嘘だらけの世界で、本物を引き寄せた話

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望むことは叶えられないこともあるというのではなく、望むことはただ単に受け取ればよいということを、人は知らない。

「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択  P20

この話は、正直私的には別にブログに書く必要性を感じていないのですが、上の人(私のガイド)が書け書けというので書きます。

最近、正直不動産(9)を読んでて、肝が冷えたんですよ。

Nozomi
Nozomi

私、なんて危ない橋を渡っていたのだろう…

自分がマンションを買った時の、あまりもの無防備さに唖然としてしまいます。
例えば、売り主さんに↓こんな賢いことされたら、私も一発アウトでしたよ。

↓こんなマンション買ってたらアウトでしたよ。

以前、あるリゾートマンションを取材したとき、マンション自体は価格が下落し、売り出し時の五分の一以下で売られており、買い手は割と早めに見つかった。
ところが、その買い手がいざ購入したところ、数百万円の滞納管理費等の支払いを求められたのである。

正直不動産(9)巻末スペシャル・エッセイ

↑こんなことされても、マンション買ったアラサー当時の私は全然気づけなかったですよ。

そんなアホアホな私が無事望む形でマンションを買えたのは、ある一人のマンション仲介をしてくださった方のおかげでした。

「ピン」と来た。「この人に頼んでみよう」

その業者を知るきっかけは、アナログなポスティングのチラシでした。「不動産仲介をしていて、こんなマンションを紹介できますよ」というリストが乗ったチラシがポストに入っていたんですね。

新築にしろ中古にしろ、マンションのチラシって結構入ってくると思うんです。そのチラシが目を引いたのは、裏面に何種類ものマンションの間取りと価格がズラーッ!と並んでいたこと。

普通そういうチラシって大体1軒の情報しか載ってないじゃないですか。多くても2~3軒がいいとこ。でも20件くらいリストアップされると「おおっ!」って思いますよね。

早速資料請求して、毎月マンション情報を送ってもらうことにしました。
毎月送られてくるマンション情報はゆうに100件以上がリストアップされていて、「こういう間取りでこういう立地で築10年くらいだと、こういう相場になるのか~」と、とても勉強になりました。

そして、その業者さんが信頼できるなと思ったのは、毎月送られてくるリストについていたマンション購入に関するコラムです。

正直不動産でも上のように言っている通り、その方のコラムにも「マンションは管理を買え」と書かれていました。

「そのマンションの管理が行き届いているかどうか」を見るには、まずエントランスの掲示板、郵便箱が整理されているか、後ゴミ置き場がきれいに整理整頓されているか。ここを見ると大体推測できるとも書かれていました。

Nozomi
Nozomi

なるほどなぁ~
勉強になるなぁ~!

1年くらいマンション情報を取り寄せて、コラムを読み続けました。
そして、目星をつけた私は、業者さんに連絡を取って内見をお願いしました。

その業者さんは宅建所持者で一人で仲介業をやってらして、以前は商社にお勤めだったとのこと。田中角栄の金の使い方などで話がはずみ、とても楽しいおじさまでした。自宅兼事務所にお邪魔すると、穏やかな奥様と大きなワンちゃんとゆったりと暮らしていらしたのが印象的。

その時私はノンキに何にも考えておらず、ただ「ピンと来た人にお願いする」と自分の直感に従っただけでした。なぜ、彼のような「マンション買い手専門」で仲介の仕事をする人がいるのか、ということまでは浅薄にも頭が回らなかったのです。

その理由を、10年以上経って「マンガ・正直不動産」を読むことで知りました。

ここを読んで「そういうことだったのか~!」と膝を打ちました。
その業者さんは、マンションの買い手側専門で仲介についている方で、自分で物件をもって売ることはしていなかった。つまり、この「両手」を防いでいたんです!

純粋にお客様の利益のために動くには、売り手側と買い手側が単一の同じ業者を通じて取引をすることは好ましくないわけで。

例えば、「売却額の○%を仲介手数料とする」という取り決めがあった場合、高く売れたほうが仲介業者は得ですよね?
そういう時に、業者はできるだけ高く売ろうとする。つまり、買い手側が不利になるのです。

その方は、そういう不動産業界に疑問をもって買い手側専門の仲介業者をやっていらっしゃったのでしょう。すばらしい志の高さです。

でも、何もわかっていなかったアホアホな私は、能天気に「うーん、○万円だったら買います!!○万円まで下げてもらえないか交渉してください!!」と値下げ交渉をお願いしました。

その業者さんは売り主さんとの値下げ交渉も頑張ってくださいまして、希望額までは下がりませんでしたけれども、納得がいく価格を引き出してくれました。
今思うとさ、値段下げたほうが自分の報酬も下がるのにね……。

そして、売買にも当然付き添ってくださり、詳しいことはちんぷんかんぷんの私にも丁寧に説明してくれました。「ね、抵当権はついていないでしょう、ここを確認しておくことが大切なんですよ」って感じで。

そんなこんなでアラサー世間知らずのピヨピヨちゃんだった私も、無事マンションを購入し、今日まで快適に暮らせているわけです。本当にありがたいことです。

正直不動産を読みながら、その業者さんはかなりの苦労があったのではないかと偲ばれます。なぜなら、両手を防ぐような業者なんて目の上のたんこぶ。しかも自営業で組織もない脆弱な体勢。大手不動産業者にとっては「いやなオッサン」だったのではないかと思うのです。

私は「この業者さん、とってもいいよ!」とマンション購入を検討している友人にオススメしたことがありました。

ひと月たったころ、友人が暗い顔で言いました。

友人
友人

なんかさ
紹介される物件、紹介される物件
「もう決まりました」って言われて断られちゃうの

でも、不動産のポータルサイトで見るとまだ売り出し中なの
どういうことなの?

ウチの旦那は「そんな個人が自営業でやってるようなところは信用できないから、大手の不動産業者にたのめ!」って怒ってるの…

結局、この友人は夫に従い、大手不動産業者で物件を決めることになりました。その時はスムーズに買えたそうです。

Nozomi
Nozomi

なんでそんなことになってるんだろう?
あの人が嘘をつくような人には見えないし
どうして売れてない物件を「売れました」って嘘をつく必要があるんだろう?

こうモヤモヤと思いました。
その謎が、正直不動産を読んで解けたんです!!

ああ、あの業者さん、囲い込みに遭って売れてない物件を「売れました」って嘘つかれてたんだ……。もちろん不動産業界のそういうとこなんてよくわかってるだろうから、悔しくても「売れてしまったみたいです」ってお客さんに言わなきゃならなかったんだ……。

私の買ったマンションは単身者用で(マンション的には)安価なものでしたから、囲い込みも行われなかったのでしょう。でも、友人は夫婦二人と3匹のかわいいワンちゃんで暮らすためのハイグレードな分譲マンションを探していたので、ガッツリ囲い込まれちゃったんですね。

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そうやって、嫌がらせのようなことをされても、マンションを買う人の立場になって孤軍奮闘されている方だったわけです。正直不動産を読んだ今、あの方がどれだけありがたい仕事をしてくださっていたのか、どれだけの苦労をされていたのか頭の下がる思いがします。

不動産の世界は「千三つ」といいます。
1000あるうちの3つは本当で、あとは全部嘘という意味です。それくらい嘘ばかりのだましばかりの業界ということです。

でも、ちゃんと自分の感覚や直感に従っていたら、その千の中の三つすら引き寄せることができるのだなと思います。
誠実な方との出会いに、誠実な仕事に感謝です。

あらゆる課題の解決策はすでにそこにある。だから、解決に当たっては、まずリラックスして、解決することについての恐怖感や不安感が少しでもあれば、そのような感情を払拭してもらいたい。

自分を解放し、思考を止め(思考機関のスイッチを切り)、空っぽの状態を思い浮かべよう。こうすると、解決策、それも非常に単純なやり方がすぐに浮かぶことがよくある。

もしそうならなくても、嘆いたりせず、思考機関のスイッチを入れてほしい。また次の機会に試したらうまく行くだろう。

こうしたことを実践すれば、いわゆる直観的な「知」に到達する能力を上手く開発できる。そうすることを自分に習慣づけさえすれば、それでよいのだ。

「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィン―幸運の波/不運の波の選択  P114
正直不動産(1) (ビッグコミックス)
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