垢抜けとは「陰と陽の調和」である

人生:スピリチュアルブログ
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垢抜けが必要とは思ってるけれど
どうやったらいいのかわからない……

そんなあなたにオススメの漫画があります!

ドレスとカジュアルの割合、甘辛のさじ加減

ファッションバイヤーのMBさんが企画協力をしているマンガ服を着るならこんなふうにです。

服を着るならこんなふうに(1) (Amazon)

この作品は、ファッションを理論でわかりやすく解説してくれるマンガです。
マンガだと文章よりも図で解説してもらえるからわかりやすさ倍増ですね。

ちなみに、MBさんによると、SNSでバズったのは上の動画でも出てきた↓このコマだそうです。

服を着るならこんなふうに

なぜオシャレになれないか。
服を買いに行く服がないから!!
まさに、「卵が先か鶏が先か」です。

こんなピンチをどうやって切り抜けたのか――それは、漫画本編をお読みください!→服を着るならこんなふうに(1)試し読み

このマンガの女性版、服を着るならこんなふうに for ladiesもあります。

服を着るならこんなふうに for ladies′ (Amazon)

男性版は2022年7月時点で12巻まで出ているので、わかりやすくステップを細かく刻んで解説してくれている感じです。対する女性版はMB理論を1冊にギュギュっと詰め込んだ感じになっています。情報量が密。ダイジェスト版という印象。

「ストーリーやキャラクターを楽しむマンガ」というよりは「ガチでファッション理論勉強したい勢」にオススメな1冊です。情報密度高いのでその目的ならば逆に1冊で済んでコスパ良いと思います。

MB理論、本当にわかりやすいんですよね。
MB理論の基本の一つが↓これ。

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う~ん、わかりやすい。
この本を読んでて、私思ったんです。
「基礎はこれ。でも、私にパーソナライズされたバランスって、どこだろう?」と。

イメコンから「私」のバランスを見つけ出す

私は昨年イメコン(イメージコンサル)を受けました。
具体的には「パーソナルカラー」「骨格診断」「顔タイプ診断」をプロに診てもらったんです。

結果は以下の通り。

  • パーソナルカラー:1stサマー 2ndスプリング(ライト)
  • 骨格診断:ナチュラル
  • 顔タイプ:ソフトエレガント

これをさきほどの「ドレス」と「カジュアル」の要素に分類してみると、どうなるのだろう?と。

まずは、パーソナルカラー。

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私の一番得意なのは「ペールトーン」。もしくは白。
原色、ダークトーン、黒は苦手です。

私に似合う色のドレープ

一応「サマー」という診断名ではあるのですが、実はドレープを当てて判明したのは「とにかく淡くてくすみのない色が大得意」ということ。オータムの色でもウィンターの色でも淡い色なら全然使えますよ、とイメコンの先生にお墨付きを頂きました。逆にサマーの色でも、くすんでて暗い色は苦手です。

つまり、パーソナルカラーで見ると私の得意分野は「カジュアルよりもドレス寄り」なんですね。

パーソナルカラーで「ドレス」「カジュアル」を見ると、一番ドラスティックに分かれるのがウィンターの方です。ビビッドな色が得意な場合は超カジュアルになるし、モノトーンが得意な場合は超ドレスになります。

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こちらの観点からも、私はドレス寄り。パーソナルカラーでサマーも大人っぽい配置が得意ですし、顔タイプ(ソフトエレガント)もコントラストをはっきりさせない色使いが得意です。

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柄物という観点からしても、私に似合うのは「ドレス」。
顔タイプで「大人顔」の人はそうなりますよね。私は特に顔タイプの印象重視で柄物は選んだほうが良いかな、と思います。

この柄物の感覚って洋服も和服も共通したところがあって面白いです。
例えば、縞柄(ストライプ)も幅が大きくなればなるほどカジュアルな印象になります。反対に、極細の縞になると「江戸小紋」と呼ばれる柄の一つになり、フォーマルにも使えるんです。柄が細かいと「ドレス」なんですね。

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素材となると「骨格」も大きく関わってくる要素です。素材によって体型カバーができるかできないかが変わってくるからです。

でも、私、骨格ナチュラルなのですが「ツヤのないザックリ素材」が苦手なんですよね。一度、リネンでカジュアル着物を仕立ててみたことがあるんですけれども、もう全然着ませんでした。シックリこなさすぎて。

これは私の肌の質感も関係しているのだと思います。私は元の肌の質感が、マットよりツヤ寄りなんですよね。インナードライといってもいいかもしれません。だから、マットな質感の布を顔周りに持ってくると、馴染みにくいです。

天然素材でもスーピマコットンみたいなツヤ感のあるものが得意です。着物でいうなら結城より大島。ちりめんより綸子。
素材という観点でも「ドレス」が得意なんですね。

ですが、シルエットとなると意外と骨格ナチュラルが効いて来てモードが一番しっくりきます。カッコイイ感じですね。なので、私の中ではこんな感じになります。

  • パーソナルカラー:ドレス
  • 骨格:カジュアル
  • 顔タイプ:ドレス

ですから、私は洋服を選ぶとき「形はスタイリッシュで色は柔らかくて全体で観たらコンサバ感が出るスタイル」を作っていければいいのかな、と思っています。

なので、この秋冬はPLSTやSTYLE MIXERで服を見てみようかなと思ってます。あと定番のアローズでも。

STYLE MIXERは高身長女子にはめちゃめちゃいいんですよ。「ワンピース着丈130㎝」「スカート総丈100cm」なんてのがぞろぞろあるんです!
↓これはMサイズで着丈130センチ。

↓こちらはMサイズでスカート総丈が約100cm!

「どこに行っても何を見ても丈が短ーい!!涙」と、私と同じ”ちんちくりん病”にお嘆きの女性は、一度STYLE MIXER見てみてはいかがでしょう。高身長女子にとっての難関「マキシ丈」が叶います。しかもプチプラです!

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「洋服」と「和服」似合うのはどっち!?

私、和裁をやるくらい着物が好きでして。
セッションも基本、着物でやっておりまして。

小さな頃から盆踊りや祭で浴衣が着たくて着たくて。高校の文化祭も絶対に浴衣が着たい勢でした。高校(私服)や大学の卒業式も振袖を着ました。

とにかく、着物、好きで。
あの、大きな布を体にフワッて巻きつけるのが、すごく好きで。布にフワッてくるまれる瞬間に心もフワッてくるまれて、本当に安らぐんです。落ち着きます。

本能レベルで着物好きなんです。
好きなんです。

でも、和裁をやってるからこそ明確にわかるんですけれども、私ってば絶望的に着物が似合わない体型なんですね。

  • 高身長
  • 細身
  • 腰高

和服に関しての審美眼も非常に鋭い、作家の林真理子さん。その林さんは「鬼龍院花子の生涯」で出演した観月ありささんに対して、和装が似合わないというか「コスプレみたい」と評されているのですね。

私も、体型的には観月ありささん的要素があるわけです。実際、中学校の卒アルのクラス内アンケートで「観月ありさ・牧瀬里穂・宮沢りえに対抗できる人」1位だったんですよ。体型的には、そういうところが多少なりともあります。

ですから、林さんがおっしゃったように、和服を着ると違和感≓コスプレ感が出る。もっというと「なんかニュルッとしてる感」があるんです。「なんか『縦に長い生き物』がいるぞ」感。ヘビっぽいというと言い過ぎでしょうか……。

とにかく「長い」んです。
ニュルッとしてるんです。
着姿にどっしりした安定感、落ち着きが出ないんですね。和服姿における褒め言葉、「恰幅の良い」なんて形容はおよそあてはまりません。

一言でいうと、「和服が日常着だったころの日本人体型から逸脱している」わけです。

それゆえに、そもそも「この体型では、この反物(布)で着物は作れません」って門前払いが発生します。そう、似合う似合わないの前に、そもそも「あなたの体型では仕立てること自体が無理です」って、いわれちゃうんです~!!涙

自分の体型でも何とか仕立てられる反物(布)があったとしても、断ち方(布の切り方)を工夫したり、「扇」といって洋服のような立体的な仕立ての技法を入れなければならなかったりして、仕立ての難度自体も上がります。

もちろん帯も、できれば幅広にして締めたほうがバランスがよくなるので、工夫が必要です。細帯を締めると事故ります。(「細帯」ではなく「幅広ベルト」という観点で洋装風にアレンジしてしまえば、カッコよく着こなせたりもしますが……)

着付けの段階でも綺麗に着ようと思うなら、ガッツリ補正が必要です。胴体にバスタオルを巻いたりします。

そうやって苦労して苦労して苦労して「私って本当に着物の似あわない体型だよな~……」と落ち込みつつ着つけると、不思議なことが起こるのです。

Nozomiさんって本当に着物が似合うわね

と、言われるのです!

ここで私は思います。
顔タイプの影響って、ものすごく大きいのだ」と。
少なくとも私にとっては、顔タイプは重視せねばならない要素なのだと。

先ほど挙げたように、私は着物が非常に似合いにくい体型です。
しかし、顔タイプ・ソフトエレガントは、着物、大得意。特にフォーマルな和装の(色数を押さえた上品な)着こなしが、大得意なんです。

私は座っていると身長160センチくらいに見られます。ですから、立ち姿でなければ小柄に見えて着物姿もしっくりくるのでしょう。そして立ち上がると高身長なので「えっ?背、高いんですね!?」ってビックリされるわけですね。そして「ニュルッ」とする、と……。

ですから、私は洋服にも和服にも「似合う」と「似合わない」の要素どちらもあることになります。

  • 洋服 体型:似合う 顔:似合わない
  • 和服 体型:似合わない 顔:似合う

(※パーソナルカラーについては、洋服でも和服でもフレキシブルに対応可能)

この矛盾する要素をどうやって調和させていくか。それが、私の”着こなし”の課題と言えます。
それは陰と陽を調和させていくことにも似ていますね。

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