モーニング・ページ 書き方のコツ~「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

人生:スピリチュアルブログ

この記事は、ジュリア・キャメロンの「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。のワークをやっている方向けの記事です。

具体的には「モーニング・ページの書き方のコツ」。
「モーニング・ページって何?」という方は、下の動画を見てください。

モーニング・ページを簡単に時短するワザ!

モーニング・ページ
いいのはわかってるけど
朝から3ページも書くのって大変……

モーニング・ページを始めた方は、まずこんなことを思われるのではないでしょうか。実際、私は思いました。「こんなの毎日できないよ!」と。

慣れてきたら30分くらいでサラッと書けるのですが、なれないときは3時間くらい(!)かけて書いてました。
朝のルーティンに3時間もかけるのはちょっと厳しいですよね。「30分早く起きる」ならなんとかなりますが、「3時間早く起きる」といわれると、ちょっと……。

そんな私が「こうすればスムーズに書けるな」と思うようになったコツは、以下の3つ。

  • 漢字を使わず、ひらがなで書く
  • 文章の脈絡を気にしない(常に頭の中にある思念を言葉にする)
  • 字が汚くても気にしない

NO漢字!ひらがなで時短!

IQ3になった気分で、漢字をほぼほぼ書かずにモーニング・ページを書くと、かなりの時短になります。

そもそも、普段からデバイスに漢字変換をしてもらうことが圧倒的に多い昨今、実際自分の手で書いてすらすら漢字が出て来るかというと……どうですか? 私は結構きびしいです。笑

「漢字を書くのは画数が多いから大変」という面はもちろん「あれ? あの漢字ってどうだったっけ?」って考えるタイムロスも大きいです。ちりつもで時間を奪っていきます。

ですから、漢字は使わずひらがなで書いて時短しちゃいましょう!

ちなみに、↑動画であるように懲役太郎さんも原稿の下書きは全部ひらがなで書くそうです。そうすると、頭で考えていることをそのままアウトプットできるとのこと。

きれいな文を書こうとしない

普段から文章について気を付けてらっしゃる方は、ここでかなりひっかかるのではないでしょうか。

脈絡ある文章を書かねばならない。
美しい文章を書かねばならない。
ああ、これじゃ論旨が伝わらない。

こんなふうに、考えて、「美しいモーニング・ページ」を書きたくなってしまう。ありがちですよね。私もありました。

ですが、モーニング・ページの目的は「無駄なエネルギーの排出」です。
美しい排泄って必要ですか。トイレに入った時に、美しい姿勢で排泄しようと思いますか。あまり思わない人が多いと思います。

モーニング・ページの目的を考えるに、「頭に浮かんだものをそのままダイレクトに紙にアウトプット」が一番望ましい状態であります。文字が汚くても、文章が支離滅裂でも、「思考がそのまま表現されること」が一番大切なはずです。

話題がポンポン飛んでも、脈絡がなくても、気にしないでとにかく「自分の考えたこと」を忠実に紙に書きだしてください。

ある話題を書いてても、別のことが思い浮かんだら内容を180度転換させて素直に書いてしまうのです。例えば、職場の人間関係の愚痴を書いていたのに、いきなり天気の話になるとか。笑

びっくりするくらいの急転換でも気にしない!くらいでOK。
そうしたほうが、自分のエネルギーの流れに自然に寄りそえます。

字が汚くても気にしない

モーニング・ページは自分のために書くものです。ぐちゃぐちゃに書いても、理解不能なくらいでもいいと個人的には思っています。

「これ、字が汚すぎて意味不明だな~」くらいのほうが、安心してありのままの気持ちを書ける。だって、万が一誰かに見られても、何が書いてあるかわからないだろうから。笑

字をきれいに書こうと思うと、毎日モーニング・ページを書くことの負担感が増してしまいます。字が汚くても継続して書くことのほうが大切です。字は汚くてOK!

更にモーニング・ページを時短しちゃう裏ワザ!

ここからは更に「速く書く」裏ワザです。
その方法は、下の二つ。

  • 英語で書く
  • 縦書きで書く

英語、マジ時短

「英語で書くとか、何を言ってるんだお前は」と思われるかもしれません。ですが、私、疑問だったのです。
「なんか本の中で筆者(ジュリア・キャメロン)が言ってることと、自分の感覚ってズレるなあ?」と。

キャメロンは本の中で「朝、30分早く起きるだけでモーニング・ページを書く時間が確保できます」的なこと言うんです。いや無理でしょ、と。

私も4カ月以上やって慣れてきて、ようやく30分で書けるようになりましたが、少しのんびり書いたら1時間は軽くかかります。

どうにもギャップを感じたので、こう考えたんです。
「キャメロンは英語話者。当然英語でモーニング・ページを書いているだろう。もしかして、言語に速度の秘密があるのでは!?」と。

そこで、試しに英語で書いてみたら、速い!
あなたも試しに書いてみてください。知ってる英語全部並べてみてください。This is a pen. How are you. Nice to meet you. I am a high school student.――なんでもいいから、知ってる英語を並べてみてください。

日本語書くより、圧倒的に早い!
アルファベットって、漢字はもちろんひらがなよりも早く書けます。左上→右下に書いていけば形になる文字が多いので、動線に無駄がありません。

ひらがなや漢字って、上から下に行ったらまた上にもどってと書く文字が意外と多い。つまり、紙に書くのに時間がかかります。

加えて、「言語表現の濃淡」問題もあります。

以前、Twitterの140文字問題が指摘されました。言語によって同じ「140文字」でも、表現できる内容の幅が違うと。そして、日本語はたった140文字でもかなり濃い内容の文章を書けると言われていました。

Twitterの字数制限変更 日本語と英語の「140文字」はどれだけ情報量が違うのか?
翻訳会社に聞いてみました。

日本語1文字あたりの情報量は英語の2.5倍。

つまり、英語で書いた3ページと日本語で書いた3ページなら、日本語のほうが盛りだくさんな内容になるということですね。

上の数値で行くと、英語で書いたモーニング・ページの3ページ分は、日本語で書いた1.2ページ分にあたります。日本語で3ページ書くと、実に英語では7.5ページ分になる計算に……。

う~ん。
日本語でのモーニング・ページは、A4サイズノートで1ページ半でも、いいのかも?しれません。(全部ひらがなで書くなら、2ページでちょうどいいくらい?)

日本語でモーニング・ページを書くのは、確かに大変!という話。
英語に慣れてる人は、英語で書いたほうが時短にもなるし簡単に3ページ書けると思います。

日本語は縦書き文字

これは英語でモーニング・ページを書いてみて思ったことです。
アルファベットは当たり前ですが横書き対応の文字なので、横書きしていると無駄がなくすらすらかけます。

しかし、日本語で使用する文字(漢字・ひらがな)は本来縦書き対応。
どうも横書きだと、すらすら書けません。

なので、ノートを90度回転させて縦書きにして書いてみると、これが、意外と書きやすい。特に草書体(くずし文字)を意識するとサラサラサラサラサラ~っと書けちゃいます!

草書体(くずし文字)というのは↓こういう文字です。

「ああいうとき」を「あゝいうとき」と書いたりすると、より時短になります。「へ」みたいな感じで繰り返しを書くのも有効です。「ますます」を縦に「ます〱」と書くんです、わかるでしょうか。横書きだと伝わりにくい……。

和歌を書く風流な雅人になった気分で、縦書きでモーニング・ページを書いてみるのも面白いと思います。よかったら試してみてください!

モーニング・ページを書くことで、いろいろな気づきを深めていきたいですね。
私と一緒にやっていきましょう♪

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