私は強メンタルキャラで売ってます。
ですが、メンタル落ちることはあります。
それでも社会を見ていると「なんでそんなにメンタル弱いんだろう?」って思う人のほうが多いです。
つまり、メンタルが強いというのは「絶対最強!」というよりは相対性の問題ですね。相対的に私は人よりメンタルが強い傾向があるということです。もし世界が超絶メンタル安定した人ばかりになったとしたら、相対的に私はメンタルの弱い人に分類されることになるでしょう。
メンタルの強さって、「自分のメンタルの持っていき方」だと思うんです。
ネガティブなことにフォーカスして「自分はダメだ」って自己否定を繰り返すループを続けて自分を責めてしまうくせがあったら、私だってメンタル病むと思います。
よく「自分と向き合う」っていいますよね?
いいことみたいに言われますよね?
でも、これって下手するとメンタル病みますよ。
私、以前「Nozomiさんは両親とちゃんと向き合ったほうがいいですよ!」ってとある男性からアドバイスされて「あなたにそんなこと言われたくない!!」って超絶ブチ切れたことがあります。
なぜなら、私はその時点で自分のできる範囲内で100%親と向き合ってたからです。なのに、それ以上「向き合え」って言われたら、限界越えてパーン!しますよ。「頑張って」はNGで「頑張ってるね」ならOKという状態ですね。
「向き合ってますね!」と言われたらOKだけど、「向き合ったほうがいい」はNGなわけです。
ニホンゴ ムズカシイデスネ。
この時、私は自分のメンタルを守るためにキレました。アドバイスしてきた男性を拒絶したのです。無理です。できないことはできません。そんなアドバイスはいりません!
ああ、「悩み相談をされても解決策を提示しない」岡田斗司夫の尊さが身にしみます。
アドバイスをしてこない男性って最高ですよね♥
私はメンタル強いとは言っていますが、このような時は拒否するし「NO!」といいます。なんでもOKで何をされても平気なわけではありません。私にも限界があります。
「できないことはできません」とちゃんとNOをいうから、メンタルを保つことができるのです。
私だってメンタル病んでる人に依存されたら病みますよ。
だから「触らぬリストカッターに祟りなし!!」と強い言葉で拒否し「メンヘラ嫌い」を公言しております。そうやって「自分のできることとできないこと」を明確に線引きすることでメンタルの状態を健全に保つことができるわけです。
心が強い人のシンプルな法則で著書の権藤優希さんは、メンタルの強い人と弱い人の違いを「何度心が折れても回復して挑戦してきた数だ」といいます。
そうなんですよ。
最近ね、「人を傷つけることは絶対にいけない」って風潮があるでしょう?「人を傷つけたら何があっても悪いことなんだからまずは謝れ」みたいな。
それに付随して、「人を傷つけたくない」「人を傷つけたらおしまいだ」「人を傷つけないで人生を生きていきたい」って思考を持つ人が見られるようになったんです。
そんなこと言ってたら!
社会で生きていくことなど!
100%無理ですよ!!!!
もちろん、人を傷つけないように気遣うことは大切です。
しかし、「傷つけてでもハッキリ伝えねばならないこと」だって、時にはあります。「善意である(悪気がない)がゆえに傷つけてしまうこと」だって、出てきます。
上の男性だって、私に良かれと思って「親と向き合ったほうがいい」とアドバイスしたんです。でもそれは私にとっては「限界を越えてでもがんばれ、お前の努力は足りない!」というありがた迷惑な言葉にしかとれませんでした。
認知が歪んでいるかもしれませんが、限界ギリギリまでシリアスに頑張っている人間は無理なんですよ。これが余裕のあることに関してだったら「そうですよね、向き合ってみます!」って私も返せましたよ。でも、親のことは深刻なんです。無理です。受け入れられません。
「私は一生懸命頑張ってるのに、なんでそんなこと言われなきゃならないの……」って深く傷つきました。その男性は私の理解者だと思っていただけに、たいへん悲しかったです。
このように、「本来は良い言葉」であってすら、時と場合によっては相手を傷つけることになります。相手を傷つけるつもりはなくても、傷つけてしまうことは絶対出てきます。人と関わる以上、絶対に傷つくことも傷つけられることもあるんです。
ここで大切なのが、「メンタルが弱い人と強い人」を分けるのが、「傷ついた経験を糧にできるかどうか」です。傷ついた経験から回復できるかどうかです。
免疫力が高ければ病原菌が侵入したって撃退できます。
添加物ばかりの食事をとったって、健康な人は健康なんです。
なぜなら、回復力があるから。本当に強いのは「傷つかないこと」ではなく「傷ついた後に回復できること」。
傷つくことを怖れていては、何もできなくなります。
今のような変化の大きな時代でリスクを取らない人は、正直、落ちていくだけになります。物質面だけではなく、霊的な面でだってそうです。イニシエーションにはリスクが伴います。
だから、失敗は大事。
失敗からリカバリする体験が大事。
成功ばかりしている人間は、誰よりも弱いんですよ。

権藤さんは心が強い人のシンプルな法則で「暇な時にやることリスト」を作るようにもすすめています。
なぜなら、人間は暇なことがあるとろくなことを考えないから。
いや、身に覚えあります。
本当にその通りです!
時間があると考えなくていいことまで考えてネガティブスパイラルに入っちゃいませんか。だからこそ、権藤さんは「暇なときにやることリスト」を作ることで余計なことを考えないようにしようというのです。「無駄に意味なくメンタル落ち過ぎ現象」を防ごうとおっしゃっているわけですね。
これ、わかります。
私もメンタルがガッツリ落ちたときがあるんです。
結婚を約束して親への挨拶も済ませた彼に「やっぱり結婚できない」って捨てられたことがあるんですよ!ウワーン!!涙
落ちますよ。
落ちましたよ。
もうメンタルは奈落の底でしたよ。
その時私がどうしたか。
10キロハイペースで走りました。
もしくは3キロガーッと泳ぎました。
そしたら、余計なこと考えないんですよ。
3キロくらい走ればランナーズ・ハイになってくるので気持ちよくさえなってきます。
そして当然クタクタになるから、ガッと寝る。
ガッと寝て目覚めたらスッキリしてるんです。
彼から捨てられた現実は全く変わってないし、彼はもどってくるわけでもないんですけど、スッキリしてるんです。
肉体がスッキリしてると、心もなんかだまされちゃってスッキリするんです。明らかにフェイクなんですけど。
ですが、余計なことを考えないで忙しく仕事して、さらに体力余ってたら走ったり泳いだりして疲れきるまで運動する!
こうしたら、メンタル落ちないんです。
「死にたい」とかも思わない。
だって思う前に寝ちゃうから。
そうやって三ヶ月すぎ、半年過ぎていくと、「時薬」が心の傷を癒してくれるものです。
彼から捨てられた私は、元気になっていきました。
大切なのは、回復力なのです。
この仕事はじめた頃も不眠症になったことがありました。メンタル最悪でした。
そのときにも私が何をしたかというと「とにかく汗をかくこと」です。
これは理屈じゃなくて本能的に思ったんです。
「私、いま体を動かさないともっと落ちる!」って。
とにかく運動して汗をかきました。
汗をかくと、スッキリするんです。
もちろん、現実は何一つ変わりません。でもなんか心がスッキリするんですね。
身体がスッキリすることで心がスッキリする。まあ、悪い言い方すると心を肉体感覚というフェイクでだましちゃうわけです。
すると、メンタルは徐々に回復してきて、半年で睡眠薬なしでも眠れるようになりました!
それから16年の時が経ち、今までずーっと平和に寝ております。ぐうぐう。
汗は裏切らない!
運動って、最高のソリューションだねっ♥
体育会系は大正義なのですっ!!!

メンタルが強くなるには「自分のメンタルのマネジメント方法」を見つけるのが一番だと思います。そして傷つくことを怖れない。傷ついたとしても「これで心の免疫力UPのチャンスだぞ!うおー!」ってむしろ喜んどく!
傷つきやすくてメンタル落ちやすい人も「自分のメンタルの操縦方法」がわかれば、適正な範囲内で自分のメンタルを運用していけるようになるわけです。それならメンタル安定するし、むやみやたらと落ちなくなる。
結局、メンタルが強いとは「自分の機嫌のとり方が上手い」とも言えるのかもしれませんね。
「自分とのコミュニケーションがうまくとれている=メンタルが安定している」とも言えそうです。
うーん、メンタルの安定して強い人って、すごく愛にあふれてて素敵ですね!
目指せ、強メンタル♥