「なんでも性のせい」フロイト先生のお話
私、最近フロイト先生の肉声を記録した本を読みまして。
以下は、ユングと決別して約10年後のフロイトの講演の草稿です。
一般に夢とテレパシーがごく密接な関係にあると考えられていることは、よくご存じの通りだと思います。しかしわたしがこの講演でお話しようとしていることは、夢とテレパシーがあまり関係のないものであるということ、そしてテレパシー的な夢というものが存在するとしても、夢についてのわたしたちの考え方を変更する必要はまったくないということなのです。
フロイト、夢について語る p170 夢とテレパシー(1922年の講演)
ここを読んで、私は「こんな考えだったら、それはユングと上手くいかなくなりますね~」と納得がいきました。ユングはもっとオカルト寄りの、スピリチュアル愛好家にとってワクワク嬉しい感じの人なので、フロイトの「科学的」スタンスとはどうしても相反するところがあって当然でしょう。
さて、フロイト先生と言ったら、とにかく性です。
なんでも性欲です。
棒や槍や塔は男性器であって、タンスや部屋や家は子宮であって、ドアから入ってくる侵入者は性交の暗喩です。
少女はみんなペニスを欲しがっていて、ペニスの無い自分(女性)の肉体に嫌気がさしているわけです。ペニスのある男性がうらやましくて仕方がない。
フロイト先生の世界では、そういう理論になります。
ここまで読んで、「私がユングだったとしてもフロイトと決別するわ~」と思われた方もいらっしゃることでしょう。しかし、フロイトの生きた19世紀末の性的な抑圧の強い(いわゆるヴィクトリア朝的な)ヨーロッパの上流社会だと、意外とそういう解釈も的外れではなかったのかもしれないな、と個人的には思います。
一方で、現在の、しかもポルノが洪水のようにあふれている社会で生きていると、フロイトの理論はあんまりぴんとこないな~とも思います。
実際に私も「なんで21世紀の今にフロイト原理主義なの」とあきれた例があります。刀剣乱舞という刀の擬人化のゲームについて、ある男性コメンテーターが「刀は男性器のメタファーですから。そりゃ女性は好きでしょう!」と。
う~ん。”刀剣女子”はペニスを求める代替行為として刀を愛好しているらしいです。
なんてこった!
フロイト先生も爆笑だっぜ!!
性エネルギー=生命力
さて、散々フロイト先生の悪口を言ったここで手のひら返して「性エネルギーって生命力の根本だ」という話をしたいと思います。
性エネルギー。
チャクラでいうと、第1チャクラです。
センターでいうと、肚(本能)です。

性エネルギーとしっかり適切につながれている人は、エネルギッシュで生命力にあふれています。
わかりやすくいうと、ガーシーみたいな感じです。
もう、肌ツヤ最高!テッカテカ!!!
こんだけ日焼けしてても、シミがほとんどない!
すごい生命力ですね、ガーシーさん。ブチキレて怒りまくる様子がリスナーに大好評!
逆に、第1チャクラが弱い人は、生命力が乏しくて生きる気力がない、やる気がない、無気力、怒れない、落ち込んでうつ状態になる、「人を押しのけてまで生きていたくない」とか「生きてる意味がわからない、虚しい」という状態になってしまいます。
一言でいうなら「弱々しい印象」を人に与える感じですね。
当然ナメられますし、粗末に扱われます。
軽んじてもいい存在に見えてしまうのです……。
大地と結びついて、第1チャクラにエネルギーを満たす。
私が普段から、「グラウンディングの大切さ」を強調するのも、この理由ですね。
スピスピしすぎて新月にお財布振ったってアンタ貧乏なまんまでっせ~って人は、端的に第1チャクラが弱いんです。
地上で生きてく力が弱い。
悲しいことに、人間力も、弱い。
(つまり陰キャになりがち……)
性エネルギーの大切さ、言い換えると「大地と結びつく官能性」の大切さ、わかっていただけたでしょうか?
性エネルギーをスピリチュアルエネルギーに転換するコツ

性エネルギーはパワフルです。
生命力の源なのですから、当然ですね。
性エネルギーを上手く使えている人は、エネルギッシュでやる気に満ちています!
”人間力”が高くて、人を惹きつける力にあふれています。
物質性に強いので、富にも恵まれます!
ですから、性エネルギーを上手く使いこなしていくことは、とても大切なことです。
※メルマガ最新号に書いてあるIDとパスワードでログインしてください。