限られた時間の中で、借りものの時間の中で、本物の夢を見る

お客様の声(体験談)

和歌山県
K様からの
体験談

7月末にリンデンバウムヒーリングでお世話になりました。
生理時に頭痛と吐き気に悩まされることが10年以上時々あること、そこそこ安定した仕事をしていながらもずっと「何だか時間がもったいないなあ」と思っている状態を変えたくて、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のワークに参加し、その後自分でも1冊目のワークを引き続き進めていました。
そして「染織やってみたい!」という気持ちがやってきたときに、ワーク仲間とのお食事会にお声掛けいただき、
北海道に行く機会に対面でしかできないリンデンバウムヒーリングをお願いすることにしました。
(ちょうど「セッション受けるならリンデンバウムヒーリングでお願いしたいけど北海道まで伺う機会がないなーリピータールームの更新きちゃうなー」と思っていたところでした)

 当日、間違って一駅分歩いてしまったのですが、大通の地下道に展示されているアイヌの刺繍着物に「こんなに可愛かったのか!」と感激し、ちょっと早くついたので大汗かきながら北海道神宮にお参りし(おみくじは大吉でした)…と、「ハプニングがありながらも思った以上にうまくいく」という気持ちでお邪魔しました。
 頭痛と吐き気がなぜ起こっているのか体の声が聞きたいこと、神秘体験ができたらありがたいことをお伝えしましたが、そこからかなり時間を取っていただいて色々お話ししました。
 ヒーリングに入って、まず自分の頭痛・吐き気の状況について外から見てみると、頭が鉄格子で地面に押し付けられているのが浮かびました。それは「言ってはいけないから頭痛が起きる、でも本当は言いたくて仕方ないから吐き気として漏らしてる」からのようでした。

 小学生の女の子、次に海のみえる村に住む黒人の女性を見ました。それは過去の自分でした。そして体調不良の直接的な原因に飛ぶと、町が全滅したところが見えました。私は数少ない生き残りだったのです。その人生を生ききって死ぬところも見ました。死後に大切な(先に死んでいた)家族に迎えてもらうところを見て、安堵で涙が溢れてきました。その魂からの私へのメッセージが「恐れている批判なんかより遥かに沢山の愛をもう受け取っていることを思い出しなさい」、そして私の使命が「愛を表現していくこと」と告げられました。
 何というか……本当に、「受け手も積極的に取り組む必要があるヒーリング」というのがよくわかりましたし、
ミーハーな「前世知りたーい♪」「宇宙からのメッセージききたーい♪」というノリで垣間見たら大変なことになる世界だな、と思いました。
 ただ何より、かなりショッキングな情景も私に準備ができたからたどり着けたのかなと思うと、ちょっと自分が誇らしくもあります。

 セッションを終えてから、ある動画や音楽を見るだけで・聴くだけで「どうした?」というくらい泣いてしまう理由もここにあったのかも、と思い、ホテルに帰ったあとで
Where the Hell is Matt? や

大学生の歌うBaba Yetu

などを見て、案の定鼻がもげるくらい泣いて余韻をしっかり味わいました。(この2つは両方とも歌詞がめちゃくちゃ高尚なのもヒントだったのかも、と思います)
 セッションを受けて以降、ちゃんと見守ってもらえているという感覚があります。長距離運転中、道路が濡れていたので「この天気なら虹が見たいなあ」と思ってみたら、10分ほどして本当に虹が出ました!しかもどんどん広がっていって、最終的にダブルレインボーになったので一人で爆笑しました。サービス精神が旺盛すぎる…

 セッションのときはまだ自分の口からは言えませんでしたが、私は「自分で布が織れれば世界が滅びて電気がなくなっても大丈夫、運が良ければ誰か助けられるかも」と割と真剣に思っています。そこに大好きな紅型の染めを入れられたら、十分満たされて生きていけると。
 ただし、生理痛は頭痛・吐き気だったのが久しぶりにかなりの腹痛に見舞われたので正直「そうきたか…」でしたが、セッションでの出会いを思い出して、自分を労っていきたいと思います。
 今自分にフィットする曲が、ザ・ブルーハーツの「夢」です。

「限られた時間の中で、借りものの時間の中で、本物の夢を見るんだ」がやけに響いて仕方ないので、
wake up callとして聴きつつ、自分にできるやり方で、自分と世界に愛を表現していきます。
とりあえず紅型教室の初級クラスを修了しました!まずは自分で織って染めた着物を着られる日を迎えたいと思います。

かなりの長時間かつ濃厚なセッションでしたが、全力で取り組んでいただき、ありがとうございました!
これから寒くなりますが、楽しく熱くお過ごしください。
長々と失礼いたしました。

Nozomiより

言葉にしてくださってありがとうございます。
セッション直後は、かなり混乱して情報を自分のリアルとして受け止めるのが大変だったのではないでしょうか。

リンデンバウムヒーリングは、知る人ぞ知るで、こっそりやっています。(興味のある人はリピータールームのタグ「リンデンバウムヒーリング」を見てみてください)

なぜひっそりやっているかというと、K様が書かれているように「受け手も積極的に取り組む必要があるヒーリング」という難しさがあるからです。

まず前提として「ヒーラーとヒーリ―(ヒーリングをする側とされる側)の信頼関係」が必要です。ヒーリングに入っているあいだは、私に全部明け渡してもらう必要があります。そのためには信頼関係が必須です。

自分を良く見せようとか見栄を張ろうとか、傷つきたくないとか厳しいこと言われたくない(よしよしされたい、肯定されたい、ほめられたい)、そういうエゴが私に対して働いてしまう人は、深いところまで潜れません。

いつまでも閉じ続けて内向的であろうとする人には、「ちゃんと手放せ!ホラ!!やれよ!やる気あんのか!!ハイ息吸って!吐いて!!」と怒鳴ることすらあります。体育会系スパルタです。

30分ずーっと腹式呼吸で怒鳴られ続ける。
大変でしょう。
だから、自分の中に閉じこもっていて「私、人見知りで~コミュニケーション苦手で~」なんて内向的な人は無理なんです。ハートをまず私に開いてもらわないと。

難度高いでしょう。
だから、やはりリピーターの方、しかもわざわざそのために札幌までお越しになる方のみにこっそりやっている状態です。(ちなみにリンデンバウムの対面セッションは大体7~8割が道外・時々海外の方です。北海道の方が来るのはむしろ珍しい)

そんなハードなセッションをこなすK様はじめリピーターの方々は非常に素晴らしくて、神秘体験もバンバン起こります。でも、それってちゃんと準備して時が来て、そして私に明け渡す勇気があるから、なんですよ。

頭痛、吐き気が腹痛になった、ということは「降りて」きてますよね。

今回セッションでK様がみた過去世、そして最近のK様が惹かれる民族的な手仕事(沖縄、アイヌ、黒人文化)。
これらって非常に大地的だと思いませんか。ちゃんと土のにおいがする。
つまり、グラウンディング。

ブロックが外れて、エネルギーが下まで降りられるようになってきたのかもしれません。
しかし、またそこで「詰まり」があって、子宮で引っかかっているの、かもしれません。

でも、「ようやくそこまで降りられた」とも見えます。
頭で処理しハートでとどめていた(吐き気や胸やけ)ものが、子宮に触れられるまでになった。

となると、自分の女性としての実存にふれていくフェーズに変わっていくのかもしれません。
機織りとは、女性性の大変深いところにふれる作業ですから。大昔から、大勢の女たちが、糸をつむぎ、布を織ってきたのです。

ですから、K様が「自分で布が織れれば世界が滅びて電気がなくなっても大丈夫」と感じるのは「女」としてはごくごく当たり前の感覚であります。

私も針仕事をしている時、本当に心が安らぎます。着物を着る時、布を体にふうわりと巻き付けた瞬間の、あの心がまあるくなる感覚。「布」にはそういう力があります。それは、機を織ってきた太古からの女たちの力と結びついています。

うーん、しかし、あまり軽々しいことは言えませんね。こういうことに関しては、本当に慎重に繊細に、少しずつ少しずつ玉ねぎの薄皮をはいでいくように、探っていく必要があります。

「時」が来ていないのに急いであばいてしまうと、精神バランスを崩してしまったり、肉体とオーラがずれてしまう(過去世に引っ張られて現在を生きられなくなる)危険性もあります。

神秘(スピリチュアル)というのは時に危険です。
なので、私もあまり余計なことは書かないようにします。

K様が導きのままに、光と共にあれば、全てが上手くいくでしょう。
そして、もうその「光」を体験なさっているがゆえに、「いずれ”あそこ”に還るんだ」という安心感も芽生えたことと思います。

あと、過去世のハードな体験を見る(思い出す)ことにもメリットがあります。
「私、あんなハードモードで生きてきたんだから、今の人生なんか超楽勝じゃん」と思えることです。魂の生命力の強さに気づかされます。

本当に私たちは強いんです。
大抵の人はすごい体験をしてきています。
大抵の人は殺し殺されレイプされ監禁されたりしています。(つまり、地球ってそういうところ)

ですから、これからも導きと共にあられますように。
そもそもが私たちは光であることを時々思い出せば、この世界でもちゃんと務めを果たしていけます。「限られた時間の中で、借りものの時間の中で、本物の夢を見るんだ」ということですね。

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