くこと。
小さなモヤモヤを無視せず、
「これをやったら私は満たされる?」と問いかけること。
これらを通して、セルフネグレクト気味だった自分への愛情のかけ方を試行錯誤していきたいと思います。
※自分のために掃除したり、料理したり、、を想像すると、それはもう私ではないなというレベルで今と違いすぎてるので、変化した時どういう景色が見えるのか、未知です。
また、私が満たされる生活とは?を序盤で深掘りしていったのですが、一ミリも「仕事」という言葉が出てきませんでした。
すっぱいブドウの逆バージョンのように、これだけ私が頑張っている仕事なのだから、たいそう重要ですごいに違いない!と思い込もうとしてたのかもしれません。
そして
長所でもあり短所でもある「なんでも言語化しようとするところ」。
女性性がくつろげない要因になっているとのことなので、モヤモヤの正体を明かそうと躍起になるのは今日から辞めます。笑
課題盛りだくさん!!
2022年と2023年が全然違う年になるだろうな、と今から予感しております。
リピータールームの読んでいない記事を年末年始に読むという楽しみな予定もできました♪
また、来月お茶会でお会いできること心待ちにしております!引き続きよろしくお願いいたします☺️
最後になりましたが、
自分一人では到達できない深さの気付きを与えてくださり本当にありがとうございました!
ありがとう〜♪でもいらない♪をニコニコ顔で言える私であろうと思います。
それが、私にとっての『しなやかさ』です!
Nozomiより
「相手のためを思って先回りする」
これ、良くないんですね~。
本当に、良くないんですね~。
相手のためを思ってすることが、相手の成長を阻害してしまう。
肥料をやりすぎて根腐れする植物のようですね。
親の過保護、良くないです……。
子どもは、気が付かないうちに「過干渉な人間関係のパターン」を埋め込まれてしまうのですね。
そこを気づいて修正していく。
とっても大変な作業だと思います。
でも、気づかないと、同じことを繰り返してしまう……。それは避けたいところ。
人を傷つけて良いわけではないけれども、どうがんばったって傷つけてしまうことは出てきます。善意すら人を傷つけることがあります。
だから、それはもう謝るしかない。
けれども、謝ったとしても「自分の大切なもの」は譲らない。相手に合わせない。寄りそわない。そこが大切なんだと思います。
「今のあなたに温かい気持ちを持ち続けるには、この形は無理」というふうに思うことも、とても価値あることです。
そうやって、距離を置くことによって、将来的にもっと近づけるかもしれませんし、そういう日はこないかもしれません。
でも、自分の心が平和であれば、何も問題ないのではないでしょうか。
自分は相手の自由を尊重する。相手を変えようとしない。でも、それが今の自分を傷つけるのであれば、距離を置く。
極めてシンプルなことですが、「それでいい」のです。
やっぱり、それでいい。: 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 p159

ちょっと話は変わりますが、対人援助職の人が真面目に「相手によりそう」とか言い出すのって、本当に心配になります。
正直、「相手に寄り添った援助をしたい」と本気でいう人で、対人援助職5年続いてる人、見たことないです。そういう「よりそい型」の人って、大体精神病んでやめていきます。カウンセラーやセラピストに限らず、占い師やスピリチュアルヒーラーもそうです。
じゃあどういう人なら続くのか。
サイコパスな人です。

名越康文先生は、大阪府立中宮病院で精神科医をしていました。現在の大阪府立精神医療センターの前身である中宮病院は、公立の精神病院。つまり、他の病院ではさじを投げられた超一流(?)の精神病患者を閉鎖病棟で診ていた人です。
すごいですよ。頭おかしくなっちゃって殴りかかってくるような人だっているところですよ。でも、名越先生はそんな患者とも対等に渡り合うことで有名な、スーパードクターだったそうです。
そんな名越先生は、ちょっと頭おかしいです。
ムーが好きだしハンニバル・レクターに魅入られています。
自分で自分のことを「私はドライだからね」とサラッと言いきります。
これです。
この「ちょっとサイコパスじゃないのこの人……」感があるからこそ、30年以上も精神科医をやってられるんですよ。30年以上現役を務める某有名カウンセラーさんも「傾聴? そんなことしない」ってズバって言いきってます。
相手にガチで寄り添う人は、援助職、向いてません。
あんまり寄り添っちゃいけないと思います。寄りそう人は、精神病むから。なぜ病むかって、他者に寄り添うことで「自分軸」を失ってしまうから。
スピリチュアルな言い方をすると、自分軸を失うということは、自分の内なるエネルギーソースから切り離されるということを意味します。だから、自分軸のない人は内から湧き上がってくる熱い「こう生きたい!!!!!」という情熱がわかないのです。
なぜなら、そういう人の多くは「相手に寄り添いたいです!」と言い出すから。
ダメです。そういうタイプは病みます。
しかし、そんな中でも「あなたは絶対にカウンセラーなったほうがいい!絶対やりなよ!絶対向いてる!!!」って大絶賛した人も、実は、一人いました。
その人はこう言っていたからです。

私、人の闇が好きで、
人の暗部を聞きだすのが大好きなんです!
人の汚いところを目撃すると、ワクワクしてゾクゾク興奮します。
だから、カウンセラーになったらたくさん人の闇を摂取することができるんじゃないかって思って♥
完璧サイコパス。
でも、このタイプこそが、20年・30年カウンセラーやっても精神病まないんです。大量の人の心を救うことができるのは、こういう人です。どっか狂ってる人のほうが、人を救えます。
まともな人(特に人の心に寄り添いたい優しい人)は本当に対人援助職には向いてないので、やめたほうがいい。
もちろん、人に寄りそってもいいんですよ。それ自体は素敵なことです。
でも、普通の人が寄りそうのは2~3人、家族や親友程度に抑えておいた方が無難です。
サイコパスこそが、多くの人を救う。
だから岡田斗司夫の「サイコパス人生相談」は大人気なのです。
「サイコパス人生相談」とは
「普通の回答はすでに検討済みのはず」
「相談者の隠された事情がある」
「相談者の望む回答については一切考慮しない」
という思考から導かれる目から鱗のアドバイス!

話がずれました。
自分軸をぶらさない。
自分の中に違和感があったらちゃんと拾ってあげる。そして、やんわりNOをいう。
相手のリアクションはどっちだっていいんです。肯定でも否定でもどっちでもいい。
受け入れてくれるなら距離を近くしてもいいし、拒否してくるなら(少なくとも心理的には)距離をとる。それだけのことです。
相手が自分のためを思ってやってくれたことでも、違和感があったらNOをいう。
そのために、いろんな人間関係が用意される。舞台が用意される。
ちゃんと、テストに合格できるかどうか、試される。
人との関わりって、たいへん深い学びを提供してくれますね。
Mさんを見て私自身も、学ばせていただきました。ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
新年のお茶会では、月星座のテーマでおしゃべりいたしましょう。またお会いできるのを、心より楽しみにしております♥