超絶スピリチュアルなメッセージをもらいたい人こそ、地に足をつけよう

人生:スピリチュアルブログ
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はじめてセッションを受けた方にこういわれることがあります。

な、なんか
意外と普通のこと言うんですね…
もっと前世はどうとか宇宙はどうとか言われるかと思ってました

そうなんですよ。
だって、現実的に「こうしたほうがいい」っていう手段は、実に現実的なアドバイスになりますからね。王道というのは実にシンプルで平凡なものなのですよ。

占い師
占い師

新月の日に祈りなさい
光と共にあなたの願いをかなえてくれる天使が現れるでしょう…

なーんてこたぁ、まず言われないわけです。
でも、「準備のできた人」には、「そういうこと」が起こる場合も、あります。
何事も、準備が9割なのです。

その準備というのは、グラウンディングがキーになります。
シッカリと地に足をつけている人のほうが、却ってスピリチュアルなメッセージがやってくるのです。

偉大なるプレアデスのマスターが
私のことを人を導くグルだと
認めてくれたんです!!!
私の前世はイシスなんですよね!?

こんな感じでガッとくるお客様は、まあ、リンデンバウムにはあまりいらっしゃらないのですが、こういうグラウンディングの弱いタイプのフワフワしちゃってる方に、とんがったスピリチュアルなメッセージは来ない可能性が高いです……。

あの、おっしゃってることが事実かどうかじゃないんですよ。
こういう方も、実は正しいことをおっしゃってたりするんですよ。少なくとも本人にとってそれは事実なんですよ。

でも、このような方のおっしゃることが、現実で花開くかというと、ちょっと…難しいです。
なぜならエネルギーが宙に浮いちゃってフワッフワしてるから、地に降りる(現実化する)ことができないんですね。グラウンディングできてないんです。

周波数を三次元地球に合わせられないから、「なんかチョット頭のおかしいイカれちゃってる人」扱いで終わっちゃうんですね……。そういう方も、愛はあるはずなのに、この世界で花開けないんです。悲しいですね……。

突き抜けたスピリチュアルなメッセージが欲しい人ほど、逆説的なのですが(ここは二元性の世界なので!)地に足をつける必要があります。つまり、この世界に根づいて「ここで通用するやり方」を学ばねばなりません。

私が「コミュ力大事!!」と口を酸っぱくしていうのは、「この世界での伝え方を学ぶ必要がある」ということともつながります。

「○○の日に××神社に行けば幸せになれる」とか、そういうことはグラウンディングがしっかりしてこそ効果があるものです。フワッフワの「スピ大好き☆彡」ちゃんは、おまじないをしても新月に祈ってみても、単なる「不思議ちゃん」扱いされて現実で花開くことがなかなか難しいです。

ここに降りてきた意味、スピリチュアルな使命を果たしたいと思う人ほど、まずは「この世界での身の振り方」を学ぶ必要があります。現実的にふるまい、地に足のついた信頼できる人であることを、周りに認めてもらう必要があります。

そうしなければ、あなたの素晴らしい宇宙的な愛も、地に降りないのです。
繰り返しますが、「ここの世界での伝え方」を学ぶ必要があります。

スピリチュアルな生き方が「社会に上手く適応できないダメ人間の現実逃避だろう」と見られてしまうのは、大変残念なことです。だから、スピリチュアルな道を行くわたしたちは、まずは地に足をつけねばなりません。

そういった理由で、ちょっとフワッフワで「スピリチュアルなお告げがもらえるかもぉ~♪」と期待される人ほど超現実的なメッセージが来るのです。「あなたの良さを伝えるためにセルフブランディングを大切にしましょうね」「コミュニケーション技術を磨いて人間関係を改善しましょうね」「フワフワせずに、シッカリと経営戦略を立てましょうね」と。

手っ取り早くグラウンディングをする方法として、仕事に励むことが挙げられます。
ハトホルの書では、マスターであるハトホルが仕事(奉仕)に関して以下のようなメッセージをよせています。

底面の四つの起点の三番目はあなたが地上での時間をどのように送るか、つまり世の中での仕事や、他に対する奉仕に関わるものです。

これは仕事とかさなる場合が少なくありませんが、職業だけというわけではありません。それ以外のこともあります。あなたがどう世界と関わっているか、どう世界と対峙しているか、自分のエネルギー、関心、奉仕などといった観点から世界に何を与えているかということです。

あなたの仕事や奉仕活動は、あなたが真実の自分をいかに表現しているかにつながります。
「仕事とは愛の顕在化にほかならない」という言葉がありますが、わたしたちも同感です。従事する仕事は愛や気づきや意識、そして熟達した知識や技能などを顕在化する場なのです。

仕事は個人的表現でもあり、内側の不明瞭だったり混乱して濁っている部分を映し出して見せてくれます。
したがって、もしあなたが今の仕事に、あるいは創造性や愛の表現による今の世の中との関わり方に満たされないものを感じているなら、自分の内側のその領域で、フワッとしてしまっている不明確なところに向き合うことをおすすめします。問題は仕事にあるのではありません。

問題は、仕事や奉仕というエネルギーの使い方をとおして、あなたがどう世界と関わっているか、あるいはどう関わることを拒否しているかなのです。

ハトホルの書 均衡ののピラミッド P124〜125

誤解しないでいただきたいのですが、あなたのスピリチュアルな感性を抑圧しろと言っているわけではありません。それはそのままで大切にして、ちゃんとパッケージの部分は「地球仕様」にしましょう、という話です。この世界で通用するやり方を学ぶ必要があります。

ですから、コミュニケーション能力が大事なのです。
「自分は5次元のシリウスからやってきたアセンデッドマスターです」というのは、たしかに事実なのかもしれませんが、そういうことをここで真顔でブッ放しても精神病院に収容されるだけなんですよ。

ここでのやりかたを学んで、賢くあなたの愛を伝えてください。
つまり、「グラウンディングしてコミュ力をつけましょう!」ということですね♪

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