
兵庫県
A様からの
体験談
去年の12月と今年の8月にセッションを受けました。
12月のセッションでは仕事があまりうまくいかず、自分に適正があるのか?やめた方がいいのではそんなことを思いながらのセッションでした。
でも、セッションで降りた石はセレスタイト、あなたは魂の道を行っています。恐れないでそのままの道を行けば良いとのことでした。

びっくりしました。現実はうまくいってないとばかり思っていたからです。今の苦悩や壁は必要なものだったんだそう認識させられました。
仕事の話が終わった後聞こうかどうか迷ったんですが、自分の性的なトラウマを聞きたくなりました。
小学生のころ、女性トイレを覗いたことがあります。そのことで自分を責めてしまい、後の異性(女性)との付き合いや自己肯定感の欠如に繋がったのではないかという思いがあったからです。
そこをnozomiさんに導かれながら、分析していくことができました。
覗きは覗きでも、なぜトイレだったのか?
銭湯や更衣室ではダメだったのか?
放尿が見たかったのか、大便が見たかったのか?
など、分析していくうちに、本当は母親の放尿が見たかったんだと気づかせてもらいました。
父親は家にお金を入れることができず、実質無職、母は四人兄弟の世話に義父母の介護、全く余裕のない幼少期を過ごしました。敏感な子だった私はそのときの母親の負の感情やエネルギーを引き受けてしまったみたいです。
その負のエネルギーを放出したいという部分が女性の放尿をみたいという欲求に繋がったとき、驚きました。思春期の性の目覚めによるものだとばかり思っていたのが、背景にそのような事情があるとわかり、自分を深く理解し、過去の自分を責めるだけではこの感情は浄化されないとも気づきました。
また、私の性的な部分、なぜ○○○をされることが好きなのか?という部分にもフォーカスすることができました。いわゆるアブノーマルな性癖に自分もなぜ○○○が好きなのかよくわかっていませんでした。nozomiさんは引くこともなくその話をきいてくださり、一緒に分析し、アドバイスをくれました。
なぜデリヘルのその嬢じゃなきゃダメなのか?
なぜ○○○がないといけないのか?
○○○されている時の感情はどうなのか?など分析していきました。
次にうけた8月は仕事よりも性癖の話メインでした。
去年12月のセッション後○○○されながら、××=穴=陰という考えが浮かんだんです。もしかして、自分は女性に○○してもらっている時に女性のエネルギー(女性性)を注入してもらっているのでは?と気づきました。
最近、お気に入りの嬢が10月いっぱいでデリヘルを辞めることになりました。プレイも精神的な相性も抜群だったので残念です。ですが、何かの縁でそうなっているのでしょう、受け入れて、新たなる縁を期待しています。
エロいビデオを鑑賞する際、○○ものや××ものを見ているとき、勢いあるおしっこの放物線やチロチロと流れるのをみたりする視覚的なものが好きだと思っていましたが、最近、おしっこの音も好きだとわかりました。凄く自分にとって癒しとなっているんです。休日は女性とのセックス動画よりもおしっこの動画をあさって見て聞くのが本当に癒しになります。現実では女性にしてはいけないことですが、それを自分が認識し、抑圧しすぎないようにして、抑圧しすぎると変な方向(犯罪に繋がる)と言われて、うまく付き合っていかないとな、そう思いました。
12月も8月も同じ石、セレスタイトが降りてきて、今のままでいい、焦らないで!というメッセージ大切にしていきます。
Nozomiより
この記事のはじめにも注意書きで書きましたが、非常にセンシティブで性的な事柄を書いていくことになります。性に関するトラウマを抱えていらっしゃる(特に女性)は、以下はお読みにならないでください。
こう強くお断りした理由は、私は最近の情勢が「男性性の抑圧をし過ぎている」と感じているからです。
「男らしさ」。
めちゃめちゃディスられてませんか。
男であることに胸を張れない場面、増えてませんか。

2022年10月号 (2022-08-26) [雑誌]
男性であってもメイクをし、美しい服をまとう。
最近の雑誌ELLEでのそんな特集は見事なものでした。

2022年10月号 (2022-08-26) [雑誌]
これ、両方男性。
美しいでしょう。
雑誌の中では、繊細なドレスに身を包んだ美しい男性のスチールなどもありました。
K-popの男性アイドルも、そこらへんの女性より数段美しい人ばかりです。
今は、魚すらメス化する世界。
洗面所や台所、トイレから流された避妊薬や洗剤といった家庭用品が魚のオスをメス化させているという。
こうした製品に含まれる化学物質は、人間の女性ホルモン(エストロゲン)と似たような作用を魚にもたらす。これによって、精子の数を減少させ、卵を作り出すといった、魚にオスとメスの特徴が同時に現れる現象が確認された。その影響は大きく、川魚の5匹に1匹に現れているという。
トイレに流された避妊ピルや洗剤で魚のオスがメス化する現象が相次ぐ。5匹に1匹がメス化。 : カラパイア
私も「これからの時代は女性性が大事」とお伝えしています。
しかし、オスはオスであって男は男です。
BTSはいくら美しくても、当たり前に男性です。
彼らは美しさを称賛されます。男らしさではなく。
現代社会では男性が男性であることに誇りを持てない状態が、多いと思うのです。
「いや、女性だって虐げられている。女性が女性であることに誇りなんて持ちにくい生きづらい社会だ」とおっしゃりたい方もいることでしょう。確かに事実としてジェンダーギャップの問題はあります。
しかし、今の時代に女性がそう声を上げることは以前と比べてたやすくなっています。その流れはこれからより加速します。昨日も元自衛官の五ノ井里奈さんがセクハラ当事者からの謝罪を勝ち取りました。素晴らしいことです!
一方で、男性が本音、特に性的なことに関する率直な意見を口にすると、たちまち大バッシングを受けてしまう傾向があります。
もちろん、これは今までの女性への抑圧の反動であり、これからは男性が抑圧される社会になりつつあるともいえます。
でも、それでいいと思いますか。
私は思いません。
なぜなら、男性性の抑圧は女性の内なる男性の抑圧にもつながるからです。男性だけの問題ではないのです。
男性は制御が難しい性エネルギーのコントロールという課題を背負わされます。男性であるというだけで、です。
ぼくが持って生まれた才能のなかで、最も「人生に効いているな」と感じるもの、完全に「性欲の弱さ」ですね、
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) February 2, 2021
本当にこの通りで、性欲が薄い人は勝ち組だと思います。
今の時代に性欲が強いということは、相当な苦労をせねばならぬことを意味します。セックスに対して並々ならぬ情熱があると「あの人、性依存なんじゃない?」と疑われてしまいかねません。そうすると、社会的信用も失墜します。
ですから、男性は(性欲の強い女性も)自分の性エネルギーのコントロールを、本当に、真摯に学ばねばならないのです。「社会的に死なないために」というシビアなレベルで。
しかし、性エネルギーとの向き合い方なんて、誰に教えてくれません。
年長の男性は昭和の論理で「英雄は色を好む!不倫こそ純愛!死ぬまでセックス!」で話になりませんし、AVなどのポルノは性欲の発散はしてくれても性欲のコントロール法は教えてくれません。
性エネルギーのコントロールはとても、とても、大切なものです。
性エネルギーを変容するならば、その聖なる面にすらふれることができます。高次の階段を上がるためのブースターにすら利用できます。
だから、自分の性エネルギーを「ありのまま」で認識するって、非常に非常に大切なことなのです。
今回体験談をお寄せいただいたA様は、一般基準だとやや変態です。多用されている○○○という単語は、風俗において大体オプションになることです。ノーマルプレイの範疇には入りません。オプションで、NGじゃない嬢に、お願いしてやることです。
だけど、そこを「自分、変態、キモイ」とふさぎこんでしまうと、自分の性エネルギーの形が見えなくなってしまいます。そこを、自分で抑圧してしまわないのは、大切なことです。
もちろん職場の人や知り合いや親戚に「自分、デリヘルでは必ず○○オプション付けるんっすよー!」なんて白昼堂々と宣言する必要はありません。社会的自殺をする必要はありません。(してはいけません)
社会的場面での抑制は、必要です。節度は大切です。
そして、パートナーに対しても、相手が受け止められない場合は(悲しいけれども)受け入れてもらえない現実を受け入れねばなりません。
でも、自分だけは、その形(歪であるなら、その歪さを)受容する必要があります。そして「なるほど。じゃあ、自分はなぜこんな性癖を抱くことになったのだろう?」と自問自答していくのです。
そこから、自分の深層への旅が始まります。最も深いところに、触れていくことになります。
その深層をなぞっていく旅の相棒には、日常を共にするパートナーは不適切である場合があります。正直な性エネルギーの形は、日常的な愛情ある優しいセックスからはみ出ることも多いです。それを共同生活者と探求できるか、というと、難しいケースが多い印象があります。
これは男性だけではなく、女性もそうです。
率直に言って、「夫相手では無理です。女性用風俗にいきましょう」と提案することも、あります……。夫が魅力的で素敵な男性であっても、です。
性エネルギーの探求、「これだ!」という気づきには、ハレとケのセックスの、「ハレのセックス」が必要なんです。でも、パートナーとの性行為は「ケのセックス」です。
日常的に行うセックスは、地味でルーティン化してて慣れ親しんだ「ケのセックス」だからこそ安定感があります。面白味はないけど、安心できる。パートナーとの関係で必要なのって、そこでしょう。ハレじゃなくていい。パートナー相手にコスプレとかしたくない。パイパンにしてくれとか勘弁してください。ちくちくするんじゃ!!
この体験談で風俗のことが書かれていて不快に思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、性エネルギーが飛び出ている場合、「なぜそう飛び出てしまったのか」を探求するために、こういったサービスで応えてくれる存在は非常にありがたいといえます。「ハレのセックス」を提供してくれます。
日本社会は、昔は普通に「ハレとケのセックス」が生活の中にあったんです。
夜這いによって色んな男性と寝ることができたし(もちろん女性側の意志で断ることもできました)、祭では無礼講の乱交パーティでした。
それで夫以外の男とまぐわって妊娠しても別に平気で産むわけです。父親が誰かとか詮索しないで「村の子」という意識ですから。しかも、相手が嫌になったら結構簡単に離婚しちゃう。そしてまた好きな相手とくっつく。
そういう、本当に、おまたのゆるい文化だったわけです。日本の庶民文化というものは。
いやだって、考えてもみてください。
古事記で、イザナギとイザナミがまず何言いだしたかって話。
「僕の身体には出てるところがあるよ」
「私の身体には引っ込んでるところがあるわ」
「じゃあその出てるところと引っ込んでるところを合わせてみようよ!」
>>>>合体!!!!<<<<
ですよ。日本神話。
終わってるでしょう。いや、始まってるのか。
そんな民族が何お行儀よく「おじいちゃんおばあちゃんになるまで、一緒にいようね♥」ですか。20代と40代と60代じゃ価値観変わるから、パートナーがその都度変わる方が自然なんじゃないですか。
話が少々ずれましたが、自分の性エネルギーを正直に探求しようと思ったら、そこに社会的逸脱が起きてしまうケースもあります。
それは危険をともなうことです。逸脱しすぎると、犯罪のラインに抵触してしまったり社会的に死んでしまったりします。どこまで許されるバランスなのか、どこからが許されないのか、その微妙な線引きを注意深く行わねば足元すくわれかねません。
A様の場合も、欲望をそのまま社会で表現しようとしたら、お縄になるでしょう。嬢ではない一般女性に「実は……」と打ち明けたら、89%くらいの確率で振られると思います。
でも、だからといってその欲求を無かったことにはできないのです。
それが「なぜ存在するのか」を知らねば、効果的なコントロールの方法を見つけることはできません。それがなんらかのトラウマからもたらされたものならば、傷を癒していくケアが必要です。
だから、探求が重要なのです。
自分を責めることは一旦置いといて「なぜ?」と問わねばならないのです。
あくまでも、ひそかに。隠されたところで、密やかに。