あなたの幸せの形、わかってますか?

人生:スピリチュアルブログ
写真AC

よくスピリチュアルな本で「ヴィジョンが大事」って書いてありますよね。
ヴィジョンがあるからこそ、それが現実化する。つまりヴィジョンを抱かないことには現実は変わらないということです。

よくセッションでもこういう問いかけが行われます。

Nozomi
Nozomi

あなたはどう生きていきたいですか?
どんな人生だったら満足しますか?

そして多くの方がこう答えます。

ええと……
わからない、です

モヤッとフワッとして、言語化できない。
つまり、明確なヴィジョンが無いのです。

こういう状態だと何が問題かというと、世間の「こうしたら幸せ!」とか「こうできれば成長できる!」みたいな常識に流されてしまうことです。「みんながそういってるから、そうなんでしょ」と。

そうなると、周りから見たら羨まれるような成功や地位を得たとしても、起業して年収10億稼いでもマイホームを買ってもハイブランドで身をかためても、心はなんか満たされない。モヤッとフワッとしたまま……。

だから、「自分の幸せはこう」というヴィジョンを持つこと(見つけること)が、とても大切なんです。

私が今カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」という本を読んでいることは以前の記事にも書きました。カリスマ経営者、中内㓛の足取りを追ったノンフィクションです。

この本を読んでいて「アッ」って思った箇所があったんです。

中内さんのような人間と付き合うにはどうしたらいいか。一番はつきあわないことです。

しかしつきあわなければいけないとすれば、どうしたらいいか。
つかず離れずでいることです。

離れすぎると捨てられてしまう。
近づきすぎると斬られてしまう。

中内さんとつきあうには、相手には斬られない距離に身を置きながら、自分の剣は相手に届くように思わせることです。

けれど、こんなことは剣の天才の宮本武蔵でもなければできないことです。やはり中内さんとはつきあわないことです。

カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 p287

普通、著名な天才経営者とお付き合いできるなんて嬉しい!鼻が高い!って思いませんか。凡人の私なら思っちゃうかも~。

でもね、「ああ、そうだなあ。経営者との付き合いって、そういうところあるよなあ」って心に刺さったんです。ある不倫関係を思い出して。

実はね、知人に10年以上不倫を続けた女性がいるんですよ。仮に杏果さんとします。相手はお金持ちの会社経営者。旧帝大卒のハイスペでバリバリのエリートです。

杏果さんはいつも目をうるませて語ったものでした。

彼は、本当に素晴らしい人なの

こんなに素敵な人を私はこの世で他に見たことが無いわ

彼さえいれば、私、他に何もいらない。あんな素晴らしい人のそばにいられるなら、それだけで幸せ……

杏果さんは10年の長きにわたって粘って粘って、ついに不倫相手は子どもの大学卒業を待って奥さんと離婚しました。もちろん杏果さんはその後、純白のウエディングドレスに身を包み、念願の正妻の座におさまったわけです。

普通に聞いたら、HAPPYENDですよね。少なくとも杏果さん個人にとっては。
ところがどっこい。

不倫関係から脱出し、念願の結婚生活を手に入れた杏果さんからは、こういう言葉が飛び出しました。

こんな人だなんて思わなかった
だまされた

そう、経営者の彼は「距離が離れている人にはメチャクチャ優しくて素晴らしい人格者けれども、家族に対しては塩対応」という典型的”外面の良い人間”だったのです。

籍を入れず距離を保った愛人でいるうちは、彼の態度は大変スィート。杏果さんはいつも自分がお姫様気分でいることができました。しかし、籍を入れた途端態度が豹変!

例えば魚の場合、新鮮な魚を出さないと「こんなものまずくて食べられない」って箸もつけないの
スーパーの魚や冷凍物を出した日には、一口だけ食べて「外で食べてくる」って家を出ていっちゃう

だから魚を買うときはその日の市場にいって買い出ししなきゃならないの。仕事してたら彼の満足するような家事がつとまらない

一事が万事、こんな感じで、杏果さんはせっかく勤続20年に手が届こうというキャリアコースを捨てて、専業主婦にならざるを得ませんでした。

しかも、彼は相変わらず愛人には優しいのです。妻には冷たくても。

カードの明細を見たら、出張にいってくるっていった日に田舎の温泉旅館に泊まってるし、ハイブランドのアクセサリーやバッグなんか買ってるし、私と不倫してた時と全く同じことしてる!

いかんせん自分が元愛人ですので、彼の行動パターンは手にとるように分かります。きっと、今頃、現愛人も10年前の自分のように目をうるませて「なんて素敵な人なんだろう」とVIP個室で高級ディナーを食べながらうっとりしていることでしょう。

杏果さんは、自分のヴィジョンを持っていなかったのです。
「年上の男から姫扱いされることが自分の幸せだ」ということがはっきり自覚できているなら、杏果さんは彼との結婚を望まなかったでしょう。

正直、不倫してたほうが楽しい相手って世の中にはおるのです。
不倫に限らず「恋愛だけなら楽しいけど結婚したら大変な相手」っていうのは、ソコソコおります。結婚生活に適性のない人というのは一定数いるので。あと家のしがらみがすごい人とも、いくら好きでも結婚しちゃうと苦労しますね。

西原理恵子さんも高須克弥さんとの関係を「高校生みたいで楽しいことしかない」と表現されています。一緒に住まないで外で会ってキャッキャしてればいい。

そういう関係って、いつまでも新鮮なトキメキがあって本当に楽しいんですよね。50歳だろうが70歳だろうが、一緒に住まない関係は純粋に楽しい。生活しなくていいわけですから。

高須院長と人気漫画家が事実婚を選んだ理由 | 恋愛・結婚
毎週月曜夜7時から放送中の「結婚したら人生劇変!〇〇の妻たち」(TBSテレビ系)。人気番組「プロ野球戦力外通告」「プロ野球選手の妻たち」を手掛けるスタッフが、夫を支える妻の姿を通して、夫婦の愛と葛藤に迫…

結婚したら、そうはいかない。
結婚は現実。生活ですから。

それが不倫かどうかはおいておいても、ときめくような、つまり刺激のある関係を求めるなら一緒に住んで寝食を共にしちゃイカンのですよ。魔法はとけてしまう。不倫をやめて結婚した杏果さんは、12時を過ぎたシンデレラになってしまったのです。

まさに、不倫相手だった彼は上の「離れすぎると捨てられてしまう。近づきすぎると斬られてしまう」です。キャリアを積んで経済的には自立しつつ、不倫相手との夢のような時間を楽しむ。それが実は杏果さんにとってベストな選択だったんですね。結婚しちゃいかんかった。

でも、世間的な「女の幸せ」に目がくらんで結婚しちゃったんです。
「自分の幸せの形」をわかってなかったから。

ヴィジョンを持っておくこと、自分の幸せの形を自覚しておくこと。
非常に大切なことですね。

さて。
あなたにとって「満たされる人生」とは、いったいどんなものですか?

タイトルとURLをコピーしました