リンデンバウムのお客様には、投資をすることを生業にしていらっしゃる方もいます。
今の時代に投資って、コンピューターでコンマ何秒で売買を制御するような世界ですよね。そんな投資の世界って、素人ではとてもじゃないけれども手が出せない感じがします。
しかし、個人投資家として、10年以上生計を立てていらっしゃる方もいるんですよ。びっくりですね。
そんな方を見ていて思うのが「スピリチュアルな感覚の鋭さ」です。
スピリチュアルな投資家の特徴
なぜ、こんな時代に投資で食べていけるのか。
元々資産がある場合もありますが、投資を学んでゼロから積み上げて食べてる人もいます。そんな普通に考えたら夢物語みたいなことがなぜ可能になるのか。
リンデンバウムのお客様を見ていて、三つの理由があると私は見ています。
最大の理由は、子どもがいないから。
独身だったりDINKSだったりしますが、どちらにしても投資で食べていくハードルが格段に低い。子どもがいたら教育費の関係上、安定した収入がたくさん必要ですからね。
FIRE(アーリーリタイア)される方が多いのも同じ理由でしょう。なにせリンデンバウムのお客様は、お子さんがいらっしゃいませんから人生の自由度が高い。
二つ目の理由は、直感が鋭いから。
コンピューターで計算して売買するこのご時世で、大手の機関投資家と戦うのはかなり厳しいことです。まさに徒手空拳。
そんな中でやはり生き残ってる人は、直感の精度がすざまじい。
しかも、リンデンバウムのセッションで、自分の直感の精度を確かめにいらっしゃるくらい、日々磨いておられるわけですね。
三つ目の理由は、「孤独に強い」から。
特に個人投資家として十年以上稼いでらっしゃる方は、「一人メチャクチャ平気勢」ばかりです。一日何時間も一人でPCとにらめっこしてても、全然平気。
わ、私には無理です!!!(じっとしてると死ぬ体育会系脳筋)
財界系のお付き合いをちらとのぞきますと身にしみてわかりますが、投資って、犬も歩けば棒に当たるレベルで詐欺話もゴロゴロと転がっております。
知り合いの経営者の方にラウンジに連れてってもらったとき、いかにも詐欺な投資話を聞かされてドン引きしたこともあります。私自身は、地味でお金がなさそうな外見です(笑)ので、それほどターゲットにはされず、カモられませんでした。
が、やはりお金のある人にはそういう話って頻繁に来るようですね。
ですから、投資で食べてる人は孤独に強いんです。投資系セミナーとか近寄らないんです。投資が好きな人と群れない。群れたところで変な話持って来られて面倒くさいだけだから。
あと、こういった奇蹟みたいに直感で投資でお金が入ってきちゃう人って、感性派なんですよ。実はあまりロジカルではない。「なぜ、そこでショートするのですか」って聞いても「え、だって、したほうがいいでしょう」で終わります。理論的説明はない。
だから、正直、投資をされる多くの人から「理論的ではないギャンブル人間」に見えるようです。そして、もれなくマウント取られる、と。笑
ある20代の女性投資家に、投資コミュニティとか行くと自分より結果を出せてないおじさま方に絡まれてマンスプレイニングされてクソバイスをいただいて、非常に地獄だった、と聞いたことがあります。
個人投資は一人でやるに限る、ですね。
群れたら地獄。
異常干支と(霊感的)投資の才能
私が投資をはじめたのは、20代の頃です。
父から、「投資を始めるのは若ければ若いほどいい」と言われて、「そんなもんか」とはじめました。安易ですね。
20代の私は、「投資をするからには日経新聞を読まなければならない」と謎の思い込みをしておりました。そして、クラシカルな紙の日経新聞を取って毎朝せっせと読んでいたわけですが。
当時、日経新聞に連載されていた小説が、渡辺淳一「愛の流刑地」。
20代女子が、朝からおじさんおばさんの濃い不倫の濡れ場を見せられ、「ああ、今日もやってる……なんでそんなに元気が有り余ってるんだよ……」とげんなりしたものです。
00年代って、「不倫が素敵」的な空気のある時代だったんですね。
それが20年代の今は「不倫したら即社会的死」な時代になりました。
なら、2040年にはまた「不倫は純愛」な空気になってるんでしょうか。時代の空気というか、価値観って、あてになりませんねえ。
そんなかんじで「おじさん的空気」にいささか眉をひそめながら株を買ったりたまに投資信託に手を出してみたり、バフェットの本を読んだりして過ごしました。
投資をはじめてから5年以上経った、夏の暑いある日。
上の人(ガイド)から唐突にこう言われました。

(ガイド)
今持ってる株
全部売って
当時、私は株式優待目的で買っていた銘柄がそこそこあったので、手放す気はありませんでした。売却益より株式優待目当てだったので。
しかし、「いいから売れ」とせっつかれ、しょうがないのですべての株を手放しました。
それが、2008年の8月。
そうです。
リーマンショックの1カ月前。
いやあ……。
こんなことって、あるんですね。
面白いことに、私の父も同じことをしていました。
父は、1991年のバブル崩壊前に、株を売り抜けていたんです。
私は以前父に、「株やってるなら、バブルの時に相当損したでしょう?」と聞いたことがあります。すると、父は「いや、バブルの頃は株持ってなかった」というわけです。
多分、ゴルフ場の会員権関連では、それなりに損してると思うんですけれども、株に関しては大損したことはなさそうでした。
それどころか「お前の大学の学費の3分の1くらいはソニー株の売却益でまかなったんだ。お前はソニーに感謝しろ」と言われました。ソニーさんありがとうございます。
それでね、ここで少し占い的に興味深い点がございまして。
算命学で「異常干支」ってあるの、ご存知でしょうか。
異常干支には「霊感の強い異常干支」があります。丁亥・壬午・辛巳です。
丁亥が父。壬午が私。辛巳が妹です。
(正確には私は丙午で、時干(辛)との干合によって壬午になります)
この「霊感の強い異常干支No.1、No.2を持つ人間が、バブルやリーマンショック前にたまたま株を売り抜ける」という現象。
もちろん、「ただの偶然だろう」と言われればまったくその通りです。でも、ちょっと面白いですよね。
ちなみに、現在の私のポジションはスクエアです。