あなたの存在は、私にとって価値ある「宇宙の小窓」である

人生:スピリチュアルブログ
画像:写真AC

いやぁ~、面白いなぁ~と思うことがありまして。

昨年からね、メルマガ限定で算命学の実験をやったり、おしゃべりメニューを作ったりして「素の自分で話す機会」ができてきたんですよ。

そうしたら、こんなことをよく言われまして。

私ばかり話してて良かったんでしょうか?
でも聞いてもらえてすっきりしました!

じっくり話を聞いてもらえてうれしかったです

考えがまとまらなくて的を得ない話ばかりしてしまったのに
辛抱強く聞いていただけてありがたかったです。

ワー!
こんなこと、スピリチュアルカウンセリングの体験談では、めったに頂けないお言葉であります!!

カウンセリングセッションでは、基本的に私の役割は「通訳」です。そして、高次の存在の判断というのは光速ですから、お客様の言葉に高速でツッコミが入るんですよね。「いや違う!」「その通り!」「それはずれてる!」とか。

繰り返しますけれども、私はあくまでも「通訳」なので、その言葉が来たら基本的にはすぐ口を挟むんですよ。最後まで話を聞かないで言葉を遮ることもあります。だからキツメのストロングスタイルなんですね。

でも、普段の私って、そういう形のコミュニケーションはまずしないです。
むしろ、聞き役に徹することが多い。

私は図々しくも「コミュ強」を名乗っておりますけれども、これは「トーク力がある」ということではないです。むしろトーク力はそんなにないです。自分の話したいことを面白くプレゼンする能力って高くないです。それだけに相手の反応が悪かったら、その話をやめて別の話題に切り替えます。

いやぁ~だって、例えば私が今したい話って、↓こんな感じですよ。
ぷりやまぷりをさんの動画を見てて「うわぁ~!この空気、わかる~なつかし~!」みたいな。

私、若いころギャルだったんで、周りのギャルには「花子のカレシって~今カンベツ入ってて~、でもぉ~花子~カレシのことチョ→好きだからぁ~、ネンショー入っても出てくるまで待ってるねって約束してるのぉ~」みたいなこと言ってる子いたんですよ。

ちなみにこの「花子」ってのはHNで、eggの読モの福永花子ちゃんが好きだったから「花子」なわけです。

福永花子ちゃん

↓この動画見てても、ギャルだったころを懐かしく思い出しましてね!

その頃、友達のセフレ(……)の家にみんなで遊びに行ったら、BGMにボブ・マーリィが流れてて部屋中のいたるところにわさわさと神秘的な草が水耕栽培されててたっていう――

…………。
うん。興味ないでしょ。
むしろドン引きでしょ。知ってる!

こんな興味関心がニッチに偏る私がコミュ強であれる所以は、聞き手に徹するからです。
つまり、相手が話していて楽しいことを話してもらうから、話が弾むわけです。自分が好きなことを語ることはあんまりありません。

そんなことしたら
ストレスがたまりませんか?
メリットがないように見えますが

と思われるかもしれません。

しかし、私は「相手の世界」を見たくて話をしています。「あなたの世界を私に見せてください」と思って話(雑談)をするのです。「あなたから見える世界は私が見ている世界とは違う。だから、あなたから見える世界を私に教えてください」と。

どうして他者の世界を見たがるかというと、「目の見えない人がゾウを言い表した話」のようなものです。

ある日、目の見えない六人の盲人が象を触ってその正体を知ろうとしました。

1人目は、象の鼻を触り「象とはヘビのようなものだ」と言い、
2人目は、象の耳を触り「象とはウチワのようなものだ」と言い、
3人目は、象の足を触り「象とは木の幹のようなものだ」と言い、
4人目は、象の胴体を触り「象とは壁のようなものだ」と言い、
5人目は、象のしっぽを触り「象とはロープのようなものだ」と言い、
6人目は、象の牙を触り「象とは槍のようなものだ」と言った。

【寓話】『六人の盲人と象』から得られる教訓|あなたこそが真理だ!

三次元の世界にいる私たちは(高次の世界から見たならば)盲人みたいなものです。あるセッションでお客様は「そんな風に全てを知りたいと思っても、肉体があるうちは知覚が追いつかないから不可能ですよ」と言われたそうです。彼は高次の世界の感覚を知りたくて霊能力開発に積極的だったのですが、「そんなことしたって全てはわからん」と一蹴されてしまったのですね。笑

でも、それでもできるだけ知りたいではないですか。
そのためには、上の寓話のように「多くの情報を持ち寄って、それ全部を真理のかけらとして扱ったら、どんな法則が見えてくるのか」という手法が有用だと思うのです。

だから、私は人の話を一生懸命聞きます。
年齢性別職業かまわず、その場にいた人の話を聞きます。
なぜなら、その人は私にとって「宇宙を見せてくれる小窓」だからです。

そして、そういうことをしていると、不思議なシンクロニシティが訪れます。
その人の何気ないふっとした一言が、自分にとって一番欲しい答えだったりするのです!

奇妙に思われるかもしれないが、最も明確で確信をついているサインは、人の発言である。それも、前もって用意されたものではない、偶然自然に発せられた言葉である。(中略)

何気なく発せられた言葉は、よく考えられた上のものではない。(中略)答えはあたかも意識の深みですでに存在していたかのように、理性による分析機関を経由することなく、あなたの唇から飛び出してきたものだ。(中略)

理性がまどろんでいると、魂が口を開く。

「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択 p316~317

「自分の話なんてどうせつまらないから」と話したがらない人もいます。しかし、糸口をつかんで「こういうことを私は聞きたいですよ」「私にとっては面白い話ですよ」と伝えると、多くの人が自分の経験を話してくれるようになります。

そして、その中にこそきらめく宝があるのです。
「わっ、それ、今日の夢で見たこと!!」なんてこともあります。ちなみに今日は桜井野の花ちゃんが出てくる夢を見ました。

20世紀の物理学者・ヴェルナー・ハイゼンベルク。スピリチュアル愛好家ならみんな大好き量子力学の発展に寄与した知の巨人です。

ハイゼンベルクは対話を通して自らの科学を組み立てようとしました。対話こそが、科学を深める道であると考えました。
ハイゼンベルクがアインシュタインやニールス・ボーアらと対話を通してミクロの世界を探求したように、私も対話を通して宇宙というマクロの世界を体感したいと願うのです。

ですから、年齢性別職業問わず、私と酒を酌み交わしてくれる人、お茶してくれる人には感謝しかありません。
話を聞かせてくれるあなたは、私の「宇宙の小窓」なのですから。

つまり私から見ると、あなたも「偉大な宇宙の一部」ということです。

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