
東京都
H様
からのメール
※一部個人情報に関わる部分を伏せたりぼかしたりしております。ご了承ください。
先日はセッションをありがとうございました。心に刺さるメッセージをいただきました。
VIX指数をVolatility Indexを直訳で「不安定指数」とせずに、わざわざ「恐怖指数」という言葉で使うという話が非常に興味深かったです。
そうやって知らないうちに誘導されている、不安をあおられて恐れを手放せないようにしがみつかせるようにシステム自体が作られている感があると改めて思いました。
不安を抱かせた方が依存させて支配しやすいし支配しやすい人はお金になりやすいわけですから。
自分の上司を見ていても痛感するところですが賢い人は大変上手く誘導するものだと思います。且つ善い人の顔で思いやりたっぷりにおだやかな笑顔をたたえてやってきます。わかりやすいパワハラをしてくる人のほうが労基にかけこめばいいのでましだと思うくらいです。
真に頭の善い人はこちらをワクワクさせてくれますし夢を見せてくれますし一緒にいて心地よい居場所を与えてくれます。気がついたら感謝と笑顔で敷き詰められた地獄への道を歩んでいます。一丁上がりです。上手くできています。
そんなときに正しい道を示してくれるのは自分の感覚であって違和感に対して正直になるべきだ。このメッセージが心に刺さりました。
笑顔と感謝にだまされてはいけないと思います。
自分としては、ゼロサムゲームではない世の中で生きていきたいしそういう場で仕事をしていきたいと考えています。以前のコンピュータでは常に「0」か「1」でした。0か1かを選択しなければなりませんでした。しかし量子コンピューティングでは0でもあり1でもある状態です。常にどちらも共存できる状態が社会の行き詰まりを打破していくヒントになると信じています。0にしたら1を捨てねばならないトレードオフの法則にしたがっていてはこの世界に希望はありません。それを超越するのが量子の世界ですし自分はそんな世界を切り開いていきたい。
今の時代にコミュニケーション能力の向上は必須。そのことに共感します。
前述した笑顔のおだやかな上司に感情むきだしで怒鳴りつけたら悪者になるのはこちらです。そんな子どもじみたやり方はクールではありません。笑顔のままテーブルの下で蹴りあいをするスキルを身につけたいと思います。こちらも笑顔ではねかえせれば最高ですね。
人の話を真面目に聞かない。聞き流す。都合の悪いことは忘れたふりをする。
どれも学校では習わなかったことです。むしろ大人たちから教えられた正反対のことです。それこそが世渡りには必要であると心に刻みます。
長い時間メッセージを降ろしていただきありがとうございました。大変お疲れになったことでしょう。北海道でも暑い日が続いていますがくれぐれもご自愛ください。
Nozomiより
そうなんですよ。
Volatility Indexを「恐怖指数」と訳すメンタリティ。
今の日本社会をまさに象徴していますよね!
そもそもショート・ポジションならVIXは「恐怖指数」じゃなくて「歓喜指数」といってもいいわけで。笑
0であると同時に1でもある。
0から見たものが恐怖でも1から見れば歓喜でもある。
そういった、矛盾したものが同居することこそが二元性の世界です。
レインボークォーツがセッションで選ばれただけありますね。レインボークォーツのテーマど真ん中です。
真面目にストレートにいくと、この世界のゼロサムゲーム、つまり「奪うか奪われるか」というゲームに組み込まれてしまいます。ホッブズのリヴァイアサンのような世界観。ゆえに支配者が必要というロジック。
そんな二元性を超越するには、まさにH様のいう量子的世界観が必要なのですね。陰は陽であり男は女であり光は闇である。そんな世界観。
でも、ただ単に「光は闇である」なんて言っちゃうと頭の変な人扱いされてしまいます。ちゃんとこの二元性の世界の法則を理解し、表面的には合わせることも大切です。
そして、もしその真理を伝えたいと思うならば、わかりやすく噛み砕くことも必要。かみくだくためには、一度この世界の低みまで降りてこなければならない。そこを「下らない」と拒絶してしまうと、迫害されるわけで。
そのバランスの難しさってありますよね。
H様はそこを今調整している真っ最中なのでしょう。
安易にスピリチュアルに走って世捨て人になるのではなく、キャリアをきちんと積みながら量子の世界を探求されているバランスが、私は素晴らしいと思います。
どうぞ、抜け道を探し出して、この世界にあっても軽やかに生きる道を歩まれますように。