私たちは宇宙に動かされている? 知られざる太陽の力

ビジネス:スピリチュアルブログ

私たちにとって、無くてはならないもの。それが太陽です。
私、東洋占術だと日干が天下の陽キャラ丙ちゃん!なので、太陽的な質にはシンパシーを感じます。

太陽はただひたすら規則的に、毎日東から昇って西に沈んでいくように見えます。しかしながら、太陽活動には実は強弱があるんです。活発になる時と、そうではない時があるんですね。およそ11年周期で活発な時と活発でない時のサイクルが繰り返されると言われています。【参考】太陽活動周期 – Wikipedia

詳しく知りたい方は日本地球惑星科学連合2013年大会トップセミナーの動画を見てください。高校生向けに話されているので、大変わかりやすいです。4:10頃から太陽と黒点の話が出てきます。

で、ですね。
太陽活動が活発になると、人(社会、経済)の動きも活発になるというんですよ。

ここ5年間くらい、太陽活動って低調だったんですね。そういうときって大衆は大人しくて戦争や混乱は起こりにくい(何か事故や災害があっても、じっと耐える人が多い)時期なんだそうです。

しかし、太陽活動が低調な時期にもかかわらず、ここ最近黒点数が増えてきました。11/28にはとうとう76個に。

2020年10~11月剋点数
【画像元】EISN | SILSO

76というのは、大雑把にいうと中程度の活動にあたります。
小さめだった前回のサイクルの最大期と、同じくらいの黒点数です。

嶋中雄二さん (三菱UFJモルガン・スタンレー証券参与、景気循環研究所長)の著書、太陽活動と景気。太陽活動と経済活動はリンクしてる説を、三菱UFJモルガンスタンレーの人がガチで真面目に論じてるんですね。

正直なところ、私は「へぇ~」と話半分で聞き流してたんです。
けど、最近、いきなり黒点数が増えた。
すると世界的に株価が高騰しましたよね。

エラー

11/28にはイランの核科学者が暗殺されたというニュースが流れてきました。「これはイスラエルのしわざだ!戦争を仕掛けてようとしている!」的な報道もあって、真偽は分かりませんけれどもキナ臭い感じです。

イラン核科学者暗殺か 外相「イスラエルが関与」 - 日本経済新聞
【イスタンブール=木寺もも子】イラン国防省などによると27日、同国の核開発で中心的な役割を担ってきた科学者のモフセン・ファクリザデ氏が首都テヘラン近郊で何者かに暗殺された。ザリフ外相は「イスラエルの関与を示す重大な形跡」があると指摘した。革...

どうしてこのニュースがキナ臭いかというと、ツィッターの今の話題(おすすめ?)的なところにバーンって載ってたからです。いや、大変なニュースなのはわかる。わかるけど、いつも「推しの良いところを教えろ」だの「わたしのアニメ歴3選」だのテレビ番組の話題だの、超下らないトレンドばっか載せてるのに、いきなり中東のシリアスな話題を取り上げるところが胡散臭い。

なんでこのニュースをいきなり取り上げるんだ。予備知識なしに読み解けるニュースじゃなかろうて。なぁ~んか誘導したいんじゃないの?
なーんて、穿った目で見ちゃいます。

でも、とりあえず「太陽活動が活発になると社会活動が活発になる(事件や暴動が起きやすい)という観点から見ると、これもその流れに沿った動きとも言えます。

ちなみに、2000~2019年の太陽活動と起きたことを時系列に並べたグラフは以下の通りです。

人間は、思ったよりも太陽の影響を受けているものなのかもしれません。自分の意思で動いていると思っていても、実は宇宙的な大きな力の影響に、知らず知らずのうちに誘導されているという面も否定はできないのではないでしょうか。

そういえば、ハトホルのメッセージの中にも、太陽風に関するものがありました。高次元のマスターも、太陽の生物に対する影響について論じているのです。

磁場は暗い。つまり引き寄せる力とは暗い闇

先程の動画4:35~
「黒点は温度が相対的に低いので暗く見えている。なんで暗く見えるかというと磁場があるからで、黒点には強い磁場があります」

この説明からすると「中心になるものは実は暗い」という見方もできます。そういえば宇宙を構成する4分の3弱は物質ではなく、宇宙膨張の原動力となる暗黒エネルギーとされているって言いますよね……。【参考】暗黒物質とは – コトバンク

実は、五行陰陽論でも「火(太陽)というのは表面的に明るいが中身は暗い」という説明がしばしば目につくんですよね。周りを明るく照らすもの、光を生み出すものの本質は、闇であると説いているのです。

火天大有

これは易経の火天大有かてんたいゆうの卦にも通じます。リーダーが前に出て輝くことなく、度量のある徳によって人を引きつけ治むる。そういう組織こそが一番強いと説いているのです。

火天大有は、社長が長期出張などで留守にしても、かえって業績が伸びるような組織図になっています。

火天大有の卦の六本のこうを上下三本ずつに分けると、上は八卦の離(火)、下は乾(天)です。太陽が中天に昇り、明るく照っている時をあらわしています。離(火)は、火、太陽、明るい。そこから明知、能力を意味します。

離の象は、火が燃えている形になっています。
太陽は核である太陽自体は暗く、周りが明るく燃えています。
身近なところで、ろうそくの火を思い浮かべてください。真ん中の芯の部分は暗くなっていて、その周りが明るく燃えています。

芯そのものは光を発しませんが、火がつけば明るく燃え上がります。
暗い芯の部分にあたるのが陰である五段目のリーダーです。組織を最も長く保つのが、この、ろうそくの芯のタイプのリーダーです。自分の力を主張せず、人の能力の火つけ役になります。組織の指針、方針を決め、管理役に徹して、あとは人に任せます。

人の能力を最大限に生かせるリーダーは、まず、環境作りがうまいのです。仕事を与えるのではなく、場を与えます。自由闊達な環境の中、仕事を通して人が育っていきます。ある程度の責任は与えても、部下の失敗の最終責任は自分がとるという、中心の芯の役目を務めます。

そしてまた、火天大有のリーダーは「大人を見るにろし」を実践できる、聞き上手でもあります。下位であろうが上位であろうが、立場に関わりなく、人の意見を柔軟に受け入れて、その能力を引き出します。周りにざっくばらんに意見を言わせることで、得られるものは多く、一人一人の個性や能力も把握できます。また組織内外の状況も明々白々となって、正しい采配ができるようになります。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ p134~135 太字強調は記事作成者による

太陽の活動が活発になると、黒点が多く出現します。つまり、磁場が強くなり太陽フレアやCME(コロナ質量放出)などの太陽風(磁気嵐)が起こります。

人々が活発に動く場は、中心になる人物こそが黒点のように暗く目立たない。フィクサーのように後ろに構えていて、前に出てこない。こういった状態は、自然の理に合った形と言えるのでしょう。実際、太陽活動が活発な時期は人を引きつける指導者が現れるとも言われています。

自分の意思で生きていると思うと、この世界は窮屈でちっぽけで可能性も狭められているように思えるかもしれません。しかし、自分は宇宙の一部で、何か大きな力に突き動かされているのだと考えると、心に解放感がやってきます。

どうぞ、マクロの宇宙にも目を向けてみてください。
私たちは、宇宙の一部なのですから――。

「リーダーの易経」増補改訂版です!

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