天秤座~さなぎから蝶への変容。新しい世界への羽ばたき

ホロスコープ

本日9月23日から、太陽天秤座月間に入ります。
天秤座生まれの方、お誕生日おめでとうございます♥

Happy Birthday! – Jazzy Piano Arrangement by Jonny May

自己の追求から、他者との協調の世界へ

天秤座というと「社交的」とか「エレガント」とか「オシャレが好き」とかいいますよね。

う~ん
私天秤座金星なんですけど
別にオシャレ好きじゃないですよ?

どうやったら自分の金星を生かせるのかピンときません

なんて話も聞きます。

薄っぺらい天秤座の意味ではなくて、深い天秤座の意味合い、シンボルとしての天秤座まで深めると、「天秤座の活かし方」がわかるのではないでしょうか。

そもそも天秤座とは何ぞや。と考えるときに、「じゃあ前のサインの乙女座って一体何だったんだろう」と目を向ける必要があります。前のサインの流れを受け継ぐからこそ、そのサインが顕現するからです。

乙女座では個人としての完成を目指しました。だから乙女座は完璧主義といわれるのです。
個人としての世界を完成させるというのは、エゴを浄化することにつながります。すなわち、乙女座(もしくは6ハウス)は周囲の犠牲になって奉仕をすることになります。その試練を越えてこそ、エゴは削り落とされるのです。

さて、個人として完成された人間が、次にどこに向かうと思いますか?
内面を十二分にみがいた人は「自分だけではなく、もっと広い世界」に目を向けるようになります。ここで「他者との関係」が重要になってくるのです。天秤座です。

天秤座のエレガントさというのは、乙女座のエゴのそぎ落としがあってこそ得られたものなのです。イタイ承認欲求なぞ浄化して、ただ純粋にある。優れた乙女座はその境地を獲得します。その乙女座あってこそ、天秤座の美(守護星:金星)はストレートに顕現します。

自分の持つ天秤座的資質がピンとこない、上手く開かないという方は、乙女座的な浄化のプロセスに戻ってみてください。個としてのレベルが十分に上がってないと、天秤座は輝けません。人に振り回されて終わってしまいます。

天秤座の重要テーマは「バランス」です。
自己の世界から「他者のいる世界」に飛び出していった時、まずバランスを取らないといけません。今まではマイペースで良かったのに、人と協調して動く必要が出てくるからです。

雑誌の「12星座占い」などで「天秤座ってこんな人♪」的な記事を見ると、天秤座ってすごくスマートで優雅な人に見えますよね。

でも、それって、白鳥が目に見えない水面下ではバタバタバタバタと一生懸命足を動かしているからこそ沈まないのと同じなんです。見た目には涼しい顔してエレガントに見えますけど、その優雅な様子は天秤座本人は無理してものすごい頑張った結果だったりするのです。

実際、天秤座のサビアンシンボルを見てみてください。結構キッツイのが多いです。当たり前です。7番目、ディセンダント(秋分点)を越えて劇的変化に見舞われるサインが天秤座なのですから。

世界が180度変わってしまう。折り返し地点、すなわち東洋占術でいうところの「納音」的な質が天秤座にはあるのです。

最後に行きつくのはバランス厨~天秤座冥王星世代

私の一番深いところに横たわっている感覚は、バランス重視の考え方です。なぜなら、私は冥王星天秤座世代(1971年11月~1972年4月、1972年8月~1983年11月、1984年6月~1984年8月生まれの人)なのです。

単純に金ばかり儲けても、落とし穴にハマりますよ。
陽の才気をきらめかせたいなら、陰の人徳も大切になります。
バランスが大切なのです。

陰徳の大切さと引きこもり | リンデンバウム メルマガ読者限定記事

「陰も陽も大事だよ、陽ばかりじゃダメなんだよ」と色んな記事で書いている通りです。今の世の中は物質至上主義、つまり陽の質ばかりを尊び陰の質を軽んじるきらいがあります。

しかし、ここは二元性の世界なので、陽を極めるものは陰にたどりつくのです。

例えばね、自分の魅力を発揮してドンドン友達を増やすとしますよね。これは陽の力です。
だけど「陽なら何でもいい」と思ってると、クソみたいな人たちが大勢友達になってくるのですよ。そんな友だちいらねえよ、みたいな人とたくさん縁ができてしまう。

「陽ならそれでOK」というわけにもいかないんです。「自分にとって質の良い、心地よい陽のエネルギー」を使う必要があります。そのためには、陰のエネルギーも備えねばなりません。例えば、「この人いやだなあ」と思った人にニコニコしないでサラッとかわしてこっそりと縁を切る、だとかね。

天秤座の惑星を持っていて「イマイチ上手く生かせてない」感がある方は、陰陽の巡り方を参考にしてみると良いのではないでしょうか。
易経でいうなら「地天泰」と「天地否」の卦の巡りを勉強してみると、含蓄ある教訓を得られると思いますよ。

ここで、サビアンシンボル天秤座9度「アートギャラリーにかけられている三人のマスターの絵」をご紹介させていただきます。天秤座の資質を上手く生かすと、陰陽の中から中庸が生まれる。つまり、「マスタ―は三人」なのです。

自己実現をするには、大きな展望のもとに、長期にわたる努力が必要だ。過去の精神修養の伝統とか、先人の偉大な業績に対して尊敬の念が高まる。

そして自己実現の願望も、個人的なものではなく、実は古い時代から多くの人が同じように追求してきた事柄であり、自分の試みもなにも特別なものではなかった、と気がつき、奉仕的な長期にわたる自己修練の道を志すようになる。

人類が交わった遠い昔のグルとの契約。
無償の行為をつづける訓練に入ること。
この度数を持つ人は、いろんな組織や団体で、世話人のような立場になりやすい。

対向にある牡羊座9度は、水晶を見つめる男。
同じように、天秤座9度でも、絵やビジョンのなかに、偉大なるものの影を感じとり、それとの遠い間接的な関係を通じて、自分を磨く。

天秤座9度 愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)

連鎖する変容
高次の叡智は、歴史を通して一人の師からまた別の師へと損なうことなく生きた形で、進化した伝統として受け継がれていく。

スピリチュアルな道を深く経験すると、現実に光を顕現させる旅は一定のプロセスをたどるものだということがわかってきます。そのプロセスというのは、とても古くから知られているものであり、マスターたちによって何世代にもわたって伝承されてきたものでもあります。

瞑想や観察や気づきを通じて、3という数字の中にその秘密は隠蔽されてきました。今を生きる我々も、3という数字を通じてこの秘密に触れることができます。

この秘密は、生まれる前にどんな力を備えてきたのか、つまりは創造主としてこの世でどんな使命を果たすべきなのかということに気づく可能性―そして義務―を授けてくれます。

ルディア:アートギャラリーで特別室の壁にかけられている三人の「古代のマスターたち」の絵
芸術の師と経験による技巧:古代の芸術はその知恵を伝え、天の栄光を授ける

絵画というのは往々にして、時を経ることで価値が出てきます。単純に人類の遺産という意味合いも出てきますし、なにより本質的な美しさが目覚めてくるのです。遺産というものはとてつもない価値を秘めておりまして、個々人の命の使命を示す拠り所にすらなります。

今現在、そして過去経験してきたパートナーシップもそうです。二人で築いてきた関係は思いもよらぬ形で壊れてしまったりもします。その関係や別れがもたらした意味に気が付けるのは、いつも時間が経ってからなのです。

ゆえに、これから叶えたいと思っていることは、何らかの機会にふとしたきっかけで浮かびあがってきます。もし私たちが深くに横たわる叡智と調和するならば、例えば古代のマスターの価値を認めたならば、その時我々は素晴らしい未来を手に入れることができるでしょう。

例えば、些細な日常生活に価値があると気づいて感謝をささげるために、人と一緒に過ごすことで、我々は感情レベルを劇的かつ完璧に上げることもできます。この行動は自分の存在に価値があると気づかせてくれるだけではなく、より良い未来を引き寄せるに過去の経験の意味を神秘的に書きかえることすらできます。

魂の質を高めるような自己表現は、自分が望むような相手を引き寄せます。さらに、はっきりと具体的にこうしたいという意思を定めることで、引き寄せた人たちと(何がしたいのかという)意図の力を調和させやすくなり、ビジョンを投影する力を高めてくれます。

我々は、ともにもかくにも、過去の叡智に対する認識を今に合った形で調整し直す必要があります。形骸化した崇拝で失われてしまった伝統を取りもどすには、現代社会に合った形に翻訳し直すことです。評判の悪い人よりもなぜか上手くいかない自分にも、使える形にすることです。

調和し満たされるためには、現実で起こったことは魂にとって必要なことで宇宙的な価値がある、そんな個人の人生経験から得た叡智をどうやって使うかにかかっています。

世の中にあるどんなことでも、集められ作られた何世紀もあとに日の目を見るような芸術作品でも、今までしてきた経験には高次の使命が隠れているのだという気づきのヒントにできるのです。一見何の変哲もない芸術作品は、実はもっと精妙なエネルギーを秘めたものであり、高次のエネルギーと調和するための秘術を教えてくれるものでもあるのです。それゆえ、芸術や美しい文化というものは、とても重要なものなのです。

Three old masters hanging in an art gallery – Libra 9 (8° – 9°) Sabian Mysteries(英語)

「美しい物」は無くても生きていける。
しかし、人はパンのみにて生きるにあらず。
自己の世界を飛び出て他者との調和の世界へと踏み出した天秤座に、なぜ「美(エレガンス)」が必要なのか。それは、このサビアンシンボルから教えてもらえますね。

天秤座の守護星は金星です。
金性以外の星が天秤座だったとしても、天秤座的特性を生かすためには「美」が必要です。美しいものに触れ、心の琴線を揺らす。その経験こそが、天秤座の真のエネルギーの輝かせ方を教えてくれます。

あなたの天秤座を輝かせる おすすめ3つ

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