魂をスピリチュアルに目覚めさせる”ホカンス”

人生:スピリチュアルブログ
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ホカンスって?

ホカンスって何?

ホカンス、聞きなれない人もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず、ホテル+バカンス=ホカンスという造語ですから。

ホカンスは、韓国の若者の間で流行し始めた過ごし方だそうです。「ステイケーション」も似たような意味の言葉です。

コロナでなかなか遠方に行きにくい状況で、近場のホテルに泊まってレストランや温泉・プールを楽しんだりする「ホテルでバカンス」な過ごし方です。
高層ホテルに泊まれば、見晴らしの良い景色を楽しむことができます。

閉塞感の強いコロナ禍で、非日常を味わえるのが、このホカンス。

コロナなのに、一泊20万も30万円もする高級旅館の貸し切り離れが予約でいっぱい。週末だと2~3カ月待ちという状態を見て、私は「どうして?」と疑問でした。

でも、鋭い人はすでにわかってたんですね!
「ホカンス」の効用を!

ホカンスで訪れた気づき

私は1月に「ホカンス」してきました。
きっかけは、ずっとやりたかったことを、やりなさい。のアーティスト・デートです。

「スパがあって夜景の見えるホテルで過ごしたい!」
そんな自分の気持ちに従って、 JRタワーホテル日航札幌に泊まってゆっくりしてきました。

ホテルとは、私にとっては非日常空間です。
自室とは違った感じのインテリア、色んなお風呂のあるスパ、夜景の見える大きな窓……。すべてが新鮮で、リフレッシュできます。

別に、遠出はしてないんですよ。地下鉄一本、30分で行けてしまうような距離です。なのに、生まれ変わったかのように新しい視点で自分を眺めることができました。

ホカンス、すごい!
(詳しい気づきは、↓の導きに従う勇気と、成功から逃げたがる自分を知るホテルステイ~アーティスト・デートをお読みください)

スピリチュアルなデトックスのためのホカンス

ホカンスを「スピリチュアルな成長のための時間」にするには、条件があります。

  1. 一人でホテルステイする
  2. デジタル機器を持ち込まない
  3. 自分の心が満たされるような美のあるところを選ぶ

一人の時間で、目覚める感覚

ホカンスを「内なる声とつながるためのスピリチュアルな時間」にしたいならば、一人でホテル・ステイをすべきです。

なぜなら、自分の内側の、本当に繊細なひだを辿っていくには一人であることが必要だからです。
誰かと一緒にいると――それがとても気の合う仲の良い相手であってすら、気が乱されてしまいます。人に気を遣ったり心優しい人であればあるほど、そういう傾向があります。

自分の感覚に鋭敏になるには、とにかく自分に正直にならねばなりません。
ものすごく下らないことに対してすら、「どう?」と自分に問いかけねばなりません。

例えば、ホテルの部屋にある「紅茶、コーヒーと緑茶。どれを飲む?」。

こんなこと、正直どうでもいいんです。何を飲もうがいいんです。
だけど、そんな普段はどうでもいいことすら真剣に感じてみる。自分の肉体が何を欲しているのかを辿ってみるのです。

そんな時に、連れがいたら、「あの人は紅茶が好きでコーヒー飲めないから、じゃあ私はコーヒーにしましょう」なんて、相手に合わせてしまって自分の感覚に正直になれないでしょう。だって、そもそも「そんなものはどっちだっていい」のだもの!

そんな、本来は「どっちだっていい」を「どっちだっていい」にしないで、真剣にどっちがいいかを感じとる。そうやって感覚を鋭敏にしてはじめて、かすかな内なる声をキャッチできる状態に持っていけます。

正直、そんなに細かく感じとってる人と一緒にいるのは、相手だって面倒くさいでしょう。だから、一人でいいのです。一人でいてこそ、「本当の自分の気持ち」がわかります。

つまり、「自分の道」を感じとることもできます。

デジタル・デトックスは必須事項

スピリチュアルな感覚を目覚めさせるためにホカンスを使うならば、デジタルデバイスを自宅に置いて出発しましょう。スマホもタブレットもノートパソコンも、全て置いていきましょう。

仕事など、用事を全部済ませて、ネット環境が無くても良いように調整しましょう。(「スマホでかざせばチェックインできる」「スマホで決済」などのサービスを使わないように!)

デジタル機器から距離を置く、つまりオフライン状態になると「本当の自分の状態」がよくわかるようになります。内なる声とつながりやすくなります。”天の導き”がわかりやすくなります。

ホテルの中の非日常空間にプラスして、デジタル・デバイスもない状態。
びっくりするくらい、空気がやわらかくゆったり流れるようになります。
不安から、解放されます。

普段の日常生活の中で、デジタル機器を完全にシャットアウトするのは、なかなか難しいですよね。
だからこそ、ホカンスでは思い切ってすべて自宅に置いて来てください。

「本当の自分って、こういう状態なんだ」
そうわかれば、自分への信頼も増すことでしょう。
自分は大丈夫。そう思えるのです。

美とともにあることで、心の壁を取り除く

美輪明宏さんは、美しいものを見ていれば人は戦争なんかする気にならないとおっしゃいました。私もそう思います。

美しいものと接すると、心はゆるみます。穏やかな気持ちになったり、敬虔な気持ちになったり、畏敬の念に打たれたりします。

自分にとって美しいと思うもの(例えば、私の場合は夜景でした)を、ホカンスで体験しましょう。自分にとっての美を体験できるホテルを選んでください。美しい食事、美しいお酒、美しい部屋――心がふわっとやわらかくなる美のある所に、自分の身体を運んでください。

人によっては、美しいと感じるのが自然の風景の場合もあるでしょう。そういった時は、少し郊外に足を伸ばして温泉旅館を選ぶと良いでしょう。1~2時間移動するだけで、びっくりするくらい豊かな自然とふれあうことができます。

文豪は緑深い温泉旅館で原稿を書くことがありました。
それは、そういう環境に置けば書ける、つまりインスピレーションが降りてくるからなのでしょう。

スピリチュアルな感性を取り戻したい方は、「明治の文豪ごっこ」をしてみると良いかもしれません。非日常的でドラマティックな気分にひたるのです。

子どものいないあなたこそ身軽にホテルステイ

当サロン、リンデンバウムは子どものいないあなたのためのスピリチュアルサロンです!
子どものいない、あなたこそが我が同士♥

子どもを作らない人生を選択している素敵なあなたに、ぜひシェアしたい情報があります。

そう、子どものいない人生は、自由でいいのです!
やりたいことをやっていいのです!
なぜなら、身軽だから。

これは住居に関しても、そうです。

子どものいる人は、ポンポン気軽に転居するのもむずかしいです。なぜなら、子どもに良い教育を受けさせよう、良い友人関係が育める環境を与えようと思ったら、そんなにコロコロ住居を変えるわけにはいきません。場合によっては単身赴任して、子どもの転校を阻止することもあります。

でも、子どもがいなければ、そして端末一本あればできる仕事であれば、住居なんてどこでもいいのです!
住みたいところに、住みたい時に、住みたいだけ住んでよい。
子どものいない人には、そんな身軽な生活が可能なのです!!

堀江貴文さんはこういいます。

動画10:43~

(ミニマルな価値観は)家族に対する価値観にもつながっていく。
僕は潜在的に「別に結婚しなくてもいいや」とか「子どももいらないや」っていう人は、結構いると思ってるんですよ。

――増えてきましたね
うん、増えてきたというか、元々そう思ってるんだけど社会的な同調圧力で「子ども作っちゃいました」とか「家族作んなきゃなんないんじゃないか」とか「結婚しなきゃいけないんじゃないか」とか思ってる人は、俺は結構いると思ってるんで。

――じゃ、そういう人にはおすすめだと。ホテル暮らしは。
そう。それは色んな形があっていいと思うので、シェアハウスをしている人なんかもいるし、多様性があって然るべきだなっていうか。
一つの生き方として「シングルで別に家族もいらなくて子どももいらなくて」みたいなライフスタイルを楽しみたいなと思ってる人は、僕は一定数いると思うので、そういう人には(ホテル暮らしは)すごく向いてると思うよ。

――確かに
ミニマルだとさ、困らないじゃん。自分の身に何かがあっても「荷物こんだけしかねーし」みたいな。
――なるほど。トラブルにも強いというか。

いや、本当にそうなんですよ!
一人で暮らし、シンプルなライフスタイルを選択した大先輩、ココ・シャネルもそうだったんです!

亡くなるその日まで、シャネルはホテル・リッツの一部屋で暮らしました。
シックな部屋のクローゼットには、仕立ての良い2着のシャネルスーツのみ。

私はシャネルスーツを二着持っている。
この二着で私はいつもちゃんとした格好をしていられる。
これがシャネルというものだ。(p179)

節約しているのに貧乏になる人もいれば、お金を使いながら裕福になる人もいる。
私は人を判断するのに、お金の使い方で見分けることにしている。
物を買った後で所有し、執着するのは醜い。(p98)

シャネル哲学: ココ・シャネルという生き方 再生版

シャネルは、フランス人らしい洗練されたミニマルでシンプルな暮らしをしました。そして、子どものいない人生を歩むような素敵な人にも「ホテルで暮らす」という選択肢は、現実的なものです。

気ままなノマドとして生きる人間にとって、ホテル暮らしは、他にも大きなメリットがあります。
「賃貸審査で落ちない」というメリットが!

上の動画で、堀江さんは賃貸の審査に落ちた時の辛さをこう語られています。

動画 1:44~

人間さ、入居を断られると落ち込むのよ。(中略)
人格を否定されたような。(中略)

またそんな思いしたくないじゃん。審査で落ちるとか、嫌じゃん。やりたくないわけですよ。だったらホテルかな、って。

そうなんですよ!
もう、私も私の周りのフリーランスや自営業の人間も、本当にこの辛さを味わっています!
実績を上げて、十分な収入があって資産があっても、賃貸の審査って落とされるんですよー!!!涙

正直不動産13巻にもある通り!!

「それなりの会社を経営していても審査は厳しくなる」
これ、本当です。
「えっ、創業10年で安定して利益出してるのに、なんで!?」って人が落とされたりします。

だから、経営者やフリーランスの方って、賃貸ではなく持ち家の人が多いのでしょう。「どうせ審査で落とされるから、買ったほうがいい」という話で。キャッシュ一括で買えるなら、そりゃ買ったほうがいいですものね。

でも、ホテル暮らしなら面倒な審査はなし。
しかも新鮮な気持ちでワーケーションできる。
飽きたら別の場所に移れる。

身軽な子無しの身であってこそ、この得難いメリットを検討してみてもいいのかもしれません。
人生に、新鮮な風を吹き込む。新しい自分に出会える。
そんな可能性が、ホテルステイにはあるのです。

私は、子どものいないあなたが大好きです!

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