なんなんですかね、この上から目線は。
私は最近うどんを打ってるんですよ。毎日のようにうどんを打っています。強力粉で打ってみたり中力粉で打ってみたり薄力粉で打ってみたりします。ごん太にしてみたり極細にしてみたり、色々試しております。
そばも打ったことあるんですけど、そばは、美味しく仕上げるのが難しいんです。特に十割そばだとぼそぼそしちゃう。でも、うどんってのは意外と何とかなるんです。適当でも水加減間違っても、煮ちまえば結構何とかなる。
しかもうどんの何がアレって、コスパの良さ。
粉物のコスパの良さって有名ですよね。
使う小麦粉によりますが、2020/11/16現在Amazon最安値の小麦粉はニップン 強力小麦粉 1kg219円。
この粉を使ってうどんにしたら、1食20円です。
強い。強いぞ、うどん。
うどんしか勝たん。
夜中にお腹が空いたけどコンビニ行くのも面倒くさいってときに、小麦粉と塩(と水)があれば「じゃあうどん打つか」ってうどん食えるんですよ。
そう、うどんの材料って、小麦粉+塩+水←これだけ!
しかも、うどんにしなくても適当に形ちぎって丸めてすいとんにしちまってもいいし、伸ばしてオーブントースターで3~5分焼くとカリッカリのスナックにもなります。あんこ付けて食べてもいいし、ジャムつけても砂糖醤油でも美味い。
うどん、すごくね?
うどん、すごいよ!
というわけで、お前らもうどんを打って食うといいんだぜ。
手打ちうどんの作り方

材料(2食分)
- 小麦粉 160g
(強力粉でも中力粉でも薄力粉でもいいけど、硬めでコシのあるうどんがいい人は強力粉がおすすめ。柔らかくてパックの「うどん(ゆで)」が好きな人は薄力粉がオススメ。スタンダードに作りたい人は中力粉を使うか、強力粉1:薄力粉1でブレンドすると良い) - 塩 小さじ1強
- 水 100cc
作り方
- 塩と水を混ぜて、塩水を作る。しっかりと塩を溶かす。
- 小麦粉に塩水を半分ほど入れる。(全部入れないこと!!!!)
水加減を見ながら、水を少しずつ足していく。割と粉粉しててようやくまとまるかな?くらいになるまで水を足す。
※ここでドバっと塩水入れすぎて結構じゃぶじゃぶになっちゃっても割と何とかなります。ただ柔らかくて切れやすいうどんになります。 - 時間のある時:ボウルの上に手拭い等でフタをして1時間くらい寝かせる。
時間の無い時:4へ - 生地を錬ります。
ストレスが溜まってる人は、ぜひ足で踏む方式でいってください。「死ね!死ね!」とか思いながら踏めば大変スッキリします。
でも、私は余計なビニールゴミが出ることにちゅうちょするエコでサステイナブルな鼻持ちならない人間ですので、手で直で揉んじゃいます。生地を薄っぺらく伸ばして、それをクルクル巻いて、また薄っぺらく伸ばす。これを7回繰り返します。 - 生地をまとめます。
弾力が出てきたら、まあるく生地をまとめます。まあ、めんどくさかったら適当な大きさに四角い形で折りたたんでもいいです。 - 綿棒で生地を伸ばします。生地がくっつかないよう、片栗粉(分量外:大さじ1 なければ小麦粉)をまな板の上にふります。綿棒で厚さ2~3ミリ程度に伸ばします。
- 伸ばした生地を切ります。まず生地を三つ折りにして、端から5ミリくらいに切っていきます。
- 煮ます。鍋に多めのお湯(できれば2リットル以上)を沸かし、3~5分くらい煮ます。薄力粉のうどんのほうが早くゆで上がって、強力粉のほうがしっかり時間をとる必要があります。
好みの硬さにゆで上がったら、ざるにあげます。冷たいうどんの場合は、水に通して締めます。 - 醤油をかけて食います。生醤油うどん、(コスパ)最高。薬味を添えても良いです。
さて、お気づきになりましたか。
これ、2食分です。
一人で孤独のグルメプレイしつつ食うと、1食余ります。
なので、余った分は水に通して(ぬめりをとって)ざるに上げて水気を切り、ジップロックコンテナにぶち込んで冷蔵庫に入れましょう。3時間後にはスーパーでおなじみあの「うどん(ゆで)」ができています。まじで普通にゆでうどんの味です。鍋の締めに最高。適当なめんつゆをかけて鍋焼きうどんにしても美味いです。すぐ食べない場合は冷凍保存も可能。
これでコスパ最強。1食20円。
材料は小麦粉と塩と粉のみ。
何それ、うどん、最高かよ。
というわけで、あなたもうどんを食うと良いのですよ。うどん教に入るのです。