自己を表現!浄化のブルーメイク

これはセレスタイトが来た時のセッションのルックです。
着物はKIMONO HANAさんのオリジナル小紋です。肩のあたりの柄が足元までザーッと入っていて素敵なんですよ~♥

セッションで使っているブルーのパワーストーンというと、セレスタイトとラピスラズリです。ラピスラズリが来た場合は、目元をもう少しダークな色合いにして、着物は紺のあられ小紋を着ていることが多いですね。
青は喉のチャクラの色。喉のチャクラはヴィシュッダといい、浄化という意味合いがあります。
ハートの愛を外的世界へとアウトプットするのが喉の役割です。愛を世界へ表現することで、浄化は訪れるということですね。
ちなみにハートの愛を内的世界へとアウトプットすると第3チャクラのマニプーラになります。マニプーラは自尊心のエネルギー。ハートの愛を内的に生かすことができれば、自分の価値を感じられるということですね。
アートというのはいつの時代も魂を浄化してきました。喉のチャクラが機能している人は、ハートからの愛を惜しみなく世界へ伝えていくことができます。
逆に、喉のチャクラが閉じてしまっている人は、ハートのエネルギーを喉に通してアウトプットすることができません。自分の気持ちを表現できない人は、呼吸器系の調子が悪くなることも多いです。
健やかなスカイブルー。
晴れ渡った天気の良い朝、カーテンを開けた瞬間に一面に飛びこんでくる青。「わあっ!」っと声をあげて、心がすうっと爽快になりますね。
深く穏やかなオーシャンブルー。
電車や車に乗っていて、視界が開けた途端に入ってくる海の青。大きな海に包みこまれるように、心が穏やかになりますね。
このようにして、青には浄化の力があるのです。
その浄化をもたらすのは、自己表現。
「伝える力」は浄化をもたらします。
使用アイテム

- アイシャドウ: コスメデコルテ アイグロウジェム BL900
- チーク: RMK インジーニアス パウダーチークス N 02
- リップ: コスメデコルテAQ リップスティック 28
このアイグロウジェムBL900は去年の限定色です。
もう、超、青!トゥルーブルー!!
クリエイティビティを生かしたいアーティストの方ならこれくらいのビビッド青もいいのですが、普段使いなら同じアイグロウジェムのBL981のほうが使いやすいと思います。

コントロールカラーなどでブルーを使うと透明感が出ます。ブルーは皮膚の内側の静脈を感じさせる色だからです。
印象派の絵画って、肌の透明感が素晴らしいものがあるでしょう。ああいう絵をじいい~っと見てると、青がポンと置かれていたり内側に重ねられていたりします。
この絵だと分かりやすいのは中央のご婦人の右手。手の甲にスッと青がひそんでいます。左のダンスをしているご婦人のドレスにも、青がさりげなく入っています。輝度の高いシルクを思わせる光沢のあるドレスですが、青みが入ることによって透明感が感じられるのですね。
有名なゲランのおしろいにも、青みがかった玉が入ってますよね。青みのパウダーを入れることで、透明感が演出できるからです。
しかし、絵画で真っ青な肌の人間がいたら「ああ…なんか前衛的な芸術表現かな?」とは思えど、「美しい!」とは思えませんよね。静脈を感じさせる程度の控えめな青みだからこそ「透明感」となって美しく感じられるわけです。
ゆえに、普段メイクでパキっとしたブルーを使うのは、なかなか難しい……。
普段のメイクでブルーを使うには、↓下の中村友美さんの動画が参考になります。
骨格が違うのでそのまま真似はできませんが、メイクアップアーティストLisa Eldridgeさんの色の使いかたはインスピレーションを刺激してくれます。
「お絵かき感」があるのがとても良いですよね。
やっぱり、色では遊ばなくちゃ!
報われない傷を癒やす〜オレンジメイク

オレンジやコーラルといった色は、「トラウマを癒す色」として知られています。
この時はインカローズが選ばれた「愛」がテーマのセッションでしたが、愛とつながるには深くトラウマを癒していく必要性が伝えられました。
ここ2~3年、オレンジメイクってトレンドですよね。
それも、トラウマを癒すべき人が多くいるということの象徴にみえます。
オレンジメイクは自分のセクシャリティを受け入れることにもつながります。
まず肉体の性を受け入れること。そうできない人にとっては過酷なテーマですが、この二元性の世界を生きるには、「性」を選んでコミットせねばならぬのです。
最近声高にさけばれるジェンダーレスに関してだって、そうです。男も女も選ばない人は「無性」というカテゴライズをされる必要があります。「(少なくとも現時点では)マイノリティです」と表明しなければなりません。
下らないと思われるかもしれません。しかしカテゴライズするだけで、ラベルを張るだけで、多くの人は安心します。「あの人は男/女/無性だから」と。
変幻自在に「今日は男!」「今日は女!」と性を変えるのは、現実的ではありません。なぜなら、ここは二元性の世界だから。分化せずコミットしないなら、大人として一人前として認められません。未分化な人間は、あくまでも未熟な半人前扱いです。
肉体から自由な精神は「男っぽい自分」「女っぽい自分」で揺らぎがあっても何ら不自然ではありません。しかし、もっと密度の高く波動の低い肉体レベルでは、やはり「自分は〇性」を選ばねばなりません。
それは踏み絵のようなものです。
「この世界にコミットしているのか」という基準の。
性分化には痛みが伴います。第二次性徴(思春期)には混乱がつきまとうように。だからこそ、性のチャクラを象徴するオレンジ(コーラル)はトラウマの癒しの力があるのです。裏返していうと、性にはトラウマがつきものということもいえます。
リンデンバウムにいらっしゃるお客様にも、成熟していて当然の年齢なのに男性らしくなかったり女性らしくなかったりする方がお見えになります。
そういう方は「まずは自分の男性性/女性性をちゃんと受け容れなさい!」「チー牛じゃあるまいし、いい年して中学生みたいな幼い格好してるんじゃないの!」とピシャリと叱られます。
成熟した大人らしく、つまりは男らしく/女らしくふるまい、装いなさいと。
そういう価値観は古いと思いますか?
でも、ここは二元性の世界です。それは不易。時代が変わっても変わらない法則です。
肉体的な性である男である自分、女である自分をまず受け容れねば、ここの世界に適応することは難しいのです。陰と陽、昼と夜、男と女の世界ですから。
オレンジが示す性のチャクラは第2チャクラ・スワーディシュターナ。
太極から始まり、分離した姿が「2」です。オレンジには、この分離(そして統合)のテーマがあるのです。
それはトラウマ(分離)と癒し(統合)というテーマです。つまり、傷つくからこそ、癒しが訪れるのです。
傷を知らない者は、癒されることはありません。
傷を知るからこそ、「実は傷ついていた自分」に気づくからこそ、癒されるのです。
使用アイテム

- アイシャドウ&リップ: エテュセ クリーミークレヨンリップ RD1
- アイシャドウ&チーク: エクセル グラデーションチーク N GC04
マルチスティックのようにまぶたにクレヨンリップをグリグリぬって、ぼかしてティッシュオフしてから、チークをアイシャドウに使っています。その後、頬にチークを入れ、リップをぬりました。
このクレヨンリップ、朱赤って感じの色で着物に似合うんですよね。良く使っています。
チークも底見えしてますが、クレヨンリップのほうもMAX繰り出しています。どちらも、もう少しで使いきりそうです。私、コスメを最後まで使いきるの大好きなので、うれしいです。
プチプラでチャクラメイク!
プチプラで色のパワーを取り入れてチャクラメイクをしてみたい!という方に使いやすそうだなと思ったのはキスミー フェルムのアイカラー。
ね、大体そろうでしょう。笑
愛のテーマの時はピンク、センタリングしたいときはグリーン、自分を表現したいときはブルー、スピリチュアルに直感を働かせたいときはパープル、グラウンディングしたいときはブラウン。
とにかくコスパ重視!なら、ちふれのアイシャドウがおすすめです。
1つ440円なので、コスパ良いです。
ただ、このちふれのアイシャドウはメチャクチャ発色が良くてそのままの色がパーン!とのります。なので、色白の方や20歳くらいまでの方は使いやすいと思います。ですが、健康的な肌色の方や大人世代はちょっと使いにくいかも。ベースにくすみ色をしこんでおく、ブラシでふわっと薄くつけるなど、ひと手間かける必要があるかもしれません。
肌なじみが良くて発色も良いプチプラ単色アイシャドウなら、Visee avantのアイシャドウやマジョリカ・マジョルカのアイシャドウをおすすめします。
ひみつのサブストーンたち
チャクラメイクの記事をご覧いただいたお客様は、こう思ったかもしれません。

あれ?
私がセッションで来た石はローズクォーツだったけど、着物もメイクもブルーだったぞ??
そうなんです、そういうこともあります。
チャクラメイクの記事でご紹介したカラーメイクとコーディネートは「典型的なパターン」であって、お客様の状態によってカスタマイズしているんです。
リンデンバウムのスピリチュアルカウンセリングで使うパワーストーンは12種類。でも、人によってはご紹介しない「サブの石」を用意することもあります。

この石たちっていうのは↑ヒーリングで使う石から選ぶんですね。そして、セッションするときに手元でマンダラを作って行うこともあるんです。こんなかんじです↓

そうなると、単一カラーでの統一されたルックではなく、いろいろな色を混ぜてコーディネートすることになります。
例えばアメジストがメインでラリマーがサブの場合、着物は紫だけどアイメイクはブルーだったり、といったかんじですね。
同一パワーストーンでも、お客様によって来るメッセージは変わります。もちろん同じパワーストーンだったら似た傾向の似たテーマではあります。
例えば、タイガーアイはブレずに強い石を持つこと、受け身ではなく自分主体で動くことが共通のテーマだったりします。でも、ある人は「ハッタリをかましなさい!」といわれ、別の人は「周りを気にしないこと」といわれます。微妙に、違うんですね。
いや、お客様一人一人で歩むプロセスもこれまでの人生も違うのだから、同じ石が来てもメッセージが変わってくるほうが自然ですよね。
そんな感じで、実際のセッションでの衣服やメイクアップもその場で微妙にカスタマイズされています。時には、「化粧はなしで」と指示が来ることもありますので、そういった場合はすっぴんです。
つまり、ご紹介したルックはあくまでも「典型例」です。その旨ご了承ください。