人材ってばマジ人財~人を使って仕事をするということ

ビジネス:スピリチュアルブログ
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2020年12月にパワーストーンお届け企画をしました。

おかげさまでたくさんのご縁を頂き、400個以上のパワーストーンをお届けすることができました。

しかし、400個ともなるとさすがに、自分一人でできる作業量を超えます。なので、私は友達にSOSを出して急きょ事務作業を手伝ってもらいました。

そうして、無事発送作業を終えることができました。この出来事で、私は痛感したんです。

Nozomi
Nozomi

人を使うって
大変なことだなぁ~💦

採用~経営者にとって難しいハードル

今回手伝ってくれた友達は事務職経験があり、とーっても有能でした。チェックも(言わなくても!)しっかりしてくれるし、作業は早いし、かゆい所に手が届く仕事っぷり。

Nozomi
Nozomi

わぁ~っ!
この付箋のはりかた!
どこを見ればいいか一目でわかる!!

友人
友人

へっ?
別に普通にしてるだけだけど…

Nozomi
Nozomi

イヤッ!
こういうのってね、事務やってる人には当たり前なんだけど、やったことのない人はできないことなのよ!

友人
友人

そ、そうなの?

Nozomi
Nozomi

そうなの!
やっぱり実務経験者は違うわぁ~!

今回、のべ320通以上発送したんです。膨大な量です。
なのに、「届いてません」ってトラブル、見事、ゼロ!!

これ、すごいことですよ。1通くらいなんらかの抜けが出てもおかしくないですよ。申込みされた方が住所を正確に書いてくださった、物流サイドーー配達員さんらが頑張ってくださったというのも、もちろんあります。それ含めて、パーフェクトな発送が行えたということ!すごいー!!

この事実だけでも、事務作業を引き受けてくれた友達の有能さが伝わると思います。

なので、私は今回友達に仕事に入ってもらうことで、大変助かりました。「自分がすべきこと(自分にしかできないこと)」と「人に任せること」の線引き、優先順位をつけることにだけ気をつければ、作業はとどこおりなく進んでいきました。

でも、同時に「人を使うことの重さ」も感じたんです。

今回は私は十年来の知人に手伝ってもらったわけですから、相手の人となりはよく知っています。信頼できる人であることも十分にわかっていたので、作業を任せて自分は郵便局に手続きに行くなど自由に行動することができました。

今回は個人情報を扱う作業でした。ですから、信頼できない人(関わった日が浅くて信頼できるかどうか判断に迷う場合も含む)に任せている場合は自由に動けません。

Nozomi
Nozomi

これがもし初対面のバイトさんを雇っていたとしたら、どうだろう?

こう考えると「ウワーッ!採用って、本当に大変!!」を青ざめたのです。

前々から、経営者仲間の口から「採用ほど大変な作業はない」「採用はバクチ」「採用はいつになっても、どうやったら正解なのかがわからない」という言葉を聞く機会がありました。

それまで「採用される側」しか経験したことのなかった私は、その言葉にビックリしたものです。

Nozomi
Nozomi

エッ!?
面接で「この人だ!」ってわかって採用してるんじゃないの!?

そんなことめったにないよ
大体10分15分話したくらいで
ウチの組織に合う人か合わない人かなんてわかるわけないじゃない

Nozomi
Nozomi

で、でも
面接官は良く見抜いているんだから
ちゃんと対策をしなさいとか就活マニュアルにあるじゃない

この人こそウチのエースになれる!って満場一致で採用した人が3日で辞めたり
パッとしないけど採用してみようって人が今じゃ欠かせないリーダーになってたり
面接段階じゃ本当にわからないよ

Nozomi
Nozomi

はぇ~
採用面接ってそんなものなのね~

採用は本当に難しい
今でも正解ってわからないよ

私は今回、幸運にも友達(人となりがわかっていて信頼できる人)に頼めました。が、一から知らない人を採用しなきゃならない会社って、本当に、大変なんだ!!!と実感しました。

世の中には「コネ」を悪いもののように見る風潮がありますが、信頼できる誰かの紹介というお墨付きをもらえるって大きい。コネなしの人より、コネありの人を採用したくなる気持ち、わかります。

何か問題が起こった場合ですら、その紹介者に間に入ってもらえれば解決もしやすい。
うーん、コネ、いいではないか……。

そして、コネ有る無しに関係なく、長い間一緒に仕事をしてきて「この人は信頼できるな」と感じられる相手の価値の重さ。「人材とは人財のこと」とはよく言いますが、本当にそうです。

多少優秀で仕事のできる人(でも信頼できるかどうかは未知数)より、ちょっと不器用なところはあっても長年一緒にいて信頼のできる人のほうが断然大事です。実務年数や勤続年数が長いことって、価値、ある!!!

ある時、こんなことがありました。

一人でお店を立ち上げ、ずっと一人でお店を切り盛りしてきましたが、手が足りなくなり、スタッフを入れようと考えていた時のことです。

(中略)当時人を雇った経験がない私は、一緒に働く人の見極め方に自信がイマイチもてなかったのです。能力もやる気も、大差がないように感じる時、何が基準になるのだろうか……。考えても、何が正解かわからなくなって、浮かぬ顔をしていたのでしょう。

悩んでいることを察したお客さまが、こんなことを言ってくれました。

「その子が従業員じゃなかったとしても、朝まで酒を飲みながらそいつの悩みを聞けるかどうか。そう思えない人間とは一緒に働くのは難しいよ」

この言葉を聞いて、ああ、なんて格好いいんだろうと。自分が面倒をみると腹がくくれるかどうかなのだろ気づかされました。

営業は「バカ正直」になればすべてうまくいく! p93~94

おまけ:夢を叶えた後ではやらないんだから、今を大事に

今回事務作業をしていて、私は友達の事務能力の有能さに舌を巻きました。

Nozomi
Nozomi

イヤーッ、すごい!
本当にはかどるよ!
あっという間に宛名ができちゃった!

いやいや
こんなこと誰にでもできることだよ

Nozomi
Nozomi

そんなことはないよ
事務作業だって勘所つかんでないと
効率的にはできないんだから
これは経験者の動きだよ

そっかぁ~
事務やっておいて役に立ったわ

Nozomi
Nozomi

うんうん
私も昔事務やってたからこそわかるけど、事務職経験なかったら会計処理とか帳簿の付け方とか、どうやってこなしていいかわからなくて途方に暮れたと思うよ

やりたいことを仕事にしても
事務処理ってついて回るものね

Nozomi
Nozomi

夢を叶えた後で事務の勉強するとか大変じゃん?
だから、一時でも事務職やっててよかったなってすごく思うよ

どんな経験も無駄にはならないものね

これはスポーツなんかでもそうですけど、「昔取った杵柄」で一度真剣に取り組んだことって身についてるんですよね。

今回「この作業やって、その後にこれをして――」と指示を出してやってもらったのですが、友達はやりやすいと言ってくれました。これも事務をやっていたから「どうやって仕事を組み立てると効率よくてやりやすいか」が経験的にわかっていたからこそできたことです。

この記事を読んでいる人の中にも、今の仕事はつまらないとか、決まりきったルーティンばかりで飽きるとか、そういう方もいらっしゃるかもしれません。私も事務職をしていた頃は、銀行とか税務署とか外回りに出たスキにどこのカフェでお茶しよう(サボろう)か、なーんてことばっかり考えてました!

だけど、その経験が今のスピリチュアル業にも役に立ってるんです。ベースとして、あるとないとじゃ全然違う。

やっぱり必要な時に必要なことが起こります。
今の仕事がつまらないと感じている方も、実はその経験こそが役に立つ日が来るのかもしれません。

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