今の時代を生きるに、占い・スピリチュアルが必要な理由

精神世界:スピリチュアルブログ

私は、日ごろスピリチュアルカウンセリングをはじめとするセッションを行っています。
そして、お客様と接する中で「今の時代って、本当に『目に見えない世界の動き』を知ることが大切だな」と感じています。

つまり、占いやスピリチュアルがこれほど大切な時代もないと。

なぜなら今の時代は「資本主義のいきづまり」にあるからです。
物質世界には、おおよそ救いがありません。もしくは、救いに見えるものですら依存の対象になってしまって、かえって不幸を招く結果になってしまったりします。

この世界には「心のよすが」になるものが、あまりにも少ない。
ですが、視点を変えればこの世界が「なぜそうなっているのか」ということも理解できるようになります。「なるほど、そういうことか。じゃあ、自分はどう生きようかな」と建設的に考えることができます。

つまり、この世界での人生を旅のようなもの、一瞬の寄り道としてとらえることができるのです。

天台宗のお坊さんだった今東光さんは「人生は、冥土までの暇つぶし」といいました。
スピリチュアルな視点からすると、実に正しい指摘です。

チベット仏教でも肉体に収まっている時間こそが「バルド」であると考えます。すなわち、こうやって人間として生きている時間こそが「インターバル」なのだと。

私は十年以上前のことですが、自分の過去世をダーーーッと体験して浄化するということをやっていた時期がありました。

その時、過去世を知ってよかったなあと思ったんです。
なぜなら、あまりにも過酷な思いをしている過去世ばっかりだったので「私、こんな状態でも生きられるんじゃん、生き抜けるんじゃん。私の魂、マジでタフですごい!」と自分の魂の持つエネルギーの強さに、力づけられたんですね。

「こんな悲惨な人生すら生き抜いて来られた自分、じゃあ今の人生なんてなんてことないじゃん!」と自信が持てたんですね。

これは私だけの特別な話じゃないですよ。
大抵の方は、今の人生より数倍ハードモードな人生を生きておられます。地球人生を繰り返している人は、えりすぐりの猛者といってもいい強メンタル魂です!

(逆にいうと、スターシードとか地球人生経験の少ない人は、やっぱりこの世界に馴染むのが難しいようですね。地球世界特有の過酷さに慣れていませんから……)

そして、過去世を知って、大きな規模で「地球」という世界を見ると、「本当に人生って、ちっぽけなもので、悠久の宇宙から見たら泡ブクみたいな儚い一瞬なんだなあ」と肩の力が抜けたんです。

つまり人生に対する重要性が下がることで「よっしゃ、そんなにたいした事ないんだから、やりたいことやろっか!」とフットワーク軽く行動できるようになったんです。

不安があっても、自信がなくても「ま、今回の人生のことだけだし!悩んでるよりやらなきゃ損だよねっ!!」とポジティブに前に進めるようになったんです。

これも、スピリチュアルな世界、死後の世界(肉体のない状態の世界)という大きな視点で物事をとらえられるようになったことで起きた変化です。目に見える世界だけを追っていた時は、こんなに自由にチャレンジすることはできませんでした。失敗したらどうしようと尻込みしていたのですね。

あと、占いも同じように「物質世界だけにとどまらない視野の広さ」を獲得するのに役に立つツールです。

この世界は春夏秋冬のように、一定のサイクルで巡っている。どの占いもつきつめていくと、この真理につきあたります。つまり、占いで大切なのは「当たる/当たらない」ではなく、「世界には法則があるのだ」という真理を体得することです。

今の世界を理不尽だとか、納得いかないとか、そう感じてらっしゃる方もいらっしゃることでしょう。私もそうでした。特に「女は化粧をしろ」とか「女は結婚して子どもを産め」とか「女はでしゃばるな」とか言われると、「なぜ?」と納得がいかなかったものです。

しかし、この世界のサイクルを物質世界の価値観で照らしあわせていくと「はあはあ、なるほどなあ」と納得できる面も出てきたんです。もちろん、それで自分がそういう価値観に従うとは限りません。しかし、「一定の理由があってそういうことを言っているのだな」「そういうことで利益のある人がいるからこそ、そういう『常識』があったのだな」と理解できるようにはなりました。

法則を理解していると、対策も立てやすいです。
今が春だとわかれば、夏に向けて半袖の服を買ったり日傘を用意したりできますね。今が秋だとわかれば、暖かいコートを用意したり暖房器具の手入れをしたりできますね。

「今がどんなフェーズか」ということを理解できると、「次にはこういう時がやってくるから、こうしておこう」と準備できるのです。占いを学ぶ価値は、そこにあります。小さな具体的なことを的中させるのはなかなか難しかったりしますが、「大まかな流れ」というのは占いでかなりリアルに観ることができますから。

奴隷たちの笑顔

「今の世の中はおかしい。今の教育はおかしい。こんなことじゃ子どもだちはこれからの世の中を生きていけない」と悩んでいる教師がいました。実に真っ当ですね。すばらしいです。

しかし、広い視野で見ると今の日本の教育は全然間違っていません。むしろ素晴らしく機能しているくらいです。

今の日本で一番必要とされているのは若い奴隷です。
今の学校教育は「自分でものを考えることのできない、空気を読んで周りに合わせて長いものに巻かれる従順な人材を育てる」という観点から、たいへん優れたカリキュラムとなっています。見事です。

何も間違ったことなんか起きていないのです。
起こることは全てが正しいのです。
視点を変えれば、「なぜそうなっているのか」が簡単に理解できます。

その視点を変えるための手段として、視野の広さを獲得することが必要です。
だから、占いやスピリチュアルというのは、固定観念を打破するために、凝り固まった私たちの意識を拡大するために有用なんですね。

目に見えない世界に目を向けてみてください。
今の時代には、特に大切なことです。

地下水のように、目に見えない流れがあることを感じてください。
そうすれば、あなたはこの世界で自分はどんな立ち位置でどんなふうに生きていきたいのかを「意識的に選択すること」すらできるようになります。

自分の人生を、自分の好きなようにデザインできるのです。
眠っているのをやめ、目覚めると、そういうこともできます。

だから、占いやスピリチュアル、目に見えない世界へ意識を向けてみることで、人生は変わっていくのです。

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