メイクで陰陽のバランスを考える。メイクアップで張る結界~魔を祓う化粧方法にもその一端をご紹介しました。
ここでは私が普段セッション用に行っているメイクアップを例として、特定のチャクラの強化をするメイクアップ方法をご紹介します。
チャクラというと難しく感じるかもしれませんが、「色の力を借りてエネルギーをパワーアップさせる」と考えるとわかりやすいかもしれません。
今回は「自信をつけるメイク」(第3チャクラ)と「陰陽のバランスをとるスピリチュアルな中庸メイク」(第7チャクラ)をご紹介します♪
ブレない軸を! 自分に自信をつけるゴールドメイク

こ、こわい…………
じゃなくって。これは、ある日のタイガーアイが選ばれたお客様のセッションでのルックです。着物は豆千代モダンの小紋です。
対面セッションの後にお客様とカフェでお茶していたときのこと。

私、初めてセッションに来たときにサロンの扉があいた瞬間、びっくりしたんです。
「えっ、Nozomiさん!?眉毛濃い!!」って。

アハハハ!
そのセッション、タイガーアイかルチルクォーツが来てたでしょう!

あっ、確かに初めてのセッションで来た石はタイガーアイでした!

タイガーアイやルチルクォーツの時は、もう眉毛ゴリゴリ書きますよ! 「そういう顔」にする!
そう、上の画像を見ていただければわかると思いますが、すごく「強い顔」になっているでしょう?
タイガーアイとかルチルクォーツが来るセッションって、「やるぞオラァ!!」って強いエネルギーが必要なので、大抵の場合顔もゴリゴリ強くします。「ハァ?抜け感?何抜いてんだよ!気を抜くな!!気合だーーーーッ!!!」って感じです。

え、自信をつけるにはこんないかつい化粧をしなきゃならないんですか。ちょ、ちょっと無理かも
なんて思われたかもしれません。
でも、これ、タイガーアイ用のメイクなんです。ブラック(ブラウン)シャドウの上に、ゴールドのラメを乗せることでタイガーアイ(虎目石)を表現しています。

なので、普通はここまでゴリゴリ濃くする必要はありません。実はポイントはブラウンよりも「ゴールド」なんです。
自信をもつ、ぶれない軸を持つ、必要とあらば自分の主張を通すために人とぶつかることも怖れない。そんなエネルギーは第3チャクラを強化することでもたらされます。第3チャクラの色は黄色、ゴールドです。
なので、ゴールドをポイントにメイクアップをすると第3チャクラを強めてくれるんですね。これなら取り入れやすいのではないでしょうか。
使用アイテム

- アイシャドウ: レ キャトル オンブル 214 ティセ マドモアゼル、スティロ オンブル エ コントゥール 38 バーガンディ ペルレ
- チーク: ジュ コントラスト 99 ローズペタル
- リップ: ルージュ ココ ブルーム 140 アライヴ
期せずしてシャネルメイクになっていました。
わかる。「軸がぶれない自信のある人」ってシャネルのイメージにぴったりですもの。
画像ではちょっとわかりにくいですが、4色パレットの左下のベージュの色とチークにも、ゴールドの細かいピグメントが入っています。
ゴールドのラメのはいったアイテムというと、かなり幅広くあると思います。
第3チャクラの色である「黄」ということで取り入れるのは難しく感じるかもしれませんが、意外と取り入れやすい色でもあるんですよ。
コントロールカラーで赤みやくすみを消すことにも黄色は使われます。
意外と肌なじみの良いイエローのアイシャドウもあります。くすみを飛ばしてくれるので、ベースカラーとして入れても良いです。(上の4色パレットでもベースはイエロー系の色が配置されています)
上の動画で使われている&be クリームアイシャドウ マスタードも使いやすそうですよね。

私もいわゆる「ブルベ」ですが、イエローのアイテムって意外と使えるなと思います。
二元性を統合する〜スピリチュアルな中庸メイク!

このルックは、アメジストが選ばれたときのセッションのものです。
淡い紫&グレーのつぼだれの着物に、パープルのアイメイクを合わせました。↓下の画像のとおり、かな〜りガッツリ色を入れております。

アメジストが選ばれる時は「バランス」がセッションのテーマに来ることが多いです。アメジストは紫水晶。紫というのは赤と青を混ぜた色です。つまり、陰と陽があわさった、中庸の色なんですね。
アメジストが選ばれるセッションでは、「現実と理想のすり合わせ」というのが最もよく観られるテーマです。夢を観てフワフワしてるだけじゃ現実は変わらない。でも「夢なんか見てどうすんだよ、現実を見ろよ」とシニカルになっても人生は変わらない。
だから、理想をもってヴィジョンを抱くことも大事だし、「じゃあ現実で何ができるのか」というグラウンディングも大事。理想を抱きつつ現実路線を歩む、そんな二重性を両立させること。それがアメジストの中庸のテーマです。むずかしいですね〜!
でも、地上に天上の愛をもたらすって、具体的にはそういうことなんですよね。だからこそ、アメジストのテーマはスピリチュアルで尊いと言えます。
アメジストを身につけることはもちろん、服やメイクで紫を身につけることで、陰と陽のバランスを取ることをサポートしてくれるんですね。中庸でありたい時、冷静でありたい時に紫を取り入れるのがオススメです。
使用アイテム

- アイシャドウ: コスメデコルテAQ 16
- チーク: ヴィセ リシェ リップ&チーククリーム RD-1
- リップ: RMK イレジスティブル リップス C 24

今回はWeb会議(遠隔セッション)用のメイクなので、かなり発色の強いコスメデコルテAQのマットなアイシャドウを使用しています。このアイシャドウ、メチャクチャ色が乗ります! Web会議用におすすめです。
普段のリアルメイクの場合は、このアイシャドウをアイホール全体にガツッと入れるのはちょっと厳しいかもしれません。それくらい発色が良いです。BAさんが提案してくださったんですが、このシャドウはアイライナーとして使用すると抜け感が出ておしゃれにさり気なく仕上がります。

上のアイグロウジェム PU100みたいな「くすみパープル」と言われるアイシャドウなら、普段メイクでもオフィスメイクでも使えます。
アイホール全体に乗せるとすうっとしたクールな目元に仕上げてくれます。透明感が出るせいか、どこかミステリアスな印象にもなります。うーん、まさに紫ってば、スピリチュアルエネルギー!
普段メイクで紫をとりいれたい場合、目尻だけにそっと入れるか目頭側にシアーなものを仕込むと馴染みやすいです。チークやコントロールカラーでラベンダーカラーをとりいれても透明感のある肌を演出できます。二心なき中庸のクリアな状態ですね!

エトヴォス ミネラルアイバーム ペールライラックはアイシャドウ下地として使いやすいです。ブルベの人はもちろん、イエベの人もミュートメイクなんかで使えると思います。
紫のシャドウ、人によっては、しっかりくすみやクマをカバーしてからのせないと、3時間くらい経ったらギョッとするくらい顔色悪くなっちゃったりしかねません……。
私は紫のシャドウを下まぶたに入れて、カフェでトイレに入ったら死人みたいにくすんでてメチャクチャショックを受けたことがあります〜。たはは〜。
ポイント使いがセンス良く使えるコツかもしれませんね!