メルマガにも書きましたが、6月の下旬よりガッツリ体調を崩しました。
ご心配なく、今は咳が少し残って声が出にくいくらいまで回復しました。熱もありません。
今回の体調不良経験が実に面白かったので、備忘録がわりに記しておきます。
火旺命式人間の熱優勢体質
私は東洋占術(四柱推命や算命学)の命式で超火旺人間です。火に偏りまくってます。特に算命学式に3干支で見るなら6分の4が火です。実に66%が火で占められています。いつでもどこでもボーボー燃え盛ってます。側にいたら大体ウザイ感じです。


自分の命式(五行の配分)を知りたい方は【薬膳】中医学、おもしれぇ~~!!をお読みください。
私とかなり似た命式の方というと午月の丙午日生まれな原節子さんなんですけれども、映画マニアでもないかぎり原節子さんがどんな方かわからないですよね。宇多田ヒカルさんの母親、藤圭子さんも午月の丙午日生まれで私と近い命式なんですけれども、藤圭子さんも若い方はあんまりご存知ないですよね…‥。
なので、最近Youtubeで見つけた私と命式の近い火旺人間をご紹介します。
ぶーちゃんねるあおいちゃん。(私とは律音納音大半会で、私があおいちゃんのこと好きになっちゃうのも納得です…!)
ヘアメイク職人の化け子さん。(化け子さんも私と律音漏天地比大半会で惹かれるはずだわ~と納得)
↑の動画2つ、10秒でも再生してもらえたらわかると思います。「わっ、エネルギー前に出てる!」って。パッと明るい陽の火のエネルギー。お二人とも、私と同じ丙ちゃんでーす♡
もうね、一言口開いただけで存在が前にグワって出てくるの。陽の気が強い人ってそうなのよね。
陰転してなければ、陽干の人ってそうです。丙じゃなくて甲だけどてんちむちゃんもわかりやすい。口開くだけで存在が前に出て来るでしょ。「息してる~?」って言ってるだけなのに、つかまれる。桜井野の花ちゃん(戊)も「はい、桜井野の花です」って言っただけでドンって腹にくる。
それが強烈な陽の力!!!
火旺の人って、エネルギッシュで強い印象を与えます。土旺ほどではないですが、無意識に圧が出てしまいます。すいません、悪気はないです。グワっと燃えるから迫力あるんです。
これ、今思いだしたんだけど、だから私高校の頃の同学年のクラスも違って話したこともない人に名前(あだ名まで)覚えられてたのか……と納得いきました。
私は相手のこと覚えてないのに、相手は覚えてるのね。気まずいな。
悪気はないんです、すいません。
火って存在してるだけで目立つからね……。
つまり、火旺人間は強烈な印象を残すってことですね。本人は地味なつもりだったりもするけど、そもそも火なんで地味なはずがないですから~!!
でもこれは火旺に限らないでしょうね。どんな五行でも極端に偏ってると尖った印象になりますから、「印象に残りやすい人」にはなりますね。だから命式に偏りの出る人ってビジネスやるのに向いてるんですよね。
普通の人では迷って動けないようなことでも「自分はやるっ!」ってズバッと動けちゃう!偏りゆえに、人にはできないことがズバッとできるッ!!
こういうとこ、偏りの強い人の強みですね♥
私も超偏り人間です!バランス?知らねぇ!!!
偏りこそを生かしましょー!!!メッチャかっこよく生きられるよ♥
火旺人間だから熱ボーボー。喉の痛くなる「風熱」型の風邪をひきやすい!

さて、「ちょっと具合悪いな、風邪かな?」そう思ったときによくこういわれますよね。
「体を温めるものを食べて厚着をして汗をかきなさい!」
私もずっとそうしてきました。
でも、それだとあんまり効果がありませんでした。
というか、汗をかきなさいってはじめからかいてますし……(熱が出ても汗が出ないとか、あんまりない)
私の体質はとにかく「熱!熱!熱!」なんですね。
体のバランスを崩した時には体を温めるよりも熱を外に出す(冷ます)ほうが大事なケースが多いんです。
みなさん、風邪のひきはじめってどうなりますか?
寒気がして頭痛がして熱が上がりそうだけど汗は出ない。
結構風邪ってこんな症状が出るらしいですね?
でも、私がガッツリ体調崩すときって寒気も頭痛もあまりしません。
私が「わ、ヤバイ」と思うのは、喉が痛くなるときです。
はじめに喉が痛くなって、次に熱が出てドロドロとした黄色い鼻水が出てきて、熱がピークになってくると咳と痰(鼻水同様黄色でドロドロ)が出てきて、熱がおさまっても咳が長引く。ちなみに舌の苔は黄色っぽくなります。
これが私の体調不良の典型例です。
寒気を感じることはほとんどない。体中が熱くて脈がドクドク速いのが感じられて汗ははじめからかき放題。こういう時にサラサラした鼻水が出ることはまず無くて、ドロドロした黄色っぽい鼻水や痰が出ます。
だから、有名な風邪薬である葛根湯を飲んでもピンと来ないことが多いんです。

6月下旬に喉が痛くなって「これはまずいな」と思ったときに、銀翹散を飲みました。
お茶はコーン茶や黒豆茶に菊茶をプラス。
菊茶は清熱(熱を冷ます)作用があるので、私のような火旺人間には大変ありがたいお茶です。私は他のお茶とブレンドして飲むことが多いです。写真でわかる通り、大変「映える」お茶でもありますので、飲みながら目でも楽しめます。
銀翹散を飲み切った頃、症状はのどの痛みから熱・咳・痰に移っていきます。
のどの痛みから熱発に移る場合、私は38度くらいの熱がポーン!と出ます。多分扁桃腺とかも関係してるんじゃないかなと思いますが、結構高い熱が出ます。
でも、39度の熱が出てもゴミ捨て行ったりコンビニ行ったりできる程度に元気です。体がそもそも熱に慣れてるんです。熱熱火旺体質なので。熱が出ても食欲が衰えるということもあまりなく、普通に食べます。もりもり。
なので、37度くらいの熱だと気づかないこともあります。反対に、35度となると具合が悪くて具合が悪くてどうしようもなくなります。私が「具合が悪い。これはまずい。どうしたんだ」と思って熱を測ると、大体35.3℃なんて出ます。
熱が低いと本当に!しんどい。
逆に熱が高いのは割と平気。むしろ元気。
多くの人は39度なんてなると多分身体動かせないですよね。本当に体質によって違うんですよ。「風邪の時こうしろ」なんて一般的なマニュアルは、偏りまくった火旺体質の私にはあまり役に立ちません。
そんな熱が上がってきた状態で、私が選んだのが養陰清肺湯。次は咳と痰が来るなと思っての選択です。
上のは粉薬ではなくて丸薬なので飲みやすいです。こちらは10日分。
発熱があって5日くらいが咳のピークでした。
横になるとゴホゴホゴホと出て眠れないので、枕元を高くして寝ました。
今も咳は治まってきたものの継続しています。のどの痛みによる熱発→咳2週間くらいは私の体調不良の典型的なパターンです。
風邪は浄化? 風邪を引いた後にスッキリしたところ
さて、野口晴哉さんは風邪を健康法であると言いました。風邪をひくことによって張りつめていた筋肉が緩んだり、歪んでいたからだが調整されたりすると野口先生は臨床の中で発見したのです。
健康な体というのは弾力があり伸び縮みに幅がある。風邪を引くと、鈍い体が一応弾力を回復し緊張した疲労箇所が緩み弾力が回復していく。例えば、血圧の高い人は、血圧が低くなる。血圧が低くなるといういうより血管に弾力性が生まれる。
血管の弾力性だけではなく、人間の体中、また心含めた人間全体の弾力性が失われないような生活にすれば突然倒れるとかという事はないわけです。もし硬くなっても風邪をひくと治ってしまう。
人間はだんだん弾力を失っては死ぬ。
頭を使いすぎて頭が疲れても風邪を引く。消化器系に余分な負担をかけても風邪を引く。腎臓のはたらきを余分にした後でも風邪を引く。しょっちゅう心配している人は神経系統の風邪を引く。
風邪を経過した後は、弾力のあるピッチリした体になる。風邪は病気ではなく、風邪自体が治療行為である。
風邪をひいただけ体は丈夫になる。風邪を途中で中断させてはいけない。
風邪をきっちり治せれば千の病気に対処する力がある。
いや、風邪を上手に経過させることができれば、まず難病を治せるといってもいい。癌が難しいといっても、風邪の難しさとは比べ物にはならない。
風邪の効用 (ちくま文庫)
癌などでも風邪を引けば治ってくる。
「風邪は自然の健康法である。風邪をうまく経過すれば体の偏りを修復できる」
これが野口先生の見解です。
今回体調を崩して「確かになあ!」と思った点があったので記しておきます。
体調を崩して熱がガーッと出て咳をしまくって痰を出しまくって、私の体がどうなったか。
まず一つ、むくみが取れた。
実はかなりむくみに悩まされていたんです。朝起きると、奥二重が一重になってくるくらいむくんでいました。足首もパンパン。
それが熱を出して咳と痰を出しまくったら、むくみがすっと取れたんです。目も起きた時からちゃんと二重。
二つ目に、アレルギー性皮膚炎が快癒したこと。
これちょっとびっくりです。
15年以上悪くなることはあっても良くなることが無かった私のアレルギー性皮膚炎。昨年からはオメガ3の油を摂ってオメガ6の油を摂らないように心がけることで回復傾向にはありました。しかし今年4月からはまた悪化傾向でなかなか全部綺麗になるというわけにはいきませんでした。
しかし、今、全部綺麗です。
皮膚炎的には全快です。
がさがさゼロ。かゆみゼロ。
こんな状態になったの、アレルギー性皮膚炎がでてからの15年間で、実にはじめてです。「アトピーは食べ過ぎの病だ!」っていうから断食してみたけど、効果はパッとしなかったのに~。
やっぱり人からのアドバイスやマニュアルは当てにならんな!
自分の身体に聞くのが一番。
先生は自分の身体です!
風邪はアトピーを治すのか。
それとも、アトピーと喘息を交互に繰り返す人がいるという話もあるように、今回喘息状に咳と痰で排毒を行ったがゆえに一時的に良くなったのか。つまり私は喘息になればアトピーがよくなる(アトピーになれば喘息が出ない)系の人なのか?
この状態がずっと続くのか、はたまたまた再発するのか。今後の経過を見ていこうと思います。
スピリチュアルに見てどうか

スピリチュアルな視点で見ると、喉から肺に移る症状というのは喉のチャクラ~ハートチャクラの浄化(及び浄化を必要としている状態)に見えます。
今回私はホメオパシーのレメディも併用していたので、よりその意味合いを深く感じました。ちなみに、主に使ったのはDros.とFerr-p.です。レメディについての気づきは、リピータールームで書きますね。
前回私が派手に扁桃腺炎を起こして咳ぜんそくにつながったのは2003年。
その頃お付き合いしていた男性が「ザ・九州男児!!!!!!!!!」という方でしてね……。言いたいことが言えず、何か言っても「女の人がそんなことをいうのは良くない」でシャットアウトされてしまう状態でした。そりゃ喉のチャクラも滞りますね。だって彼と別れたら咳ぜんそくスッキリ治ったもんね。笑
今回の症状では、そういう言いたいことが言えずにエネルギーの滞留を起こしたというよりは、今までとは表現方法を変化させていかねばならないという変革による浄化だったように思います。
私ももうキャリア15年越えのスピリチュアリストなわけですから、若い頃と同じように立ち振る舞うとそれは色々と弊害が出てきてしまうわけです。変化を必要としている自分を感じます。
これって40代50代の一定の職種で一定期間キャリアを積んできた方には同じ課題なのでしょうね。自分はまだまだ未熟だと謙虚にふるまうと、それがかえって裏目に出てしまうという。
ちゃんとリーダーとしての自覚をもって、帝王学を学んでいかねばならないのだと痛感します。いつまでも下っ端気分でいてはいけないのです。
これはあくまでも私個人のケースです。
ごくまれに「体にこういう症状が出ています。スピリチュアル的にどういう意味があるのかブログで解説してください」とメールをしてくる方がいらっしゃいますが、基本的にお答え出来ません。
もちろん、身体のサインには意味があります。しかし、それは個人個人によって大まかな傾向こそあっても一人一人違うものです。人間には個性があります。ロボットじゃないんですから、違って当然ですよね。
しかし、「○○の場合は××だ!」なんて言いきってしまうと、それこそ「風邪をひいたら誰でも葛根湯を飲めばいい」みたいな間違った情報を流しかねません。もちろん一部の人にとっては正しいです。でも、全員に当てはまることではありません。
だから、そういうことは公開ブログで「こうだ!」と書くには不適切な題材なんですね。ブログで答えてくださいというのは無理なんです。
体のサインに関する質問をしたい場合はスピリチュアルカウンセリングをおすすめいたします。個別のことは、あなたにしか伝えられないことです。ブログやメルマガでは無理です。ご了承ください。