私は最近、テレ東経済ニュースアカデミーが楽しすぎて、暇さえあれば見ています。
もちろん内容そのものも面白くて限りなく楽しいんですけれども、「いや、これはすごい」と感嘆したことが他にもありまして。
それは、ゲストの方のファッションです。
人生楽しんでる感満載、なのにきちんとキレイ。
「セルフ・プロデュース」の大切さとは、今更ながらに語られるものではないですね。「当たり前」感すらあります。
ですが、こういった優秀な方々がそれをファッションで体現していると「はぁ~、素晴らしいな!」と感嘆せざるを得ないのです。
だって、彼らは経済の専門家であってモデルでもファッションリーダーでもアパレル系インフルエンサーでもありません。
なのに、ここまで、服装で「自分はこういう人間ですよ」という記号を見事に発信されている。
いやはや。
能力のある方というのは、ここまで細部にまで気を遣えるものなのか。「神は細部に宿る」とは何たる真理か!
例えば、上の動画ですと成毛眞さんのルック。
ヤバイです。
普通、経済を語るなんてなると、スーツでネクタイでビシッと行きますよね。
だけど、成毛さんの立ち位置は「IT業界でビル・ゲイツと働いてた社長だったけど、今はもうFIREしちゃって人生楽しんでます!」ポジションです。
そんな人がスーツ+ネクタイだとちょっと違和感ありますよね。キャラ的に。
だから、抜け感のあるニット+Tシャツという組み合わせ。「人生ゆる~く楽しんでま~す♪」感満載です。
ジャケットすら持って来ないんですよ!
ここが強い!!
安牌にジャケットを持って来ない。けれども普通にニット+Tシャツだとカジュアルに寄りすぎちゃってだらしない「近所のゴミ捨てに来たオジサン」感が出かねません。危険です。けれども、Vネックの黒のニットを持ってくることで抜け感と同時に「きちんと感」を演出できてるんです。
これがラウンドネックの黒ニットだとカジュアル過ぎちゃう。でも、Vネックで空きを作ることでちょっとジャケットっぽい感じ(きちんと感)が出るんですよね。そして中に白Tを持ってくることで清潔感もプラスされてだらしなく見えない。リラックス感があるのに部屋着っぽく見えない。
「人生楽しんでます感+人生経験豊かです感」が見事に演出されてるんです。
すごい~~~!
すごいですよ!!
今のファッションってかなりカジュアルに振られてます。
だから、トレンド服は着ててラクチンなものが多いです。
だけど、カジュアルな分、ただ着てるだけじゃ「部屋着感」がでちゃうんです。ただ着てるだけだと「だらしない人」にすら見えてしまいます。
だから、実は、今のトレンド服って、すごく難しい。
キレイ目な服ならただ着てるだけで「きちんとした人」感が出ますが、今のトレンド服をただ着ると「スーパーによくいる生活に疲れた人」感が出ちゃうんです!!私だけ?涙
それをテレ東経済ニュースアカデミーのゲストさんたちは、さらっと「堅苦しくなりすぎず、でも垢抜けしてる」着こなしをされているのです。思わず「ふわ~!素敵~~!!」とうなってしまいました。
本当に素晴らしい。細部に神は宿る。
こんな清潔感があって垢抜けしているファッションをしている人の話だと、思わず聞きたくなっちゃいますよね!
コミュ力がある人ほど、なぜか○○○ている説

私は色んな人と話をするのが大好きで、初対面の人と話すのも大好きです!
仕事で様々な方に接するのはもちろん、プライベートでも幅広い職種・年代の方とお話させていただく機会が多くあります。お客様から「北海道行ったときは飲みましょう!」なんて言われるとメチャクチャ嬉しい!!
ノミュニケーション大好きです♥
呑みしか勝たん、よいしょー!
多くの人と接していくうち、「面白いな~」って気づいたことがあります。
ズバリ、「コミュニケーション能力が高くて仕事のできる有能な人」ほど、ある共通の特徴があるな、と。
今の時代は「コミュニケーション能力の高さ≓有能さ」でもあります。仕事のできる人ほど、人見知りなど絶対しないオープンハート!
これって感動するほどです。
すなわち、仕事のできる有能な人ほど、初対面でもすぐ仲良くなれちゃう、つまりこちらのハートがつかまれちゃうんですね!素敵~!(私が単にチョロイだけかもしれませんが。笑)
そんなコミュ強の素敵な人たちの共通点。
それは、垢ぬけていることです。

人は見た目じゃない!
中身で勝負だ!
こんな風に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、若かりし頃のスティーブ・ジョブズも肉を食べなければ体臭は起きないという不思議な思考で風呂に入らない人でした。そして当然耐えがたい悪臭を放っていて、勤務時間を皆とずらして夜にされたという逸話もありますね。
なので、若かりし頃のジョブズのように見た目はホームレスで中身は天才、なんて人も勿論いらっしゃると思います。
ですが、私の観測範囲内だと、「仕事のできる人ほど自己演出にも長けている」印象があるのです。
前に書いた成毛眞さんもそうですね。成毛さんの次に出ている入山さんも寺部さんも、エグイくらいの清潔感です。超絶エリートなのに有能さを嫌味に感じさせない”抜け”、だけどきちんと感は失わない程度のカジュアルダウン。この匙加減、すごい!!
「自分がどう見られるか」を計算しつくして、きちんと服装や髪形をチョイスしています。人に不快感を与えずむしろ好印象を持ってもらうにはどうしたらいいのかを知り尽くしているルックです。
私は遠隔セッションなどでWeb会議をする機会も多いのですが、仕事のできる人ほど、年収の高い人ほど、Web会議のルックが垢ぬけてるんです。不思議なほど。
リアルの垢抜けとWeb会議での垢抜けは違います。「カメラを通して見てちょうど良くなる」ように調整が必要となります。舞台衣装と普段着が違うように、Web会議用のルックはまた別の視点で作らねばなりません。
このあたりが、めちゃくちゃ上手いのが、リモートワーク慣れしている方々。コロナ禍でリモートワーク主体になった方や、フリーランスの方の「Web会議用ルック」すごいです。ものすごい清潔感。”しごでき”感。(もちろん、実際にできます)
例えば、リアルですと「全身のバランス」を考えてコーディネートします。
この女性のルック、とても清潔感があって素敵ですね。夏場でもこの方の周りには涼風がとりまいているような好感度の高い服装となっています。
しかし、これが「Web会議」となると、話は別です。

Web会議の画角だと、大体このくらいの見え方になるでしょう。
先ほどに比べて、なんか、ちょっと「ぼんやり」してしまった感じがしますよね。
なぜなら、この方のコーディネートの中心はブルーグレーのレーススカートにあったからです。同系色でまとめた上半身のコーディネートは、名脇役となって主役のレーススカートを引き立たせてくれていました。
しかし、上半身だけになると、主役がいなくなりました。
全て同系色、しかもヘアスタイルもスッキリ、となると、ポイントがなくなってしまったのです。オフィスの壁が白基調だと余計同化してしまって「ぼんやりした人」という印象になってしまいます。
Web会議用、リモートワーク用のルックの作り方の難しさがここにあります。「上半身だけで完結する服装」を計算しなければなりません。くわえて、「カメラに映った時にちょうど良くなる塩梅のメイクアップ」も考えねばなりません。
それを考えた時に、上の動画の方々は本当に計算されていて素晴らしいな!と。そして、仕事のできる人ほどこの「Web会議用ルック」の作り方が洗練されていてエレガントだな~!と、私は毎回ほれぼれしてしまうのです。
どうやったら垢ぬけるの!?私の悩み体験
最近のトレンドはカジュアルなので、仕事でもほどよい”抜け感”すなわちカジュアルダウンは時代の空気感をつかむにも大切です。しかし、抜けすぎると「部屋着」「パジャマ」「だらしない」と見えてしまいます。
そこで大活躍するのがアクセサリー。
動画 9:33~
(夏場は)上半身が1枚Tシャツ着ただけみたいになりやすいんですね。
その”Tシャツ着ただけ”の状態だと、ちょっと手抜きに見えたり「ご近所コーデだな」ってふうに思われたり、だらしなさにつながってしまうこともあります。(中略)
それを「おしゃれ着で着てますけど!?」というアピールと格上げをするためにアクセサリーは役立つわけです。
本当にその通りで、リアルでもリモートワークでも、アクセサリー、メチャクチャ大切です。

だけど、私はこのアクセサリーで悩む体験をしました。
普段使っているアクセサリーをWeb会議でも使うと、違和感があったのです。
なかなかしっくりこない。垢抜けない。
普段使っているアクセサリーは、なんか違う。(でも何が違うのか、わからな~い!!)
なので、スタイリストの友達に「Web会議用の服装」について相談に乗ってもらいました。

これが普段使ってるアクセサリー。
骨格:ナチュラル+顔タイプ:ソフトエレガントで選んだ感じのが多いんだけど、なぜかWeb会議だと映えなくって。。。

あーっ!
そりゃそうだよ~!!
メイクと同じだって!

メイクと同じ?
Web会議用のメイクは普段より3割増しくらい濃くしてちょうど良くなるのと、アクセサリーも同じってこと?

そうそう!
Nozomiはソフエレだからキレイ目で繊細なアクセサリーが多いよね
でも、Web会議だとそんなん見えないから―!!

たっ、たしかに!
カメラ画像だと繊細なイヤリングなんて飛んじゃってほぼほぼ見えないかも!

顔タイプ「ソフトエレガント」の基本は女子アナルック!
だけど、テレビ画面に出ている女子アナさんを見てみて。
コンサバルックのバランスにしてはそこそこ主張の強いイヤリングやピアスをしているから。まるで「エレガント」さんみたいな!
そうじゃないと、画面越しでは「してても意味ない」からなの

なっ、なるほどー!!

あと、ネックレス
これ全滅よー!

うぇえ~~!
全滅ー!!?

Nozomiは骨格ナチュラルだから長めのネックレスが似合うのよね
だからリアルルックでは大正解!
――なんだけど、Web会議でこの長さだと、そもそも見切れて映りませーん!!

アアーッ!
そもそも映ってなかった―!!

そうなのよ、もったいない!
Web会議用のルックは「上半身だけ」でバランスを整えることが大切。だから、正直「骨格タイプ」より「顔タイプ」重視でいいくらい。
リアルではバランス悪くなりがちな短めのネックレスや、スカーフを多用すると垢ぬけて映えるよ!

そういうことかー!
このアドバイスを元に、ようやく私もWeb会議でそこそこなんとか映えるルックを作れるようになりました。
ここまで色々と気を遣わないといけないのか!と正直驚きました。
だからこそ、「Web会議」で垢抜けたルックをしている方って、尊敬しちゃうんですよね~!
そして、そんな垢ぬけている方ほど、仕事ができてコミュニケーション能力が高い不思議。
いや、不思議でも何でもないのかもしれません。
それだけ「色々と気づいて実践できる」という証が、垢抜け具合に反映されているのでしょう。
コミュニケーション能力が高い方も、垢ぬけている方も、とっても素敵!
その裏には、セルフネグレクトしない――ちゃんと自分が一番輝ける姿にメイクアップしてあげる自分への愛、自己肯定感の高さが隠れているのでしょう。
その姿勢、労力に尊敬です!