部下とのコミュニケーション~年下の人と仲良くなるコツ

ビジネス:スピリチュアルブログ
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今回、パワーストーン企画でニーズをお聞きして「部下(主に年下の人)とのコミュニケーションに悩んでいる人が多いな~」って印象でした。

これってその人にコミュニケーション能力が欠けているというのではなく、育った環境も大いに影響してると思うんですよ。
小さな頃から周りに自分より年下の子が多くて、年下の人と遊ぶことが多かった人って自然と年下とどうコミュニケーション取ったらいいか身についてると思うんですよね。

私がこの典型パターンで、いとこがほぼ全員年下なんです。父方では私が初孫。
で、遊んでる時に同い年の女子同士で固まって小さな男の子を「あっちいけ」とかやるわけですけど、私はそれを「みんなで一緒に遊びなさい!」って叱って男の子に「こっちおいで~」ってやるポジションでした。

普通に同い年の友達と遊んでても、友達の妹や弟が「Nozomiちゃ~んあそぼ~」って寄ってくるんです。「うんいいよ~」って言ったら、友達が「ヤダ!Nozomiは今私と遊んでるんだからあんたたちはあっち行って!」ってキレるパターンが多かった。

現在も仲良くなるのは自然と年下の人です。
長女気質が骨の髄までしみてるんですね……うーん、それはそれで複雑。

逆に、昔から年上の人にかわいがられて年下とはあまり上手くいかなかったという人は、若い頃は上司にかわいがられて順調にいきます。一方で、リーダーになってからは部下との関係に悩むことが多くなるかもしれません。

すっぱり「自分は年下無理っす!年上の方々と仲良くやっていきまーす!」と割りきって先行逃げ切りを目指す生き方もあります。サッカーの中田英寿タイプですね。このあたり詳しくは食傷+印星の命式~才能で生きていく人をお読みください。

そうはいわれても
実際今部下がいるんだし
単純に苦手でできないとは言ってられないよ

そういう場合もありますよね。
では一緒に、年下の人と距離を縮める方法を考えていきましょう。

ちなみに、ここの「上手くいく」の意味合いは「人として仲良くなる」という意味です。恋愛関係になるって意味ではないです。年下相手と恋愛関係になりたい人は藤村さんの動画を見てください。

これ、年上男→年下女として語られてますが、年上女→年下男にも応用可能だと思いますよ。だって、年上の人から「若いーっ!」って騒がれるのって性別関係なくダルイことだと思いますから。そういわれても、どう返したらいいか困るんですよね。

藤村さんのコミュニケーション動画はどれもガチ。外さないです。
藤村さん自身が元コミュ障だからこそ、「どうしたらいいのか」の解説がわかりやすいんですね。

さて、年下に限らず「立場の違う人」「育った環境や時代が違う人」と仲良くなるにはどうしたらいいかという話です。
まず基本中の基本は「相手を知ること」ではないでしょうか。

だって、相手がどんな人かを知らずにコミュニケーション戦略を立てることもできないですよね。まず相手に対する情報収集をすることが大切になります。
そう、雑談です。

仕事のできる人って効率厨といいますか生産性を重視される方が多い印象があります。それ自体は間違いではないし、その姿勢が評価されてこそリーダーとして抜擢されたのです。

でも、1プレイヤーからリーダーになったとたん、「効率だけでは動いてくれない部下」という壁にブチ当たることになります。
そう、彼らは自分ほど仕事に対するモチベがないんです。もっとゆるく生きていきたいんです。ワークライフバランス最高~♥♥

これだからゆとりは!!

……なんて思われるかもしれませんが、実はこれはゆとり世代だけの話ではないですよ。昭和のサラリーマンだって「窓際族」がいたでしょう。いつの時代だって「仕事楽しい!最高」人間って少数派で「仕事、ダルイ、無理」人間のほうが多いです。

私も高校生の頃、同年代の子にこう思ってましたよ。
「『毎日つまらない、なんか面白いことない』っていうけど、何で自分で面白いことを見つけようとしないんだろう。なんで自分が面白くなろうと思わないんだろう。それだからつまらない毎日から抜け出せないんじゃん」って。

多分ね、ここを見るような人は↑この思考に共感してくださることと思います。だからこそあなたは一兵卒ではなく将校なのです。

ここで言いたいのは、昭和サラリーマンも平成ギャルもそういうやる気のない人が多かったということ。令和ゆとりだって同じです。そもそもがやる気のない人ばっかなんっす。この世の中。

そんな中で、自分と同じペースでコミュニケーションを取ろうとしたら、やっぱり、なかなか難しいです。私も友達とビジネスの話なんてほとんどしないですよ。熱量違いすぎて「お、おう……」って引かれちゃいますもん。(だからこそビジネスの話を熱く語ってくれるあなたのような人が大好きですっ♥)

さきほど、基本中の基本は「相手を知ること」と書きました。
相手を知るために「なんでそんな考え方してるんだ!甘い!」とかイラついてたら、知る前に説教モードに入っちゃいます。深く知る前から敵対姿勢ってのはちょっと厳しいです。

こういうことSNSで書いたら即炎上するでしょうけれどもね、まず一旦相手を自分と同じ人間だと思うことをやめてください。俺は人間をやめるぞーっ!!ジョジョーッ!!(それはダメなやつ)

いや、だって、そもそもが理解できないでしょ。
理解できないものを自分ベースで理解しようとするのが間違ってるんですよ。

猫や犬の習性を理解するときに「自分だったらこうする」を持ち出します?
「自分だったら水洗トイレに座って排泄するぞ。なんで足を上げて電柱に放尿なんてことをするんだ!」って犬に言います?

ダメなんですよ。「自分」を持ち出しちゃ。
相手も自分と同じ人間だと思うからイラつくんですよ。
一旦「違う生物なのだ」と思って眺めてください。思考をフラットに、キャンバスを白にして。

この訓練のために有効なのが、犯罪者心理研究です。
「絶対これは許せない!なんでそんなことをするんだ!!」という犯罪者の成育歴や犯罪に至るまでの経緯を洗い出すんです。徹底的に。

最近だと滋賀・大津の兄が妹を殺してしまった事件とか。

この時に「自分本来の価値観」「社会的な正義感」を固く持ち続けたままだと、10分でキレます。

ダアーッ!!
このクズが!
さっさと死刑になれ!!

で、終わります。
私が村上春樹の小説を読むと3ページで「グジグジウダウダしやがって!お前は一体何が言いたいんだ3行でまとめろ!!」とブチ切れるのと同じです。

でも、それじゃあだめなんです。
それじゃ世界中の人がなぜ村上春樹の小説にこれほど魅入られるのかが理解できないんです。

「私のどこが好きって春のクマみたいなところって、お前北海道なめとんのかーっ!!!」ってブチ切れてちゃダメなんです。

私もいい加減 INTERURBAN6304さん好きすぎ

正直、理解はできない。

そうなんです、結局私も、村上春樹読んだって太宰治読んだって宮尾登美子読んだって「お前らウジウジウダウダしやがって!!悩んでないでスッパリハッキリせんかーい!!!」ってイラつくばかりで共感できないんです。文学はオイラの鬼門。苦手。

でも、そのイライラを抑えて心をフラットにして、冷静にその「構造」を脳にインプットして分析するんですよ。

そうすると、見えてくる。「なるほど」と。
共感できないけど、システムとして枠組としては理解できるようになってくるんです。「こういうところに共感して、こういう理論・感情で動いているのだな」と。

苦手な相手もそうです。
共感はできないんです。
でも、相手を深く知っていけば「システム」としては理解できるようになります。

宇宙の理を知っていれば、「なるほど、この人はこういうフェーズにいるからこうしているのだな」と。

例えば、今の人類は衰退のフェーズにいます。人口は増えすぎています。

【画像】UNFPA Tokyo | 世界人口の推移グラフ

ここまで増えちゃうと「減るほう」に圧がかかってきます。しかも劇的に増えたので、劇的に減るほうへと。

すると、生殖年齢にある若者たちは「子孫を残すこと」に対してのモチベーションが下がります。理由は色々とつけられます。でも所詮は表面的な言い訳にすぎません。

経済力がなかろうが将来が不安だろうが、子ども作るモチベーションが高かったら作っちゃうものです。戦後なんて世の中混乱しまくってましたけどベビーブームが起きました。若い男がガンガン死にまくったんです。そういう時は「子ども、作らなきゃ!」って本能的に思うんですよ。

でも、今は10代の頃から満員電車に揺られる毎日。
「もうずっと人大杉」を体験すると、「こんなに人多いのに、増やさなくていいんじゃね」スイッチが入ります。自然と生殖機能も衰えてきます。

生産性が高すぎると、生産性を落とすように圧がかかります。お金持ちの家に引きこもりになる子どもが生まれるのは、行き過ぎた富をセーブするためのシクミです。鬱になったり引きこもったり、いつまでも親のすねをかじり続けることでバランスをとっているのです。

つまり、今の若者は「衰退のフェーズ」を担うために生まれてきたのです。昭和の時代とは違って、生産性を高めるために生まれてはきてません。だからやる気がなくても生産性を貶めるような行動を取っても、実は集合的無意識から見ると「ごく当たり前のこと」をしているだけなんです。

そこを理解した上で思考をフラットにして、若い人と雑談してみてください。

オススメのネタは「東京卍リベンジャーズ」です。

このアニメ、20代の子に人気あるんですよ。すごい意外でしょう。
メッチャヤンキーですよ。ヤンキー文化ですよ。拳で語れ!!!

ビー・バップ・ハイスクールで青春を過ごしたわれわれと同じ匂いがするでありますよ!!
でもここで「リベンジャーズ好きならビー・バップ・ハイスクールも見るべき」とか言い出すと途端に老害臭がするので気をつけてください。

まずはリベンジャーズみて、「自分の若い頃と今の若い子の心理的共通点」を見つけてください。そうすれば、理解できないと思っていた相手にも共感の余地が出てきます。

それに、「組織で生きる人間」にはグッとくるようなシーンもあります。大人にも響くんです。「わ、わかる~!!」と。

東京卍リベンジャーズ(5) (週刊少年マガジンコミックス) | Amazon 東京卍リベンジャーズ 1巻
ほんとそれ。でも、変化しないと、腐っちゃうんだよね…。

BANANA FISH好きだった人にもオススメですよ!
エイジ=タケミっち アッシュ=マイキー ショーター=ドラケンみがあります。特にドラケンは、はじめ通りの進行だったら本当にショーターポジションでした。

あと、人気キャラの考察も役に立ちます。

東京卍リベンジャーズのキャラ人気ランキング45選【2023最新版】 | RANK1[ランク1]|人気ランキングまとめサイト~国内最大級
『東京卍リベンジャーズ』は2017年から『週刊少年マガジン』から連載されているサスペンス・不良漫画で、多くのキャラクターが登場します、今回は、東京リベンジャーズのキャラ人気ランキングTOP45を紹介します。

リベンジャーズでは松野千冬というキャラが一番人気と言われています。この千冬は「熱いハート」が評価されているのです。「若い人は熱い人間が苦手だ」という先入観はありませんか。そうじゃない。若い人だって熱を求めています。人生を生き抜くための熱を。

そもそも私自身が丙午の火旺人間で、何やっても暑苦しい人間です。
いつでも体育会系!陽キャこそが正義!!努力と根性!!とこのブログでも書きまくってます。

若者から嫌われそうですよね?
でも、学生さんのお客さんもいるんですよ。経済力のない学生さんが、2万払ってうちのセッションを受けて説教されにくるのよ。「叱ってください!喝入れてください!」って。

私の言い方は厳しいです。
「それゆとりじゃん!ゆとりはダメ!人見知りもダメ!」って全否定します。

でも、若い子は来ますよ。
なんでかて、愛情が伝わってるからです。
ちゃんと愛をもって接してるから、厳しくしてもついてきてくれるんです。

自分は熱血だから嫌われる、若い子と分かり合えないって思ってませんか?
そうじゃないですよ。リベンジャーズが大人気みたいに、若者だって熱い人生を望んでいるんですよ。

あなたの熱を、ぜひ若い人に注いであげてくださいね。
本当は、さびしくて待ってるんだから。

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