「チャクラメイク」の記事で、セッションで作るルックは選ぶパワーストーンを中心にエネルギーをサポートする形で作ると書きました。
そんなセッション向けのイヤリングを、見つけました!

めっちゃフラワー・オブ・ライフ―!!
札幌の大丸のコトモノマルシェで見かけて、「これはセッション時に使いたい!」と思って購入しました。
お客様からも「その耳の、フラワー・オブ・ライフですよね」って反応いただけてとてもうれしいです。
フラワー・オブ・ライフって、自分で製図してみると分かるんですけど「思わぬところから点と点がつながって線になるのだ」というシンボルだと私は思っています。シンクロニシティなんてその最たるものですね。
ですから、そういうエネルギーを必要としているお客様のセッションで、上のフラワー・オブ・ライフを身につけております。
つまり「焦るな、伏線が明らかになる時を待て」というメッセージですね。

大好きなシャネルのリップも、セッション用に買い足しました。使ってたエテュセの赤リップ(クレヨンリップ)を使いきりそうだったので。↓こちらですね。

ちなみに、このエクセルのチークを使いきったら、チークパレットを一つ買いたいなと思っております。NARSのもいいし、ローラ・メルシエやSUQQU(UK)も限定でチークパレット出してるので、どれにしようかな~と迷っております。
そう、迷うのが楽しいわけです。
優柔不断が楽しい。
「え~どうしよ~!」っていう。

上のシャネルのリップを選んだ理由が、これ。
その日していたネイルと、ほぼ色が同じだったんです!
これはいい!と思って購入いたしました。
遠隔セッションはWeb会議で行いますので、カメラ越しだとメイクを濃い目にしてちょうどいいくらいです。本来は1st夏2nd春で濃色は苦手なんですけど、Web会議(遠隔セッション)の時はもうグリグリ塗りたくっております。笑
実は、セッションの予約が入ると「どんなメイクをするのかな、どんなルックになるのかな」ということが楽しみになったりします。これはすべてガイドから指示されたとおりにするからです。
どんな着物を着るのか、どんなメイクをするのか、身につけるパワーストーンブレスは何か、そんな一つ一つのセレクトで「こんな感じのセッションになるのだろうな」と大体予測がついたりもします。詳しくは 「チャクラメイク」の記事 をお読みください。
さて今、私は ずっとやりたかったことを、やりなさい。 という本のワークをしています。
このツールの一つ「アーティスト・デート」をしていた時のシンクロについて書きますね。
アーティスト・デートは「インスピレーションをキャッチできるようになりたい」とか「シンクロに気づけるようになりたい」とか「シンクロによって自分の道に導かれていることを知りたい」とか、そんな方にオススメです!
アーティスト・デートとは、あなた自身の創造的な心(それを本書では内なるアーティストと呼ぶ)を育むために特別に確保される、週二時間ほどの時間のかたまりである。
基本になるのはそのものずばり、デートだ。
とはいっても、連れがいるわけではない。それは、あなたと内なるアーティスト、すなわち自分の内なる創造的な子どもとのデートなのだ。つまり、恋人も、友人も、パートナーも、子どもたちとも無縁だということである。内なるアーティストとのデートですって?
そのとおり。
あなたは内なるアーティストを外に連れ出し、話を聞いてやる必要があるのだ。(中略)もっとも大切なのは、アーティスト・チャイルドの言い分をきちんと聞いてやることである。
たとえば、文化的に洗練された大人向けの場所にばかり連れていけば、アーティスト・チャイルドはこう叫ぶだろう。
「こんなクソ真面目なものは嫌い!」こうした言い分を聞き逃さないでもらいたいのだ。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 p33~34
そうすれば、自分の創作活動に何が欠けているかが見えてくるだろう。
よい作品の核心には、遊び心があることを忘れずに。
この本の中では、「毎週、アーティスト・デートに時間を割くようにしよう」と提案しています。そして「この日は内なるアーティスト・チャイルドのために時間を割くぞ」と決めたら、他の人からの誘いがあっても、よっぽどのことがない限りそちらは断らねばなりません。
実は、このアーティスト・デートは「自分を大切にするための訓練」でもあるのです。私なんかはついつい誘われると私的な予定をずらしてしまいがちです。しかし、「この日はアーティスト・デートをするぞ!」と前の週に決めた日は、親しい人から声がかかってもNOを言います。
ドキドキします。
でも、それが大事なんですね。
ちなみに、アーティスト・デートは必ず一人でやらねばなりません。
誰かと一緒にいたら、相手の反応を気にしてしまうからです。一人で、純粋に、内なるアーティストの声に耳を傾けることこそが大切なのです。
アーティスト・デートをすると何が良いかって、シンクロニシティがボンボン起こったり、インスピレーションがビビビビ!と降りてくることです。
すごく面白いです。この内なる子どもとのデートは、冒険に満ちているのです!
アーティスト・デートでどんなシンクロが起こったか、ある日の私のアーティスト・デートをご紹介しますね。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 のワークは、12週間(約3カ月)に分かれて課題が設定されています。その時、私は「第1週 安心感をとりもどす」の課題をやりました。その中に、こんな課題があるんですね。
⑧もしあなたがあと五回の人生を送れるとしたら、それぞれの人生で何をするだろう。私の場合、パイロット、カウボーイ、物理学者、霊能者、僧侶である。(中略)
どんなものが浮かんできても、それを書きだしてもらいたい。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 p 59
考えすぎは禁物。このエクササイズの目的は楽しむこと。さらに楽しむために、リストの中から一つ選び、実際にやってみる。たとえば、あなたがカントリー歌手と書いたなら、ギターを抱えて歌ってみたらどうだろう?
ここを読んで、「オペラ歌手」を選んでいた私は
「なるほど、じゃあカラオケに行こう!」
と思いました。
内なるアーティストも喜んでいるようなので、アーティスト・デートにカラオケに行くことにしました。
実は、カラオケかなり久しく行ってなかったんですね。コロナですしね。
そしてカラオケで久々に歌いました。
気持ちよかったです!
ハクノ姐さんの曲は口が回らなかったです!!!笑
はぁ~ハクノ姐さんかっこいいわ~。
暗銀の盾は「HA~KUNO!」ってコール・アンド・レスポンスだけしてるだけでも楽しいです。笑
攻撃性の高いバッチバチなラップは最高!
で、すっきりしてカラオケを出たらですよ。
なんかピアノが聞こえるわけですよ。
「へ~、ベートーベン。こういうビルでBGMとして流すのには珍しいチョイスだなあ~」と思いつつエスカレーターにのってると、妙に「???」って違和感があって。
なんか、音がちゃんと生きてるんですよ。
だけど演奏が上手いわけじゃない。プロっぽくない。
だけど、音はすごく生きてる。生命力の乗ってる音。
こういう音楽でも絵でも小説でもね、「上手ければ価値がある」って勘違いしがちですよね。でも、そうじゃない。ちゃんと生命力が宿っているかこそが魂にとって栄養になるかどうかが決まります。
例えば、フジコ・ヘミング。
正直、「超絶テクニックに優れている」というわけじゃないんですよ、フジコ・ヘミングの演奏は。Youtubeで検索すればフジコよりも速いテンポでミスタッチなしでラ・カンパネッラを弾く超絶技巧ピアニストなんていくらでもいます。
だけど、多くの人がフジコの音を求めるのです。
なぜなら、フジコの音には生命力が宿っているから。
フジコの音は、魂の栄養になるから。
プロかアマチュアとか関係なしに、その人のエネルギーがちゃんと乗っている音、生命力のある音っていうのはとても惹きつけられます。
しかしそういう演奏って、録音で普段聞く分にはめったにお目にかかれません。
生演奏でも、すごく上手いプロでも「おいおい」って全然心に届かない、響かない音もあります。上手いんですよ。でも、全然響かない音は響かない。
音って、その人のコンディションを如実に表します。「上手いけれども、良い子ぶってて非常につまらない」なんてこともあります。ちゃんと自分を、本質をごまかさずに乗せられてるかで音魂の質は変わります。技術は実はあんまり関係ない。
このことを如実に体験できたのが、アンネ=ゾフィー・ムターのコンサートでした。
カラヤンに見出された天才少女。そんなヴァイオリニストの音って、すごそうですよね。
暗くなっていく観客席。明るく照らされていくステージ。私はワクワクして、彼女の音を待ちました。
しかし。
その音は、もう散々なもので。
いや、技術はすごいんです。ミスしてるわけじゃないんです。
だけど、ホンットに「気」が入ってない!
「やる気ねえな、うぉい!!!」ってツッコミたくなる演奏だったんです。
しかし、アーティストというのは不思議なもので、多分ムターは弾いてるうちにどんどんどんどん乗ってきたのでしょう。楽しくなってきたのでしょう。音と溶け込んできたのでしょう。
コンサートが終わるころには、もうゾクゾクするくらい素晴らしい演奏に変わっていました。まるで別人!文句なしにスタンディングオベーションで「ブラーヴァ!」って叫びたくなるような演奏!
世界的に有名な一流ヴァイオリニストでも、これだけコンディションで差がつくのです。音に生命力が乗ったり乗らなかったりするのです。
さて、流れてくるピアノの音は奇妙にも「生きてる音」でした。
「どういうこと?どこのスピーカーから流れてるんだ?」
すごく不思議で、私は導かれるように音のする方にする方に足を進めました。
地下まで階段を降りていきついた私が見たもの。
それは、アップライトのストリートピアノ。
私は弾いているグレイヘアの男性の姿にくぎ付けになりました。
それは、まるで一枚の絵画のような光景で。
わあー!
だから、音、生きてたんだ!!
って納得しました。
そう、別に上手くない(失礼)演奏だったんだけど、すごく音が生きてたんです。この人は非常に楽しんで今ピアノを演奏していると、伝わってくる音だったんです!
私はその音魂を受けとって、とてもうれしくなりました。
一曲終わると、私は大きく拍手しました。すると、男性はびっくりしたように私を振り返りました。私は一礼して、その場を離れました。
なんか、奇蹟みたいな一時でした。
だって、平日の昼間ですよ。
そんな時間に、しかも繁華街でストリートピアノなんて、あんまり弾いてるものじゃないでしょう?
少なくとも、私がカラオケに入った時は演奏してなかったのです。歌ってスッキリしたあとに、素敵な音がやってきたのです。
良いエネルギーを出すと、良いものが寄ってくる。
面白いシンクロがやってくる。
そんなことを体現したようなアーティスト・デートでした。
あなたも、内なるアーティストとデートしてみませんか?
なんてことのない日常に、素敵な導きが得られるかもしれません――。
ジュリア・キャメロン