年齢を重ねるとともに人として練れるという美

人生:スピリチュアルブログ

私、マンガ・後ハッピーマニアを読んでいて、胸を突かれました。
「うわー、タカハシ、うちのお客さんによくあるあるパターンじゃん…」と。これは一言書いておかねばならぬと。

当サロン、リンデンバウムは恋愛推しではありません。むしろ恋愛非推奨です。

グーグル先生での検索も、「恋愛を押しつけられたくない系」の方がたくさんいらっしゃってる様子が垣間見えます。まあ、どぶろくの作り方のほうが知りたい人多いんですけどね(何のサイトだここは…)

スピや占い系の方は、「子ども欲しくない」とか「恋愛興味ない」系ってぶっちゃけブルーオーシャンですよー。10年前は恋愛、不倫、復縁こそがドル箱だったんですけど、今はレッドオーシャンです。

草食系ラブ&ピースで売って行ったほうが賢いですよー。メタい話ですけど。

さて、戸籍を使った結婚制度というのは、一つのシステムであって、そのシステムを利用する必要を感じる人は結婚したほうが良いし、システムにメリットを感じないならしないほうが良いものです。

そもそも民法による結婚は愛情のためのシステムではなく、徴税と徴兵のために明治政府が作ったものなのですから、「好きだから一緒にいたい☆」で結婚するのは根本的に間違いなのです。だから結婚した後に「こんなはずじゃなかった」とか思う羽目になるわけで。

「結婚」というシステムを使ったほうが、自分にメリットがあるかどうか冷静に考えたほうが良いのです。あくまでもシステムなんですよ、戸籍に基づく結婚制度は。

近代国家にとって家族が重んじられる理由の第一は、なんといっても徴兵制と税金の問題です。この家族の、この父が、この母が、この息子を産んでと、ちゃんと家族構成がわかってないと、徴兵制というものは成り立ちませんし、税金も取れません。

近代国家ができて、近代家族が成立しました。逆にいうと、そういう強制でもないと、家族がまとまる必要は一つもありません。

母親幻想 改訂版 かつて親子の縁は薄かった P47

こういうことをしつこく書いているせいか、リンデンバウムのお客様で結婚されている方はたいへん良い配偶者に恵まれている方が多いです。一緒に生活するパートナーとして、心地よい相手を賢く選ばれている方が多いのです。

恋だの愛だのに浮かれることなく、冷静に「この人とだったら生活して楽だな」という方を選ばれている。正しいです。結婚は生活ですから。

そして、恋愛経験があまりなく、結婚されるケースもままあります。
つまり、男と女のドロドロとしたヒリつくような情愛を味わうことなく、おだやかにホッコリ生きてきたという方が多いのです。

だから、タカハシになるのです。
タカハシは、ずーっとずーっとカヨコが好きで、カヨコ一筋で生きてきました。結婚後もカヨコを大切にし、尽くしてきました。

でも、ある日ひょんなことから恋に落ちてしまうのです。
恋に落ちた四十代のタカハシは、まるで男子中学生のようです。当たり前です、カヨコが好きで好きでたまらなくて、恋愛経験がほとんどなかったのですから。

思いつめた真面目なタカハシは、カヨコに「離婚してくれ」と切り出します。

これ、これですよ、これ。典型的パターン。
あんまり恋愛経験がないまま結婚し、そのあとに思わぬ出会いで思わぬ恋に落ちてしまって、中年になってからパーッと舞い上がっちゃって大変になる。このパターン、ウチのサロンの既婚のお客様、マジ多いんですよ!!

だからそこで私は9割方「何言ってるんじゃ!目を覚まさんかい、ドアホウ!!」と喝を入れる役割を負うことになります。こういう場合、大体「不倫はイカン!」ですからね。

ほんとうにね、ピュアっ子なんですよ。
中年になってまで、まるで思春期の中高生のようなのですよ。
これはね、良くないことなんですよ。

既婚のお客様に限らず、中年になってから「若いころに恋愛してこなかったから、今恋愛がしたい」なんていう方も、ごくごくたまにですけど、おられます。

それはね、もう中年の恋愛であって、中高生みたいなピュアピュアの甘酸っぱい恋愛なんて、無理なんですよ。もし中年になって純粋な恋愛をしたとするなら、上のタカハシのように周りに迷惑をかけるか、若い子から金むしられるかってところです。

人を好きになること自体は、それは感情の動きですからコントロールなんかききません。「あっ!」と思ったら、もう強烈に落ちてしまっているのが恋です。それは10代だろうが80代だろうが同じです。変わりません。

ですが、大人は分別つけて、そこで舞い上がらない。
それこそが人生経験を積んできて、練れた大人のふるまいというものです。

そういう色恋の相談をするお客様だって、頭では自分の愚かさ、みっともない姿をわかっているはず。だからこそ、ガイドに怒られに来るのでしょうね。頭を冷やすために。

恋をすること自体が愚かなのではないですよ。それは心の動きですから、どうしようもありません。
愚かなのは、分別ついた大人が感情に支配されて暴走してしまうことです。

若いうちに十二分に暴走して男女の機微を学んできた方は、中年になって恋に落ちたとしても「ああ、まあ、あの繰り返しだよなあ」と冷静になることができます。

香水 / 瑛人 (Official Music Video)

年齢を重ねていなくても、賢い人は分かっています。「香水」でも、また繰り返して自分は振られるということをわかっています。

そう、何度か恋愛をすると自分のパターンが見えてくるんですよね。それを理解すると、色恋事にのめりこむのもバカバカしくなってきて「ああ、またこれ、はいはい」と距離を置いて自分を突き放して客観的に眺められるようになるわけです。

でも、あまりドログロした恋愛の世界をのぞいたことのない真面目な人には、中年になってからの恋はそれはそれは強烈な体験となるでしょう。だから、タカハシのように舞い上がってしまうのです。

でもね、算命学でも言いますけれどもね、若いころには美になることが、年を取ってからは美にならないという冷徹なる現実があるのです。もちろん逆もあります。年齢を重ねた人間がやってこそ美しいこともたくさんありますよ。同じく、老いてこそ楽しいこともたくさんあります。

物は、盛んな時に必ず衰える兆を含んでおる。だから盛んになったからといって有頂天になることを教えは最も愚としておるのであります。

しかし反対に衰えるということは、やがてまた盛んになるという生の未来を含んでおるのであるから、衰えたからといって落胆するのは道を知らざる者のことである。

人間、老いるということを多く嘆くのであるが、決してそうではない。老いたら老いたで楽しみもあれば、また力もある。丙の文字はこれをよく表しておるわけであります。

干支の活学 人間学講話 p5

夏には夏の、冬には冬の過ごし方があるのです。
年齢を重ねてから色恋事に夢中になってしまうのは、正直、人として練れていないと申し上げるほかありません。それが許されるのは、未熟な若いうちだけなのです。

吉田兼好も、徒然草で以下のように言っています。

四十よそぢにもあまりぬる人の、色めきたる方、おのづから忍びてあらんは、いかがはせん、ことにうちでて、男・女の事、人のうへをも言ひたはぶるるこそ、似げなく、見苦しけれ。

徒然草 第百十三段

四十を過ぎた中年の人間が、こっそり恋愛をしているのはまあ(恋に落ちてしまうこと自体は不可抗力なので)仕方がないけれども、「私、恋、忘れてたかも」だの「出会ってくれてありがとう!感謝!!」だのSNSで匂わせたり直接的に浮かれている様子を投稿するのは、本当に見苦しく、ハッキリ言うならキモイ。

兼好の言葉を現代風に意訳するなら、こういうことです。

生理的に性欲の衰える中年になってからセックスにはまりすぎるのも、危ないです。それはセックス依存症かもしれません。薬物の力を借りてまで性行為がしたいというのは、生物として異常な姿と言えましょう。

顔出しして「セックス大好き!」なんて臆面もなく全世界発信してしまう子宮系の方々とか、大体精神病んでますよね…。状態を鑑みるに性依存症が疑われ、心配です。

25過ぎた人間が「性欲強くってしたくて仕方がない」というのは、ちょっとおかしいんです。肉体がおかしいのではなく、精神がおかしいのです。

大体そういう方は深く話を聞いていくと、希死念慮があります。つまり、精神的に病んでいるのをセックスに依存することで、ごまかしている状態なのです。

ちょうどKindleをはじめとする電子書籍でセックス依存症になりました。が読めるようになりました。
セックスに溺れてしまう、年齢を重ねても性欲が収まらない(と思っているだけで、実は体としてはセックスしたいわけじゃないのになぜか求めてしまう状態の)方はご一読ください。

良いんですよ、大人が恋愛したって。
大人だって恋に落ちることはありますよ。

ですが、大人には大人の恋の仕方があるわけであって、中高生のように舞い上がってピュアピュアな恋愛をしてしまうのは、大人としては不格好だということを知っておいてくださいよ、ということです。

後ハッピーマニアを読んで、「タカハシ、相変わらず(いい人なんだけど)格好悪いなあ……」と気づいていただければ幸いです。
大人が恋をするなら、タカハシのようなピュアさは美にならぬのです。

純粋さが美しいのは、若いからであって、大人が美しくあるには洗練された成熟こそが求められるのです。

リンデンバウムは結婚してる人でもOKなの?

この記事を読まれた方で、こう思った方もいるかもしれません。

リンデンバウムって
結婚してる人でもセッション受けていいんですか?

ええ、別に普通に10年以上ご夫婦でリンデンバウムのセッションを受けている方もいらっしゃいますよ。もちろん、子どもはいない人です。子どもがいたらNGです。

ただ、「結婚してるんですけれども、セッション受けていいんですか?」なんて質問をされる方には、こう答えます。

Nozomi
Nozomi

うーん
やめといたほうがいいんじゃないですか

これは、実は、結婚しているかしていないかが問題なのではありません。
リンデンバウムのセッションを受ける方は、ビビッと来て「このサロンしかない!」といらっしゃる方ばかりです。「このタイミングだ!セッション受けよう!」と思って来られる方ばかりなんです。

つまり、未婚か既婚かは問題ではなく、「セッション受けたほうがいいですか?どうですか?」という質問が来る時点で、ピンと来てないですよね。「どうしても受けたい!」って思ってたら、こういう質問しないですよね。迷ってらっしゃるからこそ、そういう質問が出るのですよ。

だから、そういう方にはやんわりとお断りいたします。
縁が無いです。縁が無いなら、縁が無くて良いのですよ。

Q&Aにもこう書いてある通りです。

Q.セッション(スピリチュアルカウンセリング、ヒーリング)を受けようかどうか迷っています。受けたほうがよいのでしょうか…?

差し迫った問題がないならば、納得いくまで迷ってください。

時間的に余裕がないならば、このQ&A内に回答がないか探してみてください。多分、「迷っている」というよりも「怖い」といったほうがいいかもしれませんね。

セッションを受けたいなら、怖れを乗り越えてくださいね。

Q&A | リンデンバウム~子どものいないあなたのためのスピリチュアルサロン

あの、質問される方ね、Q&Aに書いてある質問が8割方ですのでね、ぜひとも一度Q&Aをお読みになってください。私も頑張ってたくさん書きましたので、活用していただけると大変嬉しいです。

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