今の時代に投資をしてはいけない理由!リスク高すぎ!! 2020年代サバイバル

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「貯蓄から投資へ 一億総株主化」のワナ

先日、岸田総理の掲げる「新しい資本主義」へのとりくみとして金融庁は「貯蓄から投資へ 一億総株主化」という方向性で舵を切りました。

具体的には少額投資非課税制度(NISA)の抜本的拡充や個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の加入対象年齢を65歳未満から引き上げる、などの政策が挙げられています。

つまり、「ちょろっと投資」をやりやすくして、老後の年金にプラスするために投資しようぜ、みたいな話です。

そのせいか、今まで投資に触れてこなかった人が株式市場や債券市場や、ハイリスクなFXや仮想通貨に手を出す事例があるようです。

うーん。
ちょっと。
危なくないですか。

私は、この現状を憂慮してしまいます。
なぜなら、今の市場は「基本的には負ける」系だと思ってるからです。
初心者、素人が勝てる相場では、ないよなあ~って思うのです。

2022年に素人が株式市場で勝てない理由

これ、裏返すと「2012年に素人でも株式市場で勝てる理由」なんですよ。
そうなんですよ。10年前だと真逆だったんです。
そういう理由で、「今相場に参入するのはきついでしょう」と書いています。

インデックス投資推しで炎上した厚切りジェイソンさん。
2012年だったらヒーローですよ。でも、2022年だったら詐欺師扱い。
そういうことなんです。

今、投資初心者が株式に手を出すのが得策だとは、私は思えません。

どうしても株を買いたいなら、10万円ほどインデックスファンドに投資して「様子見」してください。その10万円は「勉強代」です。利益を得ようとして買うのではなく、勉強のために買うのです。

そしてヤフーファイナンスでも株アプリでもいいですから、登録して値動きをチェックしてください。

値動きチェックするだけなら、買わなくてもいいじゃないですか

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人間は身銭を切ることで「自分事」として感じられるという面があります。ちゃんとお金を出したからこそ、気にし続けることができます。無料でただ見てるだけだと飽きて3か月もしないうちにやめちゃうでしょう。

ですから、少額まずインデックスを買って「株式市場ってこう動くんだなあ、政治家がこういうこと言ったときにこういう値動きをして、企業の決算が出た時にこんな感じで動くんだなあ」ということを肌で学んでいってください。それは自分にしかない、かけがえのない経験知です。

2022年の株式投資で難しいのが「人の言うことを信用するな」というところです。
2012年なら「知識のある人についていけ」でOKでした。でも、今は真逆。

アナリストが話すことを「こんな公開の場で情報を出せるまでになったんだな。じゃあこの相場はもう終わりだ」と判断するような”ひねくれ”が大切になります。

例えばね、8月くらいに「アメリカ株買い!!今アメリカ株を買わないと損!!」みたいなこと、メーッチャ聞きませんでした?
メーッチャいろんな人言ってたでしょう。「これからはアメリカ株!」って。

それでモリッと上がって8月下旬からガッて下がってますよね。

そういうことなんですよ。
だから、みんな(しかも自分より賢くて優秀な人たち)が言ってることを聞いたうえで「なるほど、じゃあ自分はやらない」と線引きする勇気が必要です。こういう時勢では。

それってけっこう難しくないですか?
特に初心者には難しいですよね。
だから、2022年に株を買い始めるって難しいんじゃないかな~って思います。

「今買っておいて、10年後20年後まで持ち続ける」
そんな気持ちで、余剰資産で余裕をもって買うぶんにはいいんじゃないでしょうか。
でも、「将来のために資産形成をしよう」って目的だと、どうなのかなぁ~って思っちゃいます。

2022年に素人が為替市場(FX)で勝てない理由

これは、もう、説明しなくてもいいでしょう。

ドルから見た円の為替価格
BoJ Is In Da House… | ZeroHedge

無理でしょう。いろいろと。
要因が複雑すぎます。
円じゃなければいいのかって言ったらポンドだってめちゃくちゃな動きだし、これだけ不安定化したら揺り戻しだって極端になりかねません。

今為替相場(FX)に手を出していいのはプロ中のプロだけだと、私は思います。
(外貨預金ならポートフォリオのバランスを考えた上で一定割合入れるのはアリだと考えています。特にUSDは金利モリモリ上がってますし)

2022年に不動産市場で(素人以外も)勝ちにくい理由

不動産投資はだれでも気軽にというわけにはいきません。
アパートやマンションを一棟買うのには億単位でお金がかかることが多いです。中古マンション1室買って家賃収入で運用するとしても、種銭として1000万円は欲しいです。

「気軽に10万円で不動産投資をしてみよう」という場合は、REIT(リート)を買うことになります。が、初心者でREITを第一ターゲットにする方、少ないんじゃないでしょうか。REIT買うなら、東証INDEX買いますよね。だって、そっちのほうがわかりやすいもの。

不動産投資は、玄人市場です。素人参入としては、大企業のサラリーマンや医者や弁護士など「社会的信用の高さゆえに銀行から融資を引き出せる人」がやることが多いです。限られてます。

そして、不動産投資をするような人は並外れた金持ちが多いです。
「資産」の考え方が根本的に違います。

資産形成をして
自分も億越えのお金を手に入れるんだ!

じゃなくて

お金はそんなにたくさんほしいとは思わないなあ
だって、もう一生生活に困らないだけあるしね
できるだけ減らないようになればいいかな

なんですよ。

マンション買うのも「まあ値下がりすることもあるかもしれないけど、値下がりしたらしたでしょうがない。それでも資産価値をそれなりに保ってくれるならそれで良し」くらいの感覚で買ってたりするんです。

「もっともっと!資産を増やそう!」ではありません。
資産を増やすために運用するのではなく、守るために運用しているのです。
投資で勝たなくてもいいのです。負けなければ十分。

根本的な、視点が違うわけですね。

そんな中で、種銭5000万円の庶民が「不動産で資産形成」って参入して、熟れた果実が回ってくると思いますか。私はなかなか厳しいんじゃないのかなぁと思います。

だって、そもそもおいしい話、表にならないし。
一番うまいとこ、表に出る前に話ついちゃうし。
不動産って、そういう世界だし。

そこで「おいしい話(自分が満足する物件)」に出会うには、地道な努力や待ち時間も要します。下の動画で語られている通りです。

しかも、常にくるくると状況は動きます。
買えば安心、ではありません。

例えば、富裕層にとって、タワマンは相続税対策の救世主でした。特に高層階を買っておけば、節税効率がすばぬけていたんですね。いわゆる「タワマンスキーム」です。

でも、それも2022年の4月19日、いわゆる「タワマン裁判」で国税側が最高裁勝訴したことによって風向きが変わりました。

裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan
タワマン節税の敗訴は必然、「4つのやり過ぎ」で追徴課税3億円やむなし
高額賃貸マンションの購入による相続税対策が、最高裁でも否認され、3億円を超える追徴課税が遺族に命じられた――。この判決が話題になっている。背景には、相続財産に対する課税強化があり、本件はその象徴的な事例といえよう。「タワマン節税」はなぜ最高裁でも認められなかったのか。税務当局が抜いた“伝家の宝刀”とは何だったのか。年間...

そんな変化のなかで富裕層がしのぎを削る場が不動産投資市場です。
素人が手を出すのは、なかなか厳しいのではないかと思います。

それでも不動産投資は魅力的。
女優の原節子さんは、42歳で引退しました。
それからは表舞台に立たず、独身を貫き、95歳でお亡くなりになりました。

ざっと50年以上、働いていません。
原さんがそんな人生を送れたのはなぜか?
それは不動産投資で資産形成したからだと言われています。

不動産投資をすることで、そんなふうに生きられる実例もある、ということですね。
そして、そんな不動産投資を可能にするアドバイザーが、原さんにはいらっしゃったのでしょうね。

不動産投資で豊かに生きることはできる。
そのためには、資産(種銭)+アドバイザー(もしくは自分の頭脳)、この二つが必要かもしれません。

それでも投資を始めたい方へ

ここまで長々とお読みになられて疲れたことでしょう。
「それでも投資をしたい!」というガッツのある方に、私がおすすめできるのは「金」です。金投資をやってくれる人に頼むのではなく、現物を自分で持つことです。

金というと、上のような「延べ棒」のイメージがありますよね。
しかし、私が購入をおすすめしたい金は「本当に少額でちっちゃいやつ」です。田中貴金属工業では5gから買えます。

田中貴金属工業株式会社|地金・コインのご購入

2022/10/25の金価格がグラム8,742円ですから、5gだと43,710円です。
この価格なら、買えなくないでしょう。投資しようと思ってるような人なら、全然買えるでしょう。

「金を買って売ってもうけて大成功」という目的で、この提案をしているわけではありません。確かに、社会が不安定化してインフレしていくとお金(通貨・紙幣)の価値が下がって物の価値が上がりますから、金をもっておく意義はあります。

だけど、私はそういうことではなくて「ライフハック」「セーフティネット」として金5gを何個か買ってもっておくといいんじゃないんですか、と思うのです。

なんかね、みなさん「デジタル通貨だ!」「仮想通貨だ!」とかおっしゃいますよね。もちろん、それはそれでいいんです。けれども、2018年の地震で大停電を経験している北海道民としては、「デジタルって、電気ないと無能なんやで」とも思うのです。

2022年の今、その現実を私たちは、ウクライナに見ることができます。
日経新聞で2022年10月23日ウクライナ停電、150万人に影響 火力発電の半分喪失と報じています。

ウクライナ停電、150万人に影響 火力発電の半分喪失(写真=ロイター)
【ベルリン=南毅郎】ウクライナで大規模な停電が発生している。ロシア軍による電力施設へのミサイル攻撃が相次ぎ、ウクライナメディアによると停電の影響は150万人以上に広がったもようだ。特に火力発電能力の少なくとも半分が喪失しており、電力供給が不安定になっている。冬の到来を前に国民生活への影響が深刻になってきた。ロシアのキリ...

ウクライナでの停電によるインターネットの遮断率は、都市により一時的に最大70%以上にものぼったようです。

電気ない。
ネット通じない。
そんな世界で、デジタル通貨で口座に500万円あったところで、何の意味もないんですよ。

もちろんキャッシュレスなサービスを使っていいんだけど、同時に「リアル」もちょっとやっといたほうがいいんじゃないの、って、私は老婆心で思っちゃうんですよね。

そんな万が一の時に「金」は使える可能性が高いんです。
しかし、1kgの延べ棒だと使い勝手悪いったらありゃしない。コメ10kgと金1kg交換とかになったら、泣けてしまいます。ですから、ミニサイズの5gが使いやすいわけです。

うーん、金かあ……

と乗り気になれない方は、500円玉100枚ためましょう。
とりあえず、500円玉。
ほら、2024年が来るから、ね。

(でも、庶民にはそんなに関係ないと思いますけどね。資産3000万円以下の人は、そんなにそっち方面では神経質にならなくてもいいんじゃないかなって私は思います。資産のある方は、いろいろ今から対策打っておいたほうがいいんじゃないかな、とも思います)

なぜこの記事を書こうと思ったか

本題は以上です。
ここからは余談です。お時間ある方のみ、お読みください。

私、自分が投資に関する記事を積極的に発信する必要性を感じていませんでした。
だって、素人だし。知識、ないし。
そんなに、投資に対して言えるようなこと、ないし。

でも、メルマガ読者の方にパワーストーンブレスをお作りしたときに聞いた話や、おしゃべりで聞いた話で、「えっ、そうなんですか?」と思うことがありまして。
(セッションは「つながってる」状態でやるので、セッション中に話したことは記憶に残りませんが、おしゃべりでは「つながってない」ので話したことは覚えています。なので、こういった記事にも反映させやすいです。おしゃべりのご縁をくださった方々、ありがとうございます)

あの~、その投資、危なくない?
ちょっと、それでつっこむの、危なくない?
ええと、もうちょっと様子見してからやったほうが、よくない?

って思うことが、ありまして。

これは、2022年の今だからこそ思うことでもあります。
つまり、今は「初心者が投資家として市場参加するのはちょっと危ない状態」だから。

10年前、2012年だったら「うんうん、インデックス買ったらいいよ~」って話でした。
でも、今は、違います。

コロナからのウクライナ戦争からの2024年に新貨幣発行を控えた状態。
こんな時に、ピヨピヨちゃんが虎の子の資金を株式市場や為替市場や債券市場にガッと投げ入れる。

いや、それ、きっついでしょう。
ベテラン投資家やヘッジファンドが大負けしているこの状況で、それ、やばないっすか。
って話で。

あなたが悪いんじゃない。
あなたのリテラシーが低いんじゃない。
そうじゃなくて、ほとんどの人が負けてる戦場に、なんでわざわざ突っ込んでいこうとするの。って話で。令和の今にわざわざ彗星乗って特攻せんくてもええやろっていう。

もちろん、そういう過酷な市場であえて利益をとっていくやり方もなくはないです。
リーマンショックでウォール街のエリートたちがバタバタ倒れていく中で、陰キャなオタクたちが一攫千金。そんなことだって、現実にありました。

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たちはそんな痛快な現実を教えてくれるノンフィクションです。今のこの世相で「逆張り」したいならば、手に取ってみてもいいかもしれません。

が、それは相当な読みの鋭さが必要で運も必要で「すべて失っても自分は張ったる」って胆力も必要です。周りから「頭おかしい」「狂ってる」「本当のバカ」と言われようとも、自分を信じ続けるメンタルの強さも必要です。

ほとんどの人には無理なんですよ。それ。
今の市場で勝てる人って、メタップス創業者の佐藤航陽さんみたいなタイプの人ですよ。

動画27:00頃~

俺、23くらいに先輩の経営者に
「借金しようと思うんです」
って相談したら、先輩の経営者が
「佐藤君、5000万円も5億円も一緒だから、5億円借りたほうがいいよ。なぜなら、返せないから。5000万円も5億円も返さないんだったら、5億円借りたほうが絶対にいいから」
と言われて
「あ、なるほどな」
と。もう負けたら自己破産で終わりなんだと考えたら、掛け金は多いほうが絶対に成功するってわかったんで、肚が決まるであればとことんまで行こうというところから覚悟が決まってですね

もうね、なにそのジュリアス・シーザー理論。
(シーザーは「借金をすればするほど返せなくなるから、借りてる側の立場が強くなる」的考えでした)

頭おかしいでしょ。クレイジーですよ。
でも、今みたいな混迷の相場で勝つ人は、こういうタイプです。
良い悪いじゃなくて、そういう頭狂った人の3%くらいが勝つってことです。

だから、「毎月1万円をインデックス投資で積み上げよう」「FXで資産形成しよう」みたいな考えで参入する人が、勝てるわけないんです。ですから、私はお勧めできない。

私は頭が硬くて古いのかもしれません。
でも、どうしても思うんです。
「投資は余剰資産でやるものだ」と。

すべてを無に帰すからこそ、再生と復活があると教える蠍座の新月の日に。

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