「オシャレをする」という幸せ トレンドに振りまわされない幸せ

人生:スピリチュアルブログ
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「オシャレをしない」という幸せに書いた通り、私は流行(トレンド)を押しつけられるのが大嫌いです。

なぜなら、私は「自分の着たいもの」がもうはっきり決まっている人間だから。

トレンドの中に「着たい服」があるならいいんですけど、無い場合「なんでこんな服着なきゃならないんだ。趣味じゃない!」となってしまいますよね。

だから、トレンドなんて関係なく着たい服を着る。自分が身に着けて満たされるものを身につける。これこそが私の「オシャレをする幸せ」です。

私が着物を愛好する一つの理由に「トレンドが無い」ということがあります。
昔、和装が日常着だった頃には着物にも流行がありました。しかし、今は多くの人が着る服ではなくなったがゆえにこれと言ったトレンドがありません。

少し前若い人に「着物にだって流行はありますよ」って言われた時、「じゃあ着ないわ」と思ったくらい。流行大嫌い。

いや、正確にいうなら流行のものだって自分の好きな服ならいいんですよ。好きでもない服を押しつけられるのが、もう絶対いや!!!

最近流行のあの帽子部分が立ち上がったフーディー(パーカー)、着ないわ。私に似合うとは思わない。あの形のフーディー、私にふさわしい服ではないの。

裏返していうなら、「本当に自分が着たい服」は大好きなんですよ。
だから着物が好きっていうのもね、自由に着られるから好きなの。いくら着物が好きでも「茶道は絶対やらない!」ってのは、茶道にはキッチリ「これを着なければならない」ってルールが定まってるから。

そんなの、嫌っ!
私は着たい時に、着たいものを着るの!!
ルールやトレンドなんか、押しつけてくるな!!!

小千谷縮を仕立てるオイラ

着物が大好きなのは、自分で作りだす楽しみもあるからです。
「この布を着物にしちゃったら素敵だわ」と洋服用の布を見繕って、ちくちく縫い上げちゃえば世界でたった一つのオートクチュール!!

「襦袢の裾にこっそり刺繍を忍ばせちゃいましょ」
「袖にこのレース入れちゃったら素敵じゃない?」
「共襟だけ布変えちゃいましょうよ!江戸時代の庶民スタイルよ!」

もう、こんなこと考えるだけで楽しくてワクワクしてしょうがない!
しかも、そんなイメージを自分の手で形にしてまとう喜び!!
トレンドの服なんかじゃ絶対味わえない幸福感!!!

これこそが、私の「オシャレをするという幸せ」なのです。

だからね、実は私、超絶ガチの服飾系の人とは仲良くなるんですよ。話が合う。

本当に服を深く愛している人は、デザインを愛しているし文化を愛している。ちゃんとバックグラウンドの美意識に深みがあるから、話をしていても共鳴し合えるんです。パターンにおける3ミリの違いで、どれだけの服のラインに影響があるかなんて話、私大好きですよ。

そういう人は「トレンド大好きですぅ~♥」みたいな、「クローゼットの中には服がパンパンなのに、着たいと思える服が一着もない」みたいな、一着の服と長く愛し合えない、服を断捨離という名のもとに次々と使い捨てるような愛のない人とは違うんです。

本当に服を愛している人はちゃんと服飾の中に宇宙を見ているから、スピリチュアルですらあったりする。実際、フィボナッチ数(黄金比)を意識したり、自然と取り入れてたりするし。

ファッションには、リズムも必要です。
全身ツヤツヤなギラギラ素材でまとめると、「ちょっとこの人どうしちゃったのかな感」が出ます。ステージ衣装ならOKですけど、日常着としては違和感がある。

どこかにツヤを入れたら、どこかをザックリさせる。どこかにボリュームを持ってきたなら他の部分ではキュッとしめる。そんなかんじでリズム感を出すと、調和した装いを作ることができます。つまり、服の中に陰陽をつけるのです。

「甘辛コーデ」なんて、よく言うでしょ。あれも陰陽のメリハリをつけているんですよ。
例えば、全身フリッフリのロリータ服なんて、着てる本人は楽しいんでしょうけど見てる側からすると「うわあ……」って引きますよね。

なぜなら、甘さにステ全振りしてるから。
誤解しないでいただきたいのですけれど、甘いのが悪いんじゃないんですよ。「甘すぎる」のが悪いんです。

そういうコーデは陰陽のバランスがとれていない。陰陽のバランスが悪いと、見ていて心地よくない。

ロリータ服を着る人って、ちょっとメンタルのバランス危うい人多いでしょう?
だから服もバランス悪い着方をしちゃうのでしょうね。ちゃんと外見に反映されてるんです。身だしなみって、大切ですね。

メイクでもそうでしょう。「抜け感」ってすごく重要視されるでしょう。なんでそんな抜かなきゃならないかって、赤リップが流行ってからですよ。20年前のメイクなら「とにかく目力!!」でアイメイク重視一択でリップは自然と抜きの部分になってたから「抜け感」を気にしなくても良かったんです。

でも今のメイクはアイシャドウも結構はっきり色をのせるし、リップもグロスではなくちゃんと発色させる口紅(特に発色の鮮やかなマットリップ)を使うことが主流ですので、そのまま普通にしてるとトゥーマッチになってしまいます。

だから「抜け感」とか「こなれ感」とか、そういう「引き算(陰陽の陰)」の部分をすごく意識しないとバランスが取れない。なので黒のリキッドアイライナーを持ってくるときつすぎたり、チークを鮮やかに発色させるとおてもやんみたいになってしまいます。

これを応用すると、メークアップやファッションで自分の陰陽の気を調整することもできます。例えば、自分が陰の気が強い(内向的すぎる、人見知りする、オープンハートになれない)と思っている人は、陽の気の強いメイクアップをするのです。

赤リップを鮮やかにキュッと引いて、アイメイクもしっかり目にすると陽の気が強くなります。「強い顔」にするわけですね。チークもベージュ系でしっかり入れておく。ビジネスの商談で強く出なきゃならないときとか、眉毛をキリッと濃く書くでしょう。あれも陽の気を呼ぶメイクアップです。

逆に陽の気が強すぎて陰の気を呼びこみたい(自己受容したい、手放したい、流れに委ねられるようにしたい)と思っている人は陰の気の強いメイクアップがおすすめ。

柔らかで優しい色味のアイシャドウ(今のトレンドでいうなら、ややくすみ系のオレンジやピンクですね)をメインカラーにつかって、締め色は使わないか、テラコッタやバーガンディのニュアンスカラーで締める。マスカラもブラックではなくカラーマスカラを。リップはベージュ系をベースに、赤味のある色を中央に少しポンポンと置くと血色もでます。チークは抜くか、うすーく肌なじみの良いピンクかオレンジを。眉マスカラを使って眉毛の色をソフトに見せることも忘れずに。

そんなレベルで「陰陽」を見出していくならば、ファッションやメイクアップにもスピリチュアルなエッセンスを見出していくことができるのです。「トレンド大しゅきィ~♥」なんて低レベルな思考では、見出せないような奥深い世界を探求することができます。

トレンドだってね、別に楽しもうと思えば楽しめますよ。
「お題」だと思えばいいんですよ。
「今のシーズンは、このお題がありますよ」って。

例えば「ライムグリーンを使ったアイメイク」とか「スニーカースタイルでフェミニンにロングスカートでまとめる」とか、そういう「お題」。

「お題」があると楽しい時ってあるでしょ。

例えば和歌でも「今回のお題は桜です」ってテーマがあったほうが詠み手の個性をよりわかりやすく味わえる場合もあるでしょう。絵だって「今月は『海』をテーマに描いてみましょう」って言われた方がとりかかりやすいこともありますよね。

ただ、それは絶対じゃないのね。
「お題なんかいただかなくても、私にはすでに描きたい絵があります」なんて人には、お題は無用よね。

トレンドもそれと同じ。
私は着たいものがちゃんと決まってる人間だから、決めていただかなくて結構なのですよ。押しつけ無用。自分の感性で何を着るかは決めます。

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