漫画家・西原理恵子さんの育児について、ネットが炎上しています。
エッセイマンガ「毎日かあさん」で表向きは「ほのぼの楽しい家庭」をよそおっていたけれども、実情は違う。娘さんがブログで告発した記事が拡散されたことがきっかけです。
西原理恵子の娘さんのブログ読んでしまって、彼女の視点でしかわからんが、ここまで壊れてしまってるのは…色々ありつつ楽しくハチャメチャな家族やってます!という誇張した家族表現は、実は根本から破綻していることを可愛い絵で誤魔化してたよくある毒親行動だった…とゾッとしつつ納得してしまった
— とらんぬ (@namekuji_sio) June 1, 2022

【魚拓】西原理恵子の娘(鴨志田ひよ)、「毎日かあさん」で個人情報をばらされ心を病んでリスカしていた | まとめまとめ
2022年6月1日 「毎日かあさん」が話題になっています。それに関する情報、感想、画像などをまとめました

書かないでと言った…西原理恵子の娘『毎日かあさん』無断描写に苦痛訴え物議
人気漫画家・西原理恵子の子育て奮闘記であり代表作でもあるエッセイ漫画『毎日かあさん』(毎日新聞出版)。作中では主要キャラ「ぴよ美」として描かれていた西原の実娘と...
これ、21世紀の今だからこそ、だよなあと思います。
20世紀だったら「親に文句を言うとは親不孝者!」「育ててもらったんだからありがたく思え!」「命を与えてくれた人間になんてこと言うの!」なんて非難されて、子どもの視点からの意見は封じられたことでしょう。
いまだからこそ、子どもの立場で声を上げられるのです。親の子育てに対する不満を表現することが許されるのです。
これって、相当特殊ですよ。
なぜなら、日本(やアミニズム文化の地域)は「ご先祖様が神様」であって、ご先祖様が偉い=ご先祖様につながる父母や祖父母は偉いという考え方がガッチリありましたから。
そんな神たるご先祖様に連なる父母や祖父母に対して不満を言うだなんて、とんでもない行為だったのです。ずうっと、ずうっと。何世紀も、下手すると何千年も。
そんな「絶対的タブー」がくつがえされ、許されるようになった。
子どもが「親の子育て」をジャッジする権利を与えられた。
すごいことです。すごい時代です。
そもそも、なぜ「親を悪く言うことはタブー」だったのでしょうか?
※メルマガ最新号に書いてあるIDとパスワードでログインしてください。