イメコン受けてみました
先日、イメコン(パーソナルカラー+骨格+顔タイプ診断)を受けてきました。
今回の目的は顔タイプ。受けたことがなかったので、プロ診断を受けてみたかったんです。
ついでにパーソナルカラーと骨格も見てもらったほうが総合的に判断しやすいだろうと思い、そちらも再度受けてきました。
結果は、以下の通り!
- パーソナルカラー:1st夏 2nd春
- 骨格診断:ナチュラル
- 顔タイプ:ソフトエレガント
骨格、6年前の診断ではウェーブ言われてたのにナチュラルだったー!
細身の人間って、骨格診断が難しいらしいですね……。
でも、骨格がウェーブって言われるのもわかるんです。顔タイプがソフトエレガントだから、フェミニンな服って得意ですし。マニッシュなスタイルは着ていてなんか気分が上がらないし、「これこそ自分の服!」とは思えません。
やっぱりキレイ色や花柄、女性らしい曲線的なデザインこそが私の好む服です。髪を伸ばしたほうが霊力が上がるという実用的な意味合いもありますが、ロングヘアこそが身上です。
骨格ナチュラルって言われても、フェミニン服こそが私の服。着ますよ!
レースやフリルのない世界に生きるつもりはないわ!
ふわふわキラキラこそが私に幸せをくれるのです。
それに、「骨格ナチュラルさんだからザックリ系の天然素材が似合います!」とかそんな情報を真に受けると私の場合は事故ります。実際、以前ざっくりリネンの単衣(和服)を自分でちくちく仕立ててみたんですけど、あまりにも似合わなくて全然着なくてもったいないことをしました……。
肌の質もあるのでしょうね。ツヤのない天然素材って、すごく苦手です。天然素材でもシルクのようにツヤがあったらいけます。「ナチュラルだから光沢は苦手!」っていうのも、ちょっと私には当てはまらないですね。
骨格ナチュラルだったとしても、私はキレイ目フェミニンなスタイルが大事。大人っぽいエレガントさこそが身上。カジュアルは苦手。
顔タイプやパーソナルカラーを加味して総合的に判断するとそうなります。
「ナチュラルさんに似合うといわれるプラスチックの大きめイヤリングとかは、逆に合わないので避けてくださいね~!」とアドバイスを頂きました。
やっぱ、プロ診断大事ですね。ちゃんとその人の全体像、その人ならではの個性やニーズを見て判断していただけるので。
「型」にとらわれすぎず、自分ならではのスタイルを見つけていくというのが最終的には大切だと思います。
「自分がどんな服を着るか」ということは、裏返せば「自分は何を着ないか」ということでもあります。「自分が何を選択しているのか(何を選択していないのか」とあぶりだすのが身にまとう服です。
あなたは、何を選び、何を選びませんか?
自分の服装史をならべてみると、人生の流れや心の動きすら見えてきます。
試しに、私はこんな感じで服を着ていたという服装史を以下にご紹介しますね。
高校時代

non-no的爽やかカジュアルが似合わないの、本当に悲しかったです。だって、モデルさんが着てるような服を私が着ても、なんか、違うんですよ。私が着ても全然素敵じゃない。どっかモサい。悲しい~!涙
いや、ソフトエレガント(大人顔)なら仕方ないよ……
って今なら思います。
カジュアルよりキレイ目のほうが得意なんですよね。昔から結局そう。そもそも高校時代から25歳くらいに見えるくらい大人顔だったので、雰囲気からしてカジュアル似合わないですよね~! 仕方ないわ~。
なんでミニスカート率が高かったかというと、ふくらはぎを誤魔化したかったからです。私、ふくらはぎの筋肉が超すごいんです。産卵直前の子持ちシシャモ!!!
で、太もも(特に膝上のあたり)と足首は割と細かったので、太ももと足首を見せればふくらはぎの太さがごまかせる!!と思ってミニスカートはいてました。
あと、ブーツカットのデニムもふくらはぎをカバーしてくれるのでよくはいておりました。
しかし、若さと共にあふれ出る筋肉だったので、ふとももも結局はムキムキ。油断して写真を撮るとドラゴンボール足(ドラクエ足)が観測されてしまうという悲劇が。
ホラ、ドラゴンボールのキャラクターの足ですよ!
あの筋ばったすごい足!!
……このね。膝のお皿の上にモリッと乗ってる筋肉がね……。
膝がしらの上に、線が入ってるんですよ!立派に!!
あー!思春期女子にはつらい!!!
私、中学の時は3年間ずっとテニス部だったし、その前の小学生の頃は水泳やってたし、蓄積もあったんだと思います。ムキムキ!荒ぶるムキムキ!!
もう私、こすぱっしょんゆりえさんの動画見ると共感しかないんですよ。
そうなんですよー!ムキムキするんですよー!!
体育会系女子はつらいよ!!
私も身長168cmで結構、体重、あるんですよ。60キロ台に乗ったこともありますあります。筋肉量があったら重さが出ますからね。ミカサ・アッカーマンみたいにね。ミカサは170cm/68kgですからね。
でも、私、着やせして見られるんです。脱いだらムキムキですけど。アラフィフの今も腹筋われてますけど。雰囲気イケメンならぬ雰囲気細身。これもソフトエレガントの顔の雰囲気でだませておるのかもしれません。
でも年齢とともにムキムキは落ち着いてきましたので、10代の頃みたいなドラゴンボール足は卒業できたと思います!
ギャル時代

ギャル服って皆さんどんなイメージがありますか。
奇抜
派手
露出高
みたいなイメージがある方も多いのではないでしょうか。
「品がない」と大人たちから眉をひそめられる格好でもあります。
私にとってギャル服というのは、今思うと「精神的自立の表明」でした。
私ね、優等生だったんですよ。
周りの大人たちは私に「いい子」でいてほしいんだなって感じていました。
実はすでに中学高校の頃から陰では荒れてました。宿泊学習や修学旅行に酒持ちこんで夜は酒盛りしてたり、同人活動で知り合ったお姉さんに夜遊びにディスコやクラブに連れて行ってもらったりしてました。
でも、そんなふうに陰で荒れてても、大人たちって全然気がつかないんですよ。みんな私のことを良い子だって思ってるんです。勉強ができるから。そしてヤンキー(不良)を「どうにもならないやつら」と見下して。
「いやいや、私だって心はヤンキーだよ」って、ずっと思ってました。そして、実質結構ヤンキー的な不良行動もしていたのに、それに全く気がつかない大人たちに失望していました。
「いい子の私しか必要ないんでしょ。どうせ本当の私となんて向き合おうと思わないくせに」
大学受験が終わって、ようやくタガが外れました。
「もういいでしょ。もうそこそこの大学にだって入ってやったんだから、親戚にだって顔向けできるでしょ。もう私は好きにする!!」
こういう心理で、私はギャルの道を選びました。
そして案の定、大人たちはギャル服をまとった私に冷たい視線を投げました。極端なのが父で、「こっちに来るな!あっち行け!」と私が隣に歩くことを拒否しました。

君はね、本当は素敵な女の子なんだよ
そんな格好をしてはいけないよ
こうたしなめてくる大人の男性に、私は「あぶり出し成功」と心で唾を吐きました。「この人も親と同じ、私に『いい子』を求める大人なのだ」と心の底から軽蔑しました。
「似合う」か「似合わないか」じゃない。
私が着たいと思って着ている服を尊重してくれるかどうか。
私が着たいと思ってきている服、ギャル服を否定する人なんて、いらない!
こうやって、私は「本当の私」を受け入れてくれる人を見分けていました。
ギャル服は、「本当の私」に戻るための大切なスタイルだったのです。
ギャルであったことは、私の人生の誇りです。
ちなみに、パフィーの真似をしてパーマをかけたら「それドリフ!ドリフやん!!」とバイト先の先輩に大爆笑されました。
バイト先はビアホール。
特技はジョッキ14杯持ちです!
ハイお待ち!!!(ドン!!!)
アラサー

ギャル服から一転、メチャメチャ好感度激高コンサバ服です。
OLやってた時って、お偉いさんの秘書的な役回りもたまにしていたので、本当に誰からも不快に思われない服装が必要でした。
ただ、イラスト内でも描いたように
「モテ服はモテない」
私、以前も↓こちらの記事で書いたんですけど、「女捨ててる格好(部屋着みたいな格好にスッピン)」でいると、なぜか男性と縁ができるんですよ。
これはもう10代の頃からそうです。モテ服とかフェミニンな服(特にスカート)とか着てると、縁ができない。キレイ目コーデが似合うはずなんだけど、なぜか、そういう格好では男性と仲良くならない。
なんでなんですか!
とりあえずモテ服はモテない!!
それだけは我的真理!!!
その理由を、当時お付き合いしていた男性の言葉が説明してくれているかもしれません。
「そういう格好してる(Anecan的エビちゃん愛され服を着てる)女って、みんな同じようにしか見えないんだよな~」
そう言われたんですよね。
結局、私は好感度の高い愛され服を「周りから必要とされるから着ていた」わけです。
服を着ていても、「これが着たかった!」というよりは「だって雑誌でこういうのが良いって言ってるんだもん。これで間違いないでしょ」という意識がありました。
それを彼はなんとなく感じてて、「みんな同じようにしか見えない」と言ったのかもしれません。つまり、「自分ならではの個性が輝いていなかった」ということです。
もちろんモテ服を着るエビちゃんは素敵でした。
でも、私は「服に着られてた」のだと思います。
だからモテ服を着てもモテなかったのです。
ちなみに当時の彼氏は私からガンガン攻めて付き合いました。モテ服着ても言いよられないので。それは友達期間が長かったせいかもしれないけれども。
やはり、モテ服はモテない。←結論
アラフォー

この時期は、正直洋服期ではなく着物期だったので、本当に、適当です。申し訳ないくらい適当です。着られるものを着ればいいやくらいの意識でした。
だって、きちんとして見せたいときは着物着ればいいんだもの。
スーツ着なくても着物で良いんだもの。
じゃあ着物で良くね?という話で。
だいたいユニクロのワゴンで安くなった服を500円くらいで買って着てました。
収入がなかったという現実的な理由もあります。この仕事はじめてから5年は貯金残高がザクザク減っていく毎日でしたので。
服にかける金など、無い!!!
しかも、まわりは年上男性ばっかりだったんです。
年上男性に甘やかされていたわけです。
50代でも「若手」といわれてしまう経営者コミュニティ(政治家界隈も似たような感じ)からするとアラフォー女は「若い子」です。そこにいるだけで「若い子はいいねえ」扱いでした。そこにあぐらをかいて適当な服ばっかり着てました。すいません。
現在

着物メインで洋服は適当に着ていたツケが一気にここで来ました。
本当に、何を着ていいか、わからない!!
ので、イメコン(パーソナルカラー、骨格、顔タイプ診断)受けて試行錯誤しています。↓こんな感じ。
- 何を買っても使える。ハズシ無し:NATURAL BEAUTY BASIC
- 買ってもしっくりこず、着なくなってしまう服が多い:earth music ecology
- 買ったら最後、コーディネートに苦しんで着る機会がない:ZARA
↑こちらはあくまでも、私個人の感想です。私が合わないブランドでも合う方にとってはまた違った感想になると思います!
とりあえず、私にとってNATURAL BEAUTY BASICは神です。 NATURAL BEAUTY BASICの服を着ておけば、なんとか形になる。素晴らしい。
NATURAL BEAUTY BASICは、顔タイプ:ソフトエレガントの王国です。
音楽は最近もっぱらジャズ系BGM動画を聴いています。気分にシックリ来るんですよね。落ち着いたサウンドがあると心も静かになります。
あとハクノ姐さんの曲がかっこよすぎる。
LINKIN PARK好きだった私にはたまらないサウンドですよ!!!
他に、「これはすごい!」って初見でハートをつかまれたのがBLACKPINKのROSÉのソロ曲です。
BLACKPINKのPVも色彩的にすごく好きなんですが、この「On The Ground」の色使い、メッチャクチャ好きです!!私の好みど真ん中です。「甘い」と「辛い」(光と闇)のバランスが絶妙です。
もちろん、映像だけじゃなくて歌も。
“Nah, but they don’t hear me though”の失望が素晴らしい。力強さと弱さがどちらもあるからこそ、魅力的なんです。
本当に美しい!
素晴らしい!!
美しいものを見ていると、心って豊かになりますよね♥
服装でもめぐる、陰と陽のサイクル
さて、こうやって服装史を並べてきて面白いな~と思うことがあります。
それは服装にも「陽の時期」と「陰の時期」があることです。
陽の時期は「自分の好み優先(表に出る)服」で陰の時期は「周囲の環境やTPOに合わせる服」。
高校生(陰)
↓
ギャル(陽)
↓
OL(陰)
↓
着物(陽)
↓
今(陰)
こんな感じ。おもしろい!
私は陽の時期に自己表現し、陰の時期に社会的に評価されるというサイクルを繰り返していますね。ハァ~服装、面白い!
あなたにとって陽の服と陰の服って、どんな感じになりますか?
ぜひ、自分の服装史を書きだしてみてください。実は目に見えてなかった自分にきづけるかもしれません――