全肯定、共感力にNO!本当のコミュニケーション能力を手に入れる!

ビジネス:スピリチュアルブログ

私が「コミュニケーション能力が大事!」というと「人に媚びて自分の気持ちに嘘をつくのはいやだ」とおっしゃる方がいます。

つまり、コミュニケーション能力=共感力であって、常に全肯定で「わかる~」と返すのがコミュ力だと思っていらっしゃるのですね。そりゃ、そんな力、価値がないって思いますよね!

相手を肯定して全てに共感すると、どうなるか。
名作マンガ「凪のお暇」には、その結果が分かりやすく提示されています。

うん……なんていうか、全方向に、闇ですね……。
マンガの中では主人公の凪ちゃんが、そんな「わかる~」連呼の「無条件肯定共感女子」から抜け出し、ほんとうの自分をとりもどしていく過程が描かれています。

つまり「わかる~」と共感しまくっていた凪ちゃんは、幸せにはなれなかったのです。

このことからもおわかりのように、「共感力」ってのは正直ありすぎるとダメなんですね。なさすぎても困るけど。なので、コミュニケーション能力=共感力って考えてしまうと「そんな能力は要らない」となるのも、ごもっともです。

じゃあ価値のあるコミュ力って何かというと、ブログでもメルマガでも書いていますが、「交渉力」だと考えています。

相手の話を聞き、自分の考えも主張し、そして両者の落としどころを見つける。これこそがコミュニケーション能力の高さであると考えます。相手と考えが違っても粘り強く交渉し、自分の利益をできるだけ引き出す、かつ相手の利益も最大化できるように努力することです。

スピリチュアル系のムーブメントで私が気になるのが「自分の感覚を大切にしよう」という流れです。

超本流ですよね。
言わずもがなといった感じで、自分の感覚を大切にしようとされる方が多く見られます。

そして、自分の感覚を大切にした結果、コミュニケーション能力の低下を引き起こすのです。

あの、誤解しないでいただきたいんですけど、自分の感覚は大切ですよ。ありのままの自分を肯定するって、とても大切なことですよ。

ですが、物事には限度というものがありまして。
何事にも節度が大切なのでございまして。

「自分の感覚」を大切にしすぎると、周りの人は置いてけぼりになってポカーンって、しちゃうの……気づいてくれてますか、ね?

ビジネスをしたい、自分の「好き」を仕事にしたい。
そう思ったときに、「他者の視線」というのはものすごく大切なファクターです。「相手の求めるサービス」を提供してこそ、「好き」を「お金」にしていくことができます。

「自分は人目を気にしちゃって…」とおっしゃる方もいますが、むしろ、ある程度は人目を気にしてほしいんです。

「自分がどういう印象を人に与えることが多いか」ということを冷静に自己分析している人は、自分の強みを生かして個性を磨くことができます。「他の人にはまねできない自分だけのビジネス」を作っていくことができます。

それもこれも、ちゃんと「人からどう見られているか」に対して意識的だからこそできることです。「他人に興味はない」という人は、他者の求めるものを提供できません。人気も出ません。だって、人に興味ないんだもの……。

「人(男/女/年上/年下/同年代/同業/異業)からどう見られることが多いか」ということをちゃんと分析している人は、自分の短所ですらチャーミングな長所に変えていくことすらできます。

それも、きちんと「人目を気にしている」からゆえ出来ることです。

自分の感覚だけで「自分はこれが『好き』!」って人に押しつけたって、上手くいかない。それはなんと、戦国武将もそうだったんですって!

戦国時代ですら、自分のためだけに固執するような武将は、早々に退場を余儀なくされている。政治力を持たずに正論を吐いても意味はなく、正論を持たずに政治力を保持してもまた長続きしない。

全体の利益のために何ができるのか、ということを考えて初めて、政治力は伸び、政治力は持続する。

「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた 太字強調は記事作成者による

ここでいう「政治力」というのが私の考える「コミュニケーション能力」と近いです。

筆者は現役の政治家たちと話をしていて、奇妙なことに気がついた。それは、名門大学を出て海外の機関で働き、会話しているとこちらが恥ずかしくなるほど頭のよい政治家が、政治的に見ると大した実績も上げていない、という例を散見したのである。

他方、なぜだかわからないが、別に聞かれてもいないのに「この人の役に立つ話をしよう」と思わせる政治家もいる。そういう、人を惹きつける政治家のほうが、実績を積み上げているのである。(中略)

一定以上の能力があっても、こういうブレーンをもたない人物は大成しない。

このように、リーダー個人の力を比較しても、周りを含めた力を分析しないと、失敗や成功の理由は見えてこない。

周りを含めた力、とは何か。
それは、政治力である。政治力とは、自分が思う方向に人々を動かす力だからである。

合戦はほとんどの場合、偶然の出来事で勝敗が決まることはない。外交によって敵よりも多くの味方を得、多くの武器を持ち、有利な場所に展開することが勝因となる。味方を得ることも兵や武器をそろえる経済力を整えることも、すべては大名の政治力にかかっている。周りを巻き込んで、動かす力にかかっているのである。

「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた p4~5

この政治力、コミュニケーション能力とかぶるところが大きいです。今の時代は、特にコミュ力が基本、大事な基礎ですから!

コミュニケーション能力が高い人は、魅力的で人を惹きつけます。「この人のために何かしたい」と思わせる人徳があります。コミュニケーション能力が高い人と一緒にいるととても楽しいので、自然と周りに人が集まってきます!

「政治力(≓コミュ力)を持たずに正論を吐いても意味はない」というのはものすごく大切な視点です。スピリチュアル好きな人は、愛のあるピュアな人が多いので「(正しいことを)正しい!」とおっしゃる方を目にするからです。

でも、コミュニケーション能力の低い人がいくらいいこと言っても、人は聞いてくれないんですよ……。悲しいことに。

だから、あなたのその愛をこの世界に広げたいと思うなら、ぜひ、コミュニケーション能力を高めてください!

もちろん、あなたの考えは間違ってはいません。ただ、正しいか間違っているかが問題ではないんです。コミュニケーション能力が低いか高いかが、問題なんです!
「考えが間違ってるからうまくいかない」のではなく、「コミュニケーション能力が低いからうまくいかない」んです!

コミュニケーション能力で一番大切なのは、上で書いた交渉力。
粘り強い交渉力。それがあれば、あなたの愛はもっとこの世界で輝きます!

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