自分の「勝ちパターン」を知る!運勢リズムと位相法

四柱推命/算命学
写真AC

私は機会があるごとに「継続は力なり!」「何事も長く続けてこそ成果が出る!」「石の上にも三年こそ、大真理!!」みたいなことを言います。

これは自分の人生の実体験からくる言葉です。
ひっくり返していうと、私は、やり始めたことがすぐにはうまくいかないということでもあります。うん、不器用……。

時間かけないと、上手くできないんですね。
すぐにマスターできないんです。
上手くいくには時間が必要なんです。

なので、何かはじめて上手くいかなくても「まあ、はじめはそんなもんだよな」と思います。「頑張っても上手くいかない、どうしよう!」と重くはとらえません。「とりあえず3年頑張ってみよう。そうしたら芽も出るだろう」と考えます。

「すぐには上手くいかないけれども、粘ってコツコツ努力すれば徐々に成果は出てくる」という経験を何度もしてきているので、「続けてれば、そのうち上手くいくさ!」とも思うんですよね。

今日、九星気学の方位盤をボケーッと眺めていたら、ふと気づいたんです。
「あっ、これ、位相法のリズムだ!!」と。

位相法からわかる、その人独自の運勢パターン

位相法というのは、干支の地支の部分を使う占技です。算命学では陰占になります。
地支を使う陰占なので、精神面ではなく現実面での現象を見ることになります。

東洋占術の命式を出した時に、「半会」とか「支合」とか「刑」とか「冲(七冲)」とか、目にしたことはないでしょうか。アレです。

自分の命式と位相法の並びを照らしあわせることで「自分独自の運命パターン」を知ることができます。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支に、自分の命式の十二支を照らしあわせて、どこがどんな位相法になっているのかを見るのですね。

例えば、地支に亥がある人はこうなります。

支合半会半会自刑

トン・トンートンートン・トン
(寅・卯)ー(巳)ー(未・申)

関係のあるところだけを鳴らしてみるのです。
これはピアノでも表すことができるでしょう。つまりリズムなのです。

だからこの人に物をさせる(前進)と、トントン、と二拍子いってポンと休み、トンといってポンと休み、またトントンといくというふうに、仕事全部そうなのです。

こういう人がページをめくってもそうです。
パッパッと二枚くらいめくって休むのです。

このようにこのリズムが、この人の生涯を通じて大であれ小であれ、いろんな自分の勘、直感の脳波でもあるわけです。

算命学Ⅴ p128

高尾義政先生は、以上のように書かれています。
位相法の並びによって、その人独自の運勢リズムが作られるというのです。

そこで、自分の陰占いの位相法の並びを見てみると、十二支の前半に見事に散法が集中し、後半に合法が集中するのです。つまり、「はじめは上手くいかないけど、あとから上手くいく」並び!

いや、ホント、私人生全般そうなんですよ。
はじめ割と悲惨なんですよ。
そこを頑張って何とか挽回することの繰り返しです。

例えば、学校もそうです。
中学でも高校でも大学でも、1年目って悲惨なんです。大体同じクラス内では友達ができなくて、休み時間になったら他クラスの友達のところに遊びに行くんです。自分のクラスには居場所がないから。

でも、2年目になると良くなってきて、クラスで友達もできるし1年の時に仲良かった他クラスの友達とも良好な関係だし、3年目になるとその状態が安定してくるって感じです。

だから1年目にある宿泊学習ではあんまりいい思い出がないんだけど、2年目にある修学旅行って楽しい思い出が多いんですよね。

就職先でもそうです。1年目はとにかく上手くいかなくて空回り。先輩から「なんであなたはそんなに心を閉ざしてるの?」なんて言われちゃう始末。機転を利かせたつもりでも、それが裏目に出て「そういうことをしてもらっては困る」と上司に叱責され。悔しくて職場のトイレで泣いてました。

だけど、2年目3年目と年数を重ねていくと、立ち回り方もわかってきて「やるべきこと、やるべきではないこと」の区別もついてきて仕事も上手く回るようになって来たんです。周りからも信頼してもらえるようになってきて、職場の先輩方も飲みにつれて行ってくれたり職場の仲良しグループで沖縄旅行に行ったりもしました。

今のスピリチュアルな仕事もそうです。
はじめて5年くらいは、お客様がほとんどいらっしゃいませんでした。閑古鳥。生活していくなんて、とてもとても無理なレベルでしたね。貯金と株でなんとか食いつないでいました。

でも、粘って頑張って続けることで、おかげさまで今ではすっかりこの仕事一本で食べられるようになりました。

とにかく、はじめはダメなんです。
上手くいかないこと確定なんです。
だけど、頑張って積み重ねていくと、上手くいく。

これが私のパターンなんですね。
位相法で見ても見事その特徴が出ていて「そういうことかー!!」って納得がいきました。

上の「亥」の人の場合だと、「はじめて少し経ったらドドーンとうまくいって、でもスランプが来て、うんうん悩んでたらまたすっと世界が広がって上手くいきだした~と思ったらこんなはずじゃなかったという感じになって、そのことで家族とゴタゴタする」みたいなパターンになります。

私とは違って「良い時と悪い時が交互にやってくる」って感じですね。私は「はじめはとにかく悪い!!ずっと悪い!!でもずーっとやってれば、すごく良い!」みたいな感じで、極端です……。ドーンと下がってドーンと上がる!さすがは偏り火旺人間。

私は「ダメでもあきらめるな!あきらめなければ道は必ず開かれる!!」というパターンです。
ゆえに、松下幸之助氏の↓この言葉こそが人生の至言となります。

失敗したところでやめてしまうから失敗になる
成功するところまで続ければ、それは成功になる
(松下幸之助の言葉)

でも、「はじめは良いけど後は悪い」という、やればやるほど尻下がりになっていくパターンの人もいるわけです。そういう人は、起業家タイプなんですね。ビルドアップしてローンチするのがすごく上手だけど、継続して経営していくのは得意じゃない。だから、作って軌道に乗せた段階で経営の上手い人に事業を売っちゃう。それが賢い逃げ切りパターン。

そういう人は、パッとやってダメだったらパッとあきらめて別のことをやったほうがいい。すぐに結果が出ないことにエネルギーを費やすのは無駄なんですね。

こういうのって、地支(陰占)からも読めるんだな~。
面白いです。

ぜひ、自分の地支の位相法の巡りを見てみてください。自分の運勢パターン、勝ちパターンが目に見えることでしょう!

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