分柱~五柱推命で観る老後の運勢

四柱推命/算命学
写真AC

ねえねえねえねえ。
聞いてくださいよ、私ちょっと思ったんですよ。

算命学では「生年月日」で命式を出します。
四柱推命では「生年月日時」で命式を出します。

そして、私、思ったんです。

Nozomi
Nozomi

「分」(下手すると秒)にも干支自体はあるはずよね?
「壬子時、丁丑分」みたいな。

西洋占星術では出生時刻でハウスを出して、アセンダントが何のサイン(星座)の何度に来るかでサビアンを見たりサイン自体の成熟度を見たりデーク(区分)の星座を見たりします。

そういう細かさに慣れていると、「12時生まれだから時柱が庚午だね!終了!」だと若干雑な印象を受けるんです。精密に時間を図れて母子手帳に分まで記入する今の時代なら、東洋の干支占いでも分柱を出してもいいじゃないか!と。

そして調べてみたら、日本の干支占いでは分柱の情報はあまり見当たりませんでした。得られたのは「双子の時は分柱で観ることもある」という情報くらい。

しかし、中国の八字算命(パーツースァンミン)で調べてみると、分柱を使う占術方法が出てきました!テッテレー!!
やはりマニアは考えることが同じですね!! 嬉しい♪

ちなみに、この分柱では「老後がどうなるか」を観るようです。算命学だと日干支(日柱)が老後になって、四柱推命だと時柱が老後になって、五柱推命だと分柱が老後になるようです。65歳から死ぬまでの運勢を分柱で観るそう。

分柱を出してみたい方はこちらからどうぞ!八字神機妙算 人生起伏圖 用出生時分 五柱十字算命

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中国生まれの人以外は「天文曆理日曆 (可使用經度)」にチェックを入れて、日本生まれの場合、時區(タイムゾーン)を9に設定してください。出生地經度は自分の生まれた土地の経度を入れてください。東京なら139度になります。アメリカとかヨーロッパとか西経の土地で生まれた人はマイナスで入力してください。(例:ニューヨーク生まれの場合 -74)

生年月日と出生時刻と性別を選択し、「請大師用十字算命」ボタンを押します。
すると下の画像のような命式が出てきます。

この分の干支は10分毎に入れ替わっているようです。1時間で6干支、1刻(例:申刻15:00~17:00の2時間)で12干支一巡り。10時間で60干支一回りですね。

なので、はっきりと生まれた時がわからない人でも、「7時台のはじめのほう」くらいまで見当がついていると、だいたいどの干支が来るのか絞りやすいと思います。

私は分柱だと水の陰(癸)の柱が出てきて「おおー!」と思いました。ソフト!!私の老後はソフト!!!
火旺な私の守護神(喜神)のお水、嬉しいな~♪
出生時刻に2~3分の誤差がある場合は、壬の可能性もあります。その場合も強力守護神ですね~。

天干は牽牛星(正官)で地支(蔵干)は鳳閣星(食神)。勢いは天禄星(建禄)と、相変わらず極身旺系……。私は時柱も司禄星(正財)+玉堂星(印綬)で通変が相剋な並びなので、年をとればとるほど単純さが薄れて複雑に円熟していく感がありますね。でも地支は見事に春~夏の干支(卯~午)で固まっているので、現実面では若々しい感じというかいつまでも練れないというか。笑

まあ~この癖のあるくだけた文章をお読みになれば、春~夏というのも納得いただけるのではないでしょうか。とことん東~南のフレンドリーさ。西~北の格調高いノーブルさなど、真似しようとしてもできません。あがががが~。

出生時刻がわかるかたは、ぜひ分柱、出してみてください♪
また違った視点が得られて面白いと思いますよ!

更にやるのか……「分の分注(秒柱)」

調べていると、分柱よりもう一段細かい柱(秒柱)を出す方法を見つけました。
そこまでやるんですか!

秒柱で観れるものって、何なのでしょう。
西洋占星術の冥王星的な「死の瞬間」とか?
年柱に発散するのが外的エネルギーで日柱(時柱)に発散するのが内的エネルギーとするなら、分や秒はもっともっとミクロに内向した力、潜在意識ともとれますね。冥王星も普段は意識できない深いレベルのエネルギーですし、そんなかんじなのかも。

実践的な占いで使えるかどうかは……どうなんでしょう?
多胎児(双子や三つ子など)の命式比較にはかなり有用かもしれません。
とりあえず、メソッドとして面白いのでご紹介しますね。

  1. 地方時差を加味し平均太陽時を真太陽時に変換して、出生時刻を補正します。
  2. 10分を12等分します。
    1分は60秒、10分は600秒。600を12等分すると50。50秒ごとに1干支が巡り、5分を境に前と後に分かれます。
  3. 甲午日癸酉時甲寅分(17:22)を例にとります。生まれた分の1の位の数が前5分間(0~5分)か後5分(5~9分)かを見ます。例の場合は2分ですから、100~150秒(2分は120秒)のところを見ます。100~150秒を左にたどると「寅」になります。
  4. 分柱の天干は甲でしたから、甲己の欄を見ると、丙。この人の分の分柱は丙寅となります。
  5. 同じ日の17:27生まれだったとすると、分の下一桁は7ですから後5分(5~9分)のところを見ます。7分は420秒です。400~450秒のところを見ると壬申が分の分柱(秒柱)となります

すごい。
マニアはここまでやるのか。

これは超マニア向けの情報なので、当方でサポートはできません。
情報の正確性も保証できません。
もちろん私自身に教えられるような知識の蓄積もございませんので、質問は受け付けられません。

まさに私が大好きなINTERURBAN6304さんの金言「必ずしも正しい内容を述べているとは限りません。過度な期待をしているとだまされます。興味を持ったら各自文献等を調べてください。安易に信じる者がすくわれるのは足元だけ」です。

ああ~セイコーマート上渚滑店、何度見てもエモ過ぎるんじゃ~♥

質問や意見がある方は、表の引用元である文衡富 :: 痞客邦 ::さんの記事内にコメント(留言)を書きこんでみてはいかがでしょう。英語か台湾語で書きこめば、(多分にネット翻訳でも)気持ちは通じると思います!

しかしミクロでもこうやって掘り下げられるとなるとマクロでももう一段二段階くらいありますよね。天にあるものは地にもある。マヤ暦のバクトゥンインドのユガみたいな。60年を1単位で更に大きな干支が巡っている(60年×60干支で3600年周期?)って、あるでしょう。歳差運動との絡みも考えると、より面白いですよね。うわ~オラワクワクしてきたぞ!

マニアって楽しいね!えっへっへ!

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