硬直した世の中では、野に下れ

スピリチュアルブログ
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世の中が硬直して衰えた時、変革をもたらし新たな世を作るリーダーは「社会の底辺」から出てきます。

算命学では命式から上格・中格・下格を見ます。お上品に地位を得て生きるのに向いているのが上格の人で、表から目立たないところで野生的に生きるのに向いているのが下格の人です。ちなみに私は下格寄りの中格です。

戦国時代に活躍した武将や幕末に活躍し新たな明治の世を築いた人たちも上格ではなく中格~下格の人たちです。世が硬直したときに輝くのが「底辺から成りあがってくる人」なのです。

お育ちのよろしいエリートは、新しい世を作ることはできません。ただただ上の世代の劣化版コピーを再生産することしかできないのです。

「二世議員はダメ」ってのはそこらへんですね。必ずしも本人がダメ人間だと言っているわけではないですよ。硬直した世で親と同じことやったって劣化版にしかなれないということです。これが高度経済成長期なら二世議員もまた良かったりします。

昔とは違って今は、東大を出ても官僚にならない学生が増えているそうです。国に行くより民間に行ったほうが、やりがいのある仕事があるわけですね。そうやって最高の官に昇り詰めるべき人間が民間の野に下る。これも実に、今の衰退の時代のフェーズに合っていることです。

お育ちのよい人がエリートになったって、そんなのしょうもないわけです。あまりにも偏りすぎている。だからこそ荒れ狂う波(例えばシビアな外資系企業)の中にこぎ出していく。安定した公務員にならない。そういう生き方こそが陰も陽も両方備えていて魅力的なわけです。

私は最近「東京卍リベンジャーズ」を推しています。
ヤンキー最高!!!って思います。
これこそ人生だぜ!って思います。

ヤンキーの世界が素晴らしく完成されたユートピアだと思っているわけではありません。私の地元の友達はほぼほぼヤンキーだったので、ヤンキーのクソっぷりや底辺の惨めさも知っています。「籍抜いとけば母子家庭に見えて生活保護もらえるから得」と偽造離婚してたヤクザの娘とかおりましたよ。すがすがしいくらいクソ。

それでもなお、なぜヤンキー文化に惹かれるのか。自分自身もヤンキーになって鉄パイプぶんまわさなかったことを今だに後悔しているか。それは、私がズバリ裕福な家庭に育った人間だからです。

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