2022年、寅年。
寅卯天中殺の方は、年天中殺の年です。
※自分の天中殺を知りたい方は天中殺 調べるで検索してみてください。
”年”天中殺と”大運”天中殺の違いって何?
私は寅卯天中殺。
2022~2023年は寅&卯年なので、年天中殺にあたります。
そして、2月~3月は寅&卯月なので、年天中殺+月天中殺のダブル天中殺になりました。
ちなみに、月天中殺になるのは大まかに以下の通り。
子丑天中殺:12~1月
寅卯天中殺:2~3月
辰巳天中殺:4~5月
午未天中殺:6~7月
申酉天中殺:8~9月
戌亥天中殺:10~11月
※旧暦(二十四節季)に準じますので、若干太陽暦とはずれます
年天中殺&月天中殺、W天中殺を過ごしてみて、こう思ったのです。

へぇ~!
年(月)天中殺ってこんな出方するんだ!
大運天中殺とは違うなあ!
実は、私、昨年まで20年間が大運天中殺でして。
そして大運天中殺が開けたら年天中殺。
違う種類の天中殺が連続でやってきました。
盆と正月が一度にやってきた天中殺祭ですね。
ですから、大運天中殺と年天中殺の違いをけっこうビビットに感じてるんです。
天中殺らしくズレちゃうんだけどズレポイントが違うな、と。
天中殺の位置を東西南北で示すとこうなります。

大運天中殺が南・中央の欠落で、年(月)天中殺が西の欠落です。
大運(=年干支)から導きだすのが大運天中殺で、日干支から導き出すのが年(月・日)天中殺になるので、それぞれ南・中央と西です。
年天中殺は西(行動)が欠落するので、欠落してない精神面を磨く方向にシフトすると良い。大運天中殺は南・中央(精神軸)が欠落するので、欠落していない西・東(行動軸)を使うと良い。
こうなりますね。
算命学では、精神的な想念の向上により掴む形を「坐真」と呼び、行動により真理を掴む形を「立真」と呼びます。年(月)天中殺の時は 「坐真」 を意識して、大運天中殺の時は 「立真」 を意識すると良さそうですね。
大運天中殺は、メンタルに来る
私、「坐真」「立真」、このことに関して実感がありまして。
例えば、大運天中殺にはいって独立したら、メンタル急降下したのです。詳しくは以下の記事で。
でも、現実面はお陰様で何とかなりました。もちろんすべてが順調とは言い難かったですけれども、なんとかなんとか生活が成り立つようなレベルでは低空飛行できました。
精神面で「つら~い」と思うことは多々ありましたが、ありがたいことに現実面はそれなりに回ってた感じで。少なくとも理不尽すぎて「どうしてこんなことが起こるの?ひどい!」みたいな事件は、あまりありませんでした。
それが年&月天中殺に入ってみると、現実面で「どうしてこんなことが起こるの?ひどい!」みたいなことが立て続けにポンポン起こりまして。面白いくらいに。
年天中殺は、現実に来る
年&月天中殺に起こったことを、具体的に挙げてみますと、こんな感じ。
- 水道管が凍結
- ネットが突然不通になる(復旧には要工事)
- セッション予約のキャンセル続出
いや、こんなこと、無かったですよ大運天中殺の間には。
年(月)天中殺に移行したら、ぱたぱたぱたとこんなことが立て続けに起こったんです。
もう、面白い。
年(月)天中殺って現実面(行動軸)でビビッドに出てくるものなのだな、と納得いたしました。私が単純すぎる人間なのか、教科書通りです。笑
そういえば、水道管の凍結は前の年天中殺の時もやりました……。ネットの不通は1週間くらいありましたね。業者さんいわく、線が切れてたんです。そんなことが起こるなんて、人生はじめてです。
基本的にキャンセルをしてくるのは「縁のないお客様」です。そんな縁のないお客様を引き寄せてしまうような現象も、実に天中殺らしいですよね。
そうそう、前の年天中殺の時も、現実面で失敗をしました。
今だから言えますけれども、実はあるスピリチュアル本に掲載させてもらえることになったんです。掲載料20万円で。
広告ってそもそもがお金のかかるものですし、20万という金額云々は問題ではありません。(本格的な企業広告に比べたら非常にリーズナブルです!)
問題は、その本を見てやってきた方の質です。
もう、これが。
ちょっと、私には、合わないお客様で。
普段のリンデンバウムのお客様から比べて、明らかに異質な方がいらっしゃって……私は戸惑ってしまいました。
この経験を通して、広告を使うよりも、口コミ(紹介)&リピーターでの地道な集客が一番だと学びましたね。そして、普段は良いお客様に恵まれていたのだと痛感いたしました。今日に至るまで、素敵なご縁を頂けてありがたいことです。
今回の大量キャンセルもそうですけれども、年天中殺って本来の自分とは合っていないお客様を引き寄せてしまうようです。
面白いですね。学びになります!
そして、こんな風に現実面で天中殺現象は来るのですが、精神面には来ないわけです。現実面ではそれなりに荒れたり予想外のことが起こるわけですが、精神(メンタル)的には「まあまあまあ。なんとかなるだろう」ってダメージが来ないのです。これもまた面白い!
大運天中殺の時は現実は滞りなく巡っているというのに、精神面で「どうしよう、どうしよう、本当にこれでいいのか」って落ちてたのとは対照的です。
例えば、水道管が凍っても、「うん。まあ大丈夫。なんとかなる」と思ってモーニング・ページ(A4ノートに3ページなんでもいいから書く)に取りかかったり。そしてモーニング・ページを書き終わってようやく「よし、どこがどうなってるか点検するか」と動き出す、という。笑
ネットが不通になった時も「仕事場のネット環境は使えるからなんとかなるさ」と、あわてなかったんですよね。むしろ自宅で過ごす時間が自動的にデジタルデトックス時間となって(私はスマホ持ってないので)、むしろ精神的にはゆったりできました。
うーん、天中殺の出方って面白いですね。
その天中殺の種類によって「どこに重点を置けばよいのか」が変わるわけです。
大運・年天中殺に入っていらっしゃる方は、この点を意識してみると、必要以上に慌てることなく天中殺を有意義に過ごせることと思います!
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