天にあるものは地にもある。アセンションする人はディセンションする

精神世界:スピリチュアルブログ

これは偽りなき真実、確実にしてこの上なく真正なことである。
唯一なる奇蹟の達成には、上の如く下も然り、下の如く上も然り。

エメラルドタブレット全文訳(ラテン語)

上がる人は落ちるし、落ちる人は上がる。
富める人は貧しくなるし、貧しくなる人は富める。
幸せな人は不幸になり、不幸な人は幸せになる。

ちょーっと意味わかんないですよね。
でも、そうなんですよ。

例えば、算命学では「家庭運のいい人は仕事運が悪くなり、仕事運の悪い人は家庭運が悪くなる」といいます。どっちかが手に入ったら、どっちかはなくなるってことですね。

ホラ、良くある話として、夫婦で貧しくて一生懸命働いていた時はとても仲が良かったのに、事業が軌道に乗ってお金がドンドコ入ってくるようになったら夫は愛人を作りギャンブルに明け暮れ、妻は宝石を買いあさり酒におぼれる――なんてあるあるでしょう。

これも貧しい(仕事が上手くいってない)ときは家庭が上手く行って、仕事が上手くいくと家庭が上手くいかなくなるって法則の典型例ですね。

ちなみに、わたくしは、仕事運が良くて家庭運の無い女でぇ~す!!!(ドヤァァァァァァア

典型的に仕事運が良くて家庭運の無い女の画像

や、男運が無いってよりね、男縁が無いよね。
そもそも男の人と遭遇しないもんね。
生身の男の人って生きてるんですか??(お前は何を言ってるんだ……)

つまりね、「上がったら下がる」というのはこういうことなんですよ。「どっちも上がりっぱなし」ってのは不自然なんです。少なくともこの二元性の世界では。

再度の不倫が発覚した元衆院議員・宮崎謙介氏。

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妻の金子恵美さんは、美人で頭も良くて、典型的な仕事のできる女性です。こういう方は、家庭運が低くなるのが自然なんですね。

「仕事もバリバリ、夫婦でラブラブ♥子どもとハッピー♪」なんてのは、芸能人のファミリー売りとしてはお馴染みのやり方です。だけど、そういうのって、自然じゃないんですよね。
どっかが上がれば、どっかが落ちる。今回の不倫騒動は典型例ですね。

ネットでも「またやると思っていた」「ブログでの幸せアピールがわざとらしかった」「本当に幸せな人はSNSで家族仲良しアピールなんかしない」なんて意見が見られました。

皆さん賢いから、肌感覚でわかってらっしゃるんですね。
「あの幸せアピールは、作り物の嘘だ」と。
全方向で何でも成功するというのは、ちょっと二元性の世界からすると不自然なんです。

もし金子さんが仕事が順調かつ夫といつまでも浮気など無く恋人気分の関係を維持できたとしたら、今度は子どもに何か悪いことが出ます。そう考えたら、宮崎さんに不倫してもらって却ってよかったんじゃないですかねえ。

でも、今の時代に不倫ってのは本当に身を滅ぼします。とにもかくにも「不倫、ダメ、絶対」って流れです。
ですから、不倫夫とは離婚したほうが妻自身の運は開けると思うんですけどねえ。

上がることは下がること

二元性の世界、つまり場所があり空間が分断されることで一直線の時間(過去→現在→未来)が作られるところでは、何かが上がると下がります。つまりシーソーゲームをします。

どうしてそうなるのか、例を示します。

今、A星からB星にロケットでバビューンと飛んでいくとしましょう。

A星からの視点でロケットを見ると、ロケットは宙高く舞い上がり、空を上昇します。

しかし、B星から見ると、ロケットは天から下降して落ちてくるように見えます。

つまり、ロケットは「上昇と同時に下降している」のです。
アセンションしたらディセンションするといった意味がお分かりいただけたでしょうか。

この二元性の時空間では、変化があるとき(例の中だとロケットの移動が起こるとき)に必ず上昇と下降が同時に起こります。プラーナ管のエネルギーも、地から天へ向かうものと同時に地から天へ向かうものが流れます。どちらもあるのです。

だからまあ、「何を上げたくて何が下がっても良いのか」が大事ってことになるかもしれませんね。人生において何に重点を置いて、何を捨てても良しとするのか。

でもね、これは二元性の世界だからそうなるのであって、二元性を超越するならば同時に全てを手にすることもできるんです。しかし、その時も「自分はすべてを手に入れたぞ!」なんてイキってしまうと、浜辺の砂の城よろしく、あっというまに海の泡と消えてなくなるんですよね。

この世界を生きるということは、何とミステリなことであることか。
生きてるだけでミステリ。

天にあるものは地にあり、上がるものは下がる。
天に至ったものは地に堕ち、地に堕ちたものは天に至るのです。
Vice versa, 逆も真なり。

正しい主張の反対は誤った主張である。
しかし深遠なる真理の反対もまた深遠なる真理であり得る
(物理学者 ニールス・ボーア)

部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話 P165
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