戦時中でも困らない生き方~美しき調舒星の人生

四柱推命/算命学

戦争は始まるし、コロナだし
お先真っ暗だよ!

Nozomi
Nozomi

あなたがそう思うなら、そうなりますよね
だって、思念が現実を作るのだから

うっ……
でも、そう思わざるを得ないじゃないですか!

Nozomi
Nozomi

戦争があってもお店がつぶれても
それでも生活に困らないでいた
そういうケースを実際に知っていれば
「そうじゃない」可能性も信じられるようになるのでは

えっ!
そんな人がいるんですか!

Nozomi
Nozomi

いますよ
それが、「おそめ」さんです

というわけで、この記事は「おそめさん」という一人の女性の生き方についてご紹介します。

戦争中もどこ吹く風 伝説の銀座マダム~おそめ

おそめさん――上羽秀さんは、1923年(大正12年)1月15日に京都に生まれました。幕末の池田屋事件の起きたすぐ近く、裕福な炭問屋のお嬢様でした。

生まれた時に「まれにみる吉相。この子はやがて世に広く名をなし、家の宝となりますやろ」と占い師に言われたそうです。
なので、占ってみました。笑

わぁ~!私と同じ中心ー調舒星です!嬉しい!!

天庫星が幼少期に来ているので、小さな頃は家に尽くす、周りに尽くす星回りですね。大人になってからは天印星の愛されで、晩年も柔軟性を失わないかわいらしい人という感じですね。

大正時代に生まれたにもかかわらず、おそめさんも妹さんも「お嫁さんになりたい」女の子ではありませんでした。自分の将来を予見していたのでしょうか。

不仲もあって父母は離縁し、ほどなくして裕福だったおそめさんの実家は没落しました。母子家庭で育ったおそめさんは進学せずに芸者になります。

お金持ちの愛人になっても、おそめさんは芸者をやめるよりもお座敷に出ることを好みました。おそめさんは仕事が大好きな人だったのです。
「一日のうちで一番好きな時いうたら、お店に出てる時。なんや、遊ばせてもろてるよう」

おそめさんの旦那(「夫」ではなく「旦那」です)は、おそめさんが好きなことをして生活できるように取り計らいました。それは戦争中もそうで、着るもの食べるもの、何ひとつ不自由ない生活をしました。

普通、戦争になったら貧乏になって食べるものや着るもの、住むところにも困ったりする人が多いですよね?
なのに、おそめさんはそうならなかったのです。

ここはスピリチュアルブログですから、「宇宙はあなたの考えている通りの世界をあなたに提供する」というスピリチュアルな法則から考えてみたいと思います。

おそめさんが、なぜ戦時中でも「困らなかった」のか。

金は天下の回りもの~財星過多の命式の人

おそめさんは、お金に対してこんな風に考える人でした。

秀は、金をいつも人にやってしまう。
それが今も少しも変わらぬ昔からの癖だった。

よしゑや掬子(注:母や妹)に金のことで注意を受けると「そんなお金みたいなもの、お金みたいなもの、どうにでもなる」と子どものように膨れて言い返すこともあった。(中略)

秀には、金に関する一つの信条があった。
「お金いうのは流れているもんや。流れを止めたらあかんのや。特に水商売のものは」。

世間に流れる金の量は決まっている。
だから誰かが、それをせき止めてしまったら、必ず誰かが金を手にできずに苦しむことになる。

「だから手元に置いといたらあかんのや。お金いうもんは。すぐに流してやらんと。流してあげたら、また流れてくるのやから」。

どこで、誰かに聞かされたのか、それが秀の口癖であり、哲学だった。

確かに掬子が言うように、秀がそうして何の躊躇もなく金を「流して」しまえるのも、金を得ることに苦労がなかったからかもしれない。金を得ることに辛さを覚えたことがない。秀の金銭感覚の源はそこにあったのだろう。

秀は実際、商売の苦労を味わったことがなかった。
店に出ているのは、遊んでいる時間と一緒で楽しかった。
秀は、この頃、おそらくカウンターの中に立ちながら、「働いている」という意識を持ったことは一度もなかったのではないかと思う。

おそめ―伝説の銀座マダム  p133 注は記事作成者による

ここで大事なのが、「戻ってくるだろうから使う」という利己的な考えではなく、「自分のところにとどまらせておくと流れがとまって誰かが困ってしまうから、使えるところで使おう」という利他的な考えです。

おそめさんは、戦後の混乱で道端にたむろする物乞いにすら、ためらうことなしに施しを与えました。

車に乗っていて、秀(注:おそめさん)が窓の外を見て叫んだことがあった。

「あそこに、気の毒な人がいてはる、止めて、お父さん、止めてっ」と。

見ると道端には傷痍軍人がうずくまっていた。運転席の俊藤が秀をなだめようとする。
「お前、前見てたら、また同じような人はおるぞ、今、どれだけ街にあんな人がおると思う」。

だが、それでも秀は「止めて、止めて」と繰り返した。

おそめ―伝説の銀座マダム  p132 注は記事作成者による

おそめさんがやっていたお店には、政治家や文豪、大企業の経営者、官僚、名だたる名士が続々とやってきました。
世の中の汚さ、金に群がる人間の汚さを見てきた人にとって、おそめさんのお金に対する執着の無さは、心を浄化してくれる清涼剤となったことでしょう。

だから、お金持ちに愛され、お金がどんどんやってくる。
使っても使っても、やってくる。

おそめさんの命式(陽占)は財星(禄存・司禄星)が3つもあります。これは「財星過多の命式」と言えます。財星過多の命式の人は、浜崎あゆみさんなんかもそうなんですけれども「財は回ってくるけれども、それを自分のためによりも人のために使う」という巡りになると言われます。

おそめさんも、まさにそういうお金の使い方をしました。
物乞いや傷痍軍人だけではなく、家族に対しても。

おそめさんは自分を養ってくれる旦那と別れて、惚れこんだ男・俊藤と暮らしはじめます。金持ちの旦那を捨てて、ヒモな真夫まぶを選んだのです。

この俊藤が気持ちのいいくらいのクズっぷりで、はじめの妻と次の妻にあわせて4人もの子どもがいました。そしておそめさんのことも妊娠させて、転がり込んだわけです。

おそめさんは、この前妻の4人の子どもたちと前妻、俊藤の母親と姉の生活の面倒を引き受けます。男も合わせたら7人の生活の面倒を一人で引き受けたわけです。

そこまでしてでも、俊藤と一緒にいたい。心から惚れこんでしまったんですね。金持ちの旦那の妾のままでいれば苦労しなくて済んだのに、愛する男(無職)と暮らすために店を経営して稼ぎまくる方が幸せだったのです。

店は繁盛した。
だが、その稼ぎは、そのまま秀の手元を素通りした。

百合子夫人(注:俊藤の戸籍上の妻)と三人の子どもへの送金、俊藤の母と姉とを京都に呼び寄せ、俊藤が最初の結婚でもうけた男の子は自宅に引き取り、ともに暮らすようになった。(中略)

しばらくすると、百合子夫人に代わって、一番上の男の子が生活費を取りに寄るようになった。
秀が食事を用意して「ボン、食べて行きや」と勧めると、素直に目を輝かして「いただきます」と一礼して箸を取った。

無邪気にご飯をぼおばる様子には、秀ばかりではなく、俊藤を憎みきっている母のよしゑまで、涙をにじませた。
食べ終わると、「ごちそうさまでした」と深々と挨拶した。しつけのよさと少年のけなげさに、百合子夫人の人となりが表れていた。

「うちが、あの子たちのお父さん、取ってしまったんやさかい。しゃあないやないの」
秀はなにかにつけ、そう口にするようになった。
時には周りに言い聞かすように、時には自分に言い聞かすように。

籍のことは一度も口にしなかった。これ以上、百合子夫人とその子友だちから何かを奪う気にはなれなかった。俊藤を手放すことはできない。だが、独り占めするわけにもいかない。

おそめ―伝説の銀座マダム  p142~144

三つの財星を燃焼して、自分の子どもや親どころか、男の子どもや親兄弟や妻まで養う。常識的にみると「そんなクズ男は捨ててしまえ!」という話になりますが、命式的にみると見事に財星を燃焼しているとも言えます。

だらしないヒモ男が頼れる大黒柱に変身するとき

好きな男に妻子がいた。
そんな事実がわかったら、ほとんどの女性が別れを選ぶことでしょう。
しかし、おそめさんの場合はその事実がわかった時、既に俊藤の子どもを産み、生活を共にしていました。

どうしようもないですよね。
おそめさんは俊藤の妻子や親兄弟を養うことで、俊藤と一緒にいることを選びました。

しかし、5人の子どもの父親だというのに、俊藤は働きません。
バクチ打ってみたり、プラプラしてみたり、定職に就く気配もありません。

ここで「そんな男とどうして一緒にいるのだ!」と思われた方がほとんどだと思います。しかし、俊藤は素晴らしくヒモの才能があるというか、女にモテる色男でした。おそめさんは、心の底からこの男に惚れこんでいたのです。

どうしておそめさんがそこまで好きになってしまったのか。
その片鱗がわかるエピソードがあります。

おそめさんが店を始める前、女給(今でいう夜職女子)をしていた時のこと。

深夜、店が終わると女給たちは静まりかえる夜道を、散り散りに帰る。

だが、秀にだけはいつも迎えがあった。店から少し離れた電信柱の陰に、男が待っていた。秀は一直線に駆け寄ると、肩を並べて帰っていく。

ある日、店が終わって外に出てみると、叩きつけるような大雨が降っていた。ただでも深夜である。白く煙る雨脚で一寸先も見えないほどだった。激しく降り注ぐ雨脚に圧倒され、店から出た女たちは、恨めしく空を見上げて、足をすくませて立ち並んだ。

そのとき、人垣をかき分けるようにして、傘もささず、ただひとり、秀が夜道に飛び出していった。

秀の行方を皆が目で追った。
雨脚が白くかすむ通りの向こうに、いつもどおり男が番傘をさし、強い雨に打たれながら待っていた。

秀が男の胸元に飛び込んだ。
男が手ぬぐいで、秀の顔や肩を拭いてやる。懐から高下駄を取り出し、履物を代えさせ、秀が脱ぎ捨てた草履を胸にしまい、手に抱えた雨合羽を羽織らせる。

身支度をすっかり整えたふたりは、やがて連れ立って帰って去っていった。雨はいっそう強くなる。雨しぶきがふたりの姿をかすませ、やがて、影も見えなくなった。

おそめ―伝説の銀座マダム  p115~116 注は記事作成者による

この様子を見ていた、おそめさんの妹の掬子さんは「惚れるはずやわ」と苦笑したそうです。

わかる!こんなことされたら惚れちゃいますね!
しかも、毎日ですよ。毎日こんなお迎えをしてくれる男性がいたら、そりゃ女心はばっちりつかまれてしまうでしょう。

おそめさんは店を開き稼ぎまくり、子どもや俊藤や親兄弟や前妻をまるっと養い続けます。俊藤は今でいう専業主夫のように妻を支えたかというとまったくそのようなことも無く、浮気をしたりやりたい放題です。おそめさんの浮気は絶対許さず嫉妬するくせに、自分は浮気するのですから困ったもの。

でも、おそめさんはそれでも俊藤が好きだったのです。仕方がない。

そんな中で、当たり前ですがおそめさんも年を取っていきます。
水商売というと、どうしても若い頃のほうが稼げるし、年を重ねるとなかなか売り上げが上がらなくなってきます。

なにより、長年のお客様が死んでしまったり(!)します。
おそめさんも数々の別れを経験しました。文豪・川端康成や三島由紀夫、映画監督の小津安二郎……常連客の訃報に、おそめさんは気落ちしていきます。店の状態も、悪くなっていくばかり。

とうとうおそめさんは昭和53年、20年以上続けた銀座のバー「おそめ」を閉店しました。
おそめさんの人生、もうお先真っ暗――かと思いきや。

「今までは、辛いこともたんとありましたけれど、このごろでは主人がやさしうに、ちゃんと面倒見てくれますよってに、家に入って生きることにしました」

おそめ―伝説の銀座マダム  p298

そうなんです。
おそめさんが稼げなくなったら、なんと、あのヒモ男・俊藤が、稼げる男に変身したのです!!!

どちらかが陽になると、どちらかが陰になる~パートナーシップの本質

「浮き沈み」という言葉があるように、人生には上向きの時とした向きの時があります。陰と陽があります。

同じように、算命学では家族の中で「陰」の役割を受け持つ人と「陽」の役割を受け持つ人に分かれると考えます。例えば、妻が天中殺でも専業主婦なら、その影響は夫(陽)のほうに出る、なんて考え方があったりします。

夫婦がいれば、どちらかが陰の役割を負って、どちらかが陽の役割を負う、それが自然な形であると考えるのです。

つまり、「どちらかが稼ぐと、どちらかは稼げないほうにまわる」という言い方もできます。夫が社会的成功をおさめたら、妻は内助の功にまわる。妻が地位を得たら、夫はサポート役に回る。そんな感じです。

おそめさんと俊藤の組み合わせは、長い間おそめさんが陽(表に立って稼ぐ役)で俊藤が陰(裏側にまわって表には出ない役)でした。

しかし、図らずもおそめさんが経済的に利益を上げられなくなってきた頃、なんと俊藤がめきめきと頭角を現してきたのです。長年働く気の無いプラプラしたヒモだったのに!

「仁義なき戦い」って聞いたことがありませんか。
実は、あの映画、プロデューサーの名前は俊藤浩滋。そう、おそめさんの真夫、俊藤なんです!

おそめさんの凋落と入れ違うかのように、俊藤浩滋は映画プロデューサーとしての才能を開花させます。

妻が陽になると、夫は陰になる。
夫が陽になると、妻が陰になる。
あまりにも教科書的に、おそめさんと俊藤の立場は入れかわったのです。

私、こういう例を見ていると「パワーカップル」って形態はなかなか難しいのではないかと感じます。なぜなら、夫も妻もバリバリ稼いじゃう「お互いに表舞台に立つ陽同士」の状態になりがちだから。

パワーカップルが夫婦として成り立つには、子どもが「陰」の役割を負って不登校や引きこもりになったり自立できなかったり、もしくは心の交流がないような仮面夫婦(ビジネスカップル)にならないと、なかなか生活を共にしていくことにバランスがとりにくいんじゃないかなと邪推してしまいます。

政治家・野田聖子さんの夫が元暴力団員と報じられていましたが、社会的に云々は置いといて陰陽的には正しいんですよね。極端に社会の表側に出ている人と、極端に社会の裏側に潜っている人ということで、バランスはとれているわけです。

更に話はずれますが、この家族の陰陽バランスの点で「上手いな!」と思ったのがホリエモンとお母様の関係です。

動画3:45頃~

みんな老後のお金の話をするじゃないですか。
うちの母親が典型的で、僕(息子)が割と経済的に成功してるのを見て「私は老後マンション経営をしたい」と。ついては「福岡県のちょっと田舎町にマンションを建ててくれ、私はそこの管理人をやる」と。

勘弁してくれと。
本当に。
もう最悪な投資ですよ、そんなの。

マンションの管理人なんてボケるし田舎のマンションなんて資産価値なんかないじゃないですか。
僕は「老後年金とか足りなくなるんだったら俺が補填するから、頼むからボランティアやってくれ」と口を酸っぱくして言ったら、学童保育をはじめてくれて。

すごくいいんですよ。
子どもたちに「堀江先生!」って言って慕われて、本人やりがいあるし、フレッシュな子どもたちの気ももらえるし、ボケにくいと思うんです。

このアドバイス。
絶妙。

ホリエモンは、“極陽”といって良いくらいの成功者なわけです。そんな人間の周りでビジネス始めてみたり、投資やってみたりしてもまず上手くいきません。なぜなら、周りの人間(家族)は陰の役割に当たるのが自然な形だから。

もちろん、堀江さんは陰陽バランスなど考えていないでしょう。けれども、お母様が利潤追求を優先しない社会貢献の道に進むことで、一層自分のエネルギーも強化されるんですね。陰のエネルギーが陽の自分を支えてくれる形になるんです。

だからお母様を投資の道に進ませるんじゃなくて、ボランティアの道に行ってくれっていった”天性のカン”が素晴らしいなと。もちろん「不動産投資なんかしてどうするんだ」というロジックもあるでしょう。しかし、陰陽エネルギー的に見ても、この堀江さんのアドバイスは完璧なんです。

話を戻しまして、おそめさんの場合は「この人と一緒にいられるなら何でもいい」わけです。自分が陽だろうが陰だろうが、どっちだっていいわけです。大切なのは、俊藤と共にあれることなんですから。

だから俊藤が働かない時は自分が稼いで、俊藤が稼ぎだしたら自分は主婦になる。そこには何のこだわりもないわけですね。

そして驚くことに、あのヒモ男ーーおそめさんが稼いだお金を平気でレジから持ち出す(そんでその金で女とラブホにしけこむ)男、俊藤が、おそめさんが稼げなくなったら、こんなふうに変わってしまったんです!

「なあ、ママ(注:おそめさん)のこと、お前、どない思う……」
「どないって」
高子(注:おそめさんと俊藤の娘)がベッドに近づくと、俊藤は天井を見つめたまま続けた。

「ママはあんな奴やろ。浮世離れした、世間のこと知らん、疑いもせんで人についてくる、そんな女や。せやしママには今までどおり、そのまんまで暮らさしてやりたいんや。のんきに好きなことだけ見てられるように。そのためには、ワシが頑張らな、もっと稼いでやらな。金の心配させんように。あいつに、死ぬまでのんきに暮らさせてやるように」

おそめ―伝説の銀座マダム  p326~327 注は記事作成者による

ちょっと、恐ろしいくらいの変わりぶりですね。別人のようです。

無責任だったヒモ男が、責任感あふれる大黒柱になる。
この変容を起こさせたのも、おそめさんの計算の無い、ただ自分の心に素直に、あるがままに生きる姿によるものなのでしょうね。

策略なんて苦手。ただ直感のままに~調舒星の生き方

白洲正子さんは、おそめさんをこう評しています。

「その夜、私ははじめておそめさんに会ったのだが、輝くばかりに美しかった。白いきものを着て、平安朝の絵巻物からぬけでた白拍子かお巫女のように見えた」(中略)

巫女か白拍子のよう、という白洲の見方にも納得がいく。
どこまでも生活感がなく、それでいて人生をあるがままに受け入れて流れに身をまかす。定着や安定を求める女ではないと、白洲は秀(注:おそめさん)の本質を見たのだろう。

おそめ―伝説の銀座マダム  p130  注は記事作成者による

この生き方。「中心・調舒星」のお手本のような生き方に見えます。

調舒星は策略が苦手です。良く言えば素直、悪く言えば世渡りが下手。
おそめさんも、心のままに生きた人であります。だからこそ、世の汚さに疲れた人たちの癒しになれたのでしょう。

でも、感覚に素直に生きて上手くいく人と上手くいかない人がいます。つまり、「天からの導き」をキャッチできる人とできない人に分かれます。

その差は一体どこからくるのか。
邪心があるかないか、心の底からその状況にコミットしているか、全てを手放して天に委ねる気概があるか。そこです。

おそめさんは、黙っていれば裕福な男の元で何一つ苦労ない生活ができました。ですが、自分の心に従って無職の男を選んだわけです。その中で起こる困難に不平を言わず、コミットし、ただひたすら流れのままに生きた。

だから、天は様々なサポートをおそめさんに授けました。戦争が起こっても生活に不自由せず、店をやれば繁盛したし、店が上手くいかなくなったらパートナーの才能が開花した。そうやって、普通では考えられないようなお伽噺のようなドラマティックな人生を送ることができたのです。

調舒星の人生にはドラマが必要です。ロマンが必要です。美しい果実が必要です。ただただ現実の泥の中をはい回るような灰色の人生は、綺羅星の調舒星にはふさわしくありません。

ですから、調舒星をお持ちの方は、ぜひこのおそめさんの生き方を参考にしてみてください。人生のきらめきを、魔法を手にしてください。

それは、今すぐにです。
晩年のおそめさんは、こんな言葉を残しているのですから。

「あっという間ですよ。ほんにあっという間……。お陰さんで楽しゅうに過ごしました。もう、すぐです。もう、すぐ」

おそめ―伝説の銀座マダム  p345

2022年3月21日
陰陽(昼夜)が釣り合う春分の日に

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